新年への誓い新たに忘年会 県連代表者会議未成年の犯罪対応に署名運動
県連(与儀昭雄会長)の十二月度代表者会議が、十八日午後四時から聖市内ビラ・マリアーナ区の栃木県人会館で行われ、各委員会報告や〇九年度事 業計画案などが発表された。会議終了後の午後七時からは毎年恒例の忘年会が開かれ、関連団体や日本祭りのスポンサー関係者など約百人が出席した。
十一月会計報告では、先月の会議で発表された第十一回日本祭りの会計報告が不十分との意見が出され、執行部では来年一月に改めて詳細内容を発表するとした。
議題では、来年の第十二回日本祭りについて、開催までの時間が少ないことから執行部が実行委員長の選出を提案。希望者がなかったことから、執行 部案としてフェスティバル委員長に与儀会長を推薦。その下部組織の実行委員会委員長に前任の加藤恵久副会長(鳥取)を推し、山田氏(滋賀)、吉村幸之氏 (佐賀)をそれぞれ委員とすることへの承認を求めた。
これに対し、各代表者からは「まず開催するのか否かの決を取る必要がある」などの意見が出され、出席会長による挙手の結果、過半数以上が賛成した。
各委員会報告では、慰霊碑委員会に続き、国際交流委員会の矢野敬崇委員長(大分)が、今年の移民百周年以降は各県人会と母県との交流が薄れてい くことを懸念。「県連の国際交流の使命と事業計画」案を発表し、今後は「日系人を含むブラジル人の国際化を図り、日本の地方の国際化に協力すること」が大 きな目的であることを強調した。
定款委員会(園田昭憲委員長)は、今月初旬に現在の定款内容をすべて調べたとし、来年早々に委員会での確認作業を行った上で執行部に提出するという。改訂は、その後の臨時総会で行われる見込み。
〇九年度事業計画案では、主体事業の草案が配布され、九月下旬にウルグアイで開催される第十五回パンアメリカン大会や青少年交流などに力を注いでいく考えが示された。
その他では、十二月三十一日のリベルダーデ広場での餅つきへの参加や、旧神戸移民収容所改築への資金協力が呼びかけられた。
また、サンタカタリーナ州水害への義捐金について、青森県人会の玉城道子会長が報告。県人会をはじめ、ジアデーマ文協や詩吟関係者などからの寄付合計が約七千レアルあったとし、関係者への感謝を示すとともに更なる協力を呼びかけた。
会議の終了間際、羽藤ジョージ市議代理の宮原ジョルジ氏が、聖市ビラ・プルデンテ区などで頻発している未成年(十二歳から十六歳)による日系人 強盗傷害事件について説明。被害者が指を切られたり、口に刃物を突っ込まれるなど兇悪なやり方を無視できないとし、羽藤市議を通じて連邦政府宛てに未成年 犯罪も大人と同様の犯罪として認めてもらうよう、百万人分の署名を行うとして協力を求めた。詳細については宮原氏(電話11・9611・7536)まで。
午後七時半から行われた忘年会では、与儀会長が六月の記念式典など今年の移民百周年を振り返り、関係者への感謝を示すとともに「各県人会が団結して、〇九年も突き進んでいきたい」と抱負を述べた。
