Festival do Japão

KENRENとは

創立

 戦後海外移住が再開され、送出した母国の肉親によって県海外移住家族会が結成され、さらにその全国組織たる『日本海外移住家族連合会』(略称=家族会)が1962年に創設された。この会の目的は「移住者激励援助」にあり、当時ブラジルには家族会との連絡活動に対応する団体がなく、1965年9月、サンパウロで開催された第1回南米日系人大会に出席した田中龍夫家族会長の斡旋で、サンパウロ総領事館を通じて要請を受けた日系コロニアは、翌66年4月、家族会との緊密な連絡を行うブラジル側の団体としてブラジル日本都道府県人会連合会(県連)を創設した。

 当初は、戦後海外から引き揚げ、ブラジルに移住した日本人の権益を擁護する団体として、また移住者の消息調査、移住者家族子弟研修生の送出、家族会南米慰問団の引き受けなど、すべて移住者の切実な問題に対処する目的で発足した。

 初代会長中尾熊喜は1967年2月、第1回笠戸丸移民9名を訪日させた。これに日本側は国をあげて歓迎し、日本政府はこの高齢者9名に勲六等端宝章を贈って多年の労をねぎらった。中尾会長は以後順次6回にわたって、計73名の初期移民をすべて私費で日本へ里帰りさせている。

 これを日本側と交渉して制度化したのは第3代会長・和田周一郎で、この交渉のため和田は73年3月、自ら訪日団を率いて訪日、田中龍夫家族会長の斡旋で田中角栄総理、福田赳夫副総理など政界首脳と会見、陳情の結果、初期移民訪日の全額補助の認可をえて1975年から2006年まで続けられた。

 

主な活動

 当初は戦後移住した海外引き揚げ者の権益擁護や初期移民の母国訪問団派遣にはじまった県連の主な活動としては、移住者家族慰問団の歓迎と斡旋、技術研修員と県費留学生の斡旋、国や県からの調査団の斡旋、在外選挙獲得運動などを行ってきたが、特に重要な活動としては次の事業が挙げられる。

  • 開拓先没者慰霊碑の建立と慰霊祭
  • サントス日本移民上陸記念碑の建立
  • 文化・スポーツ振興
    弁論大会、ゲートボールなど
  • 移民のふるさと巡り
     1988年にブラジル日本移民80周年を記念してはじめられ、第1回はノロエステ線、第2回はパウリスタ線、第3回はモジアナ線など初期移民のふるさとを巡り、1998年にはペルー国訪問。2001年には神戸港の移民乗船記念碑除幕式に参加した。各地で日系コロニアの人たちと交流、参加者との思いがけない出会いなどがあり、『ふるさと巡り』の旅は今後も継続される。
     県連は、こうした交流を通じて日系人の心の絆を深め、交流の輪を広げる場を提供することが、重要な役割と位置付けている。
  • 日本祭り(フェスティバル・ド・ジャポン)
     日本郷土食・郷土芸能祭り。
     海外最大の日系集団地ブラジルで、都道府県人会を通じて受け継がれている郷土食と郷土芸能を日系人ばかりでなく、ブラジル人に広く紹介すること、そしてこの行事に参加して途絶えがちな一世から次世代への継承および世代を超えた、共同作業による融合を目的として、1998年に『第1回日本郷土食・郷土芸能まつり』がサンパウロ市イビラプエラ公園内マルキーゼで開催された。
     この行事はブラジル日本移民90周年を記念してスタートしたが、回を重ねるごとに入場者が増え、2002年度よりサンパウロ州公認の行事となり、2005年からサンパウロ州のイベント会場であるイミグランテ・エスポジソンで開催され、海外日系社会最大のイベントとなっている。

 

ブラジル日本都道府県人会連合会
(Federação das Associações de Provincias do Japão no Brasil)
住所: Rua São Joaquim, 381 – 5º andar – salas 51/52, Liberdade – São Paulo/SP – Brasil
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