同郷の絆、いまも ~県連・県人会 百年を経て、世代交代が進むコロニアだが、お国言葉で同郷出身者が親睦を深める県人会にとっても忙しい一年となった。世界最大の日系フェスティバルである県連主催の「日本祭り」は百周年をテーマに二十万人(主催者発表)を集めた。三千会員家族を擁する沖縄県人会は、八月に独自に百周年祭典を開催、世界のウチナーンチュ会議なども併催され、世界中から千五百人が祝福に駆けつけた。三十近くの県から、知事、議長クラスが来伯、本写真集では、全四十七都道府県人会の活動を紹介している。
Dia: 6 de janeiro de 2009
県人会の式典は十八に上った。 中でも沖縄県人移民百周年祭典は五日間に渡り、母県・世界中から千五百人の慶祝団が訪れる賑わいだった。 ほかにも熊本の県系人世界大会や、岩手の杉村濬第三代駐伯公使の墓碑改修など、各県人会で特色ある行事が行われた。
長らく停滞気味だった県連のホームページ(www.kenren.org.br)が新しくなった。日ポ両語で、県人会情報や関連ニュースなどを掲載。 現時点では日本語中心だが、フェスティバルなどのイベント情報に加え、それぞれの県人会が情報を載せ、さらにポ語ページが充実してくれば広報効果は大きい だろう。 ◎ ホームページは新装したが、一方、県連代表者会議では加盟県人会中十五県人会が自前のメールアドレスを持っていないことも発表された。役員がファックス送付にかかる費用が大きいことを挙げ、「メールなら通信費も節約できる」と協力を呼びかけ。新たに覚えるのはたいへんかもしれないが、県連でも講座を開くなどしてみては。
十八日に開かれた県連代表者会議で、羽藤ジョージ聖市議補佐の宮原ジョルジ氏が日系高齢者狙いの強盗事件について説明し、連邦議会に少年法改正を求める署名運動への協力を呼びかけた。 一連の事件は今年八、九月を中心に、ビラ・プルデンテ、カンブシ、イピランガ、ジャグアレなど聖市各地で頻発したもの。金品を奪うだけでなく、肉体的被害を負わせるのも特長だ。 犯行グループに十六歳以下の少年も加わっているため、現状では逮捕されてもすぐ解放されてしまう。この署名運動は連邦政府に対して十四歳以上から大人として扱うよう法改正を求めるもの。 「日系人、東洋人を狙う専門のギャングがいる」と話す宮原氏は、今後経済危機で帰国したデカセギが標的になる可能性、不景気による治安悪化の可能性などを挙げて注意を促すとともに、署名への協力を呼びかけた。出席者からは大きな賛同の拍手が上がった。 署名用紙は県連、各県人会の代表者に配布されている。
和歌山県人会(木原好規会長)は二OO九年二月一日午前九時半(第一次招集)から、同県人会会館(聖市アクリマソン区テネンテ・オータビオ・ゴーメス街八八番)で定期総会を行う。 議題は役員改選などがある。 総会終了後、新年祝賀会(会費=一人十五レアル)を催す。
