06/03/2026

Dia: 20 de fevereiro de 2009

ニッケイ新聞 2009年2月20日付け 地域直送の有機野菜、ADESC(農協婦人部連合会=内海千代美会長)手作りの加工食品、屋上で食べる郷土料理でお馴染みの、ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)主催「青葉祭り」が、昨年十二月で二周年を迎え、ファンのニーズに応えようと新しい挑戦を始めた。今月、NGO(非政府団体)「青葉健康生活協会」(代表=中沢宏一宮城県人会長)を設立し、従来の第三土、日曜日に加えて、第一土曜日に「青葉福祉祭り」を開催。新鮮な野菜や手作り加工食品がより身近になった。 今月七日、第一回目となる「青葉福祉祭り」を同県人会館で開催。NGOとしての活動がスタートした。会員は、青葉祭りを支えてきた宮城県人会員やADESCなどが中心。「もっと開いて欲しいという声に応えたかった」と中沢会長。青葉祭りを通じて、健康的な生活を支えるための組織作りの必要性を実感。「会員のための活動」という県人会会則からは外れるため、NGO設立へと踏み切った。中沢会長は、「小さな活動ですが」と前置きした上で、「有機栽培などをしている生産者の活動を援助し、消費者が安心して購入できる場を作りたい」と説明。口調からは決意とやる気が伝わってくる。第一回目の七日は、地下駐車場で野菜や加工食品販売、屋上テラスで婦人部が手作りカレーを振る舞った。よく晴れて気温が上がったため、カレーの売れ行きはまあまあだったというが、「皆さんに知ってもらって、これから少しずつペースをあげていきたい」と婦人部の皆さん。来月からはサンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)が屋上テラスで食事を提供する予定。福祉センター建設のための募金活動も同時に行う。同NGOは運営責任団体として、健康的な環境作りのために、様々な場を提供してゆく考えだ。昨年十一月には、NGO設立のための視察も兼ねて、青葉祭りやADESCのメンバー二十人余りで一泊二日の「農業視察旅行」を実施した。カッポン・ボニートでADESC支部や、カッポン・ボニート農業組合(CACB)と交流。ADESC支部の女性たちが開催する月に一度の「フェイラ・ダ・ルーア」と呼ばれる夜のフェイラにも参加して、各地の工夫を学んだ。また同旅行では、青葉祭りで新鮮な有機野菜を販売している宮田農場を訪問。宮田隆行さんが「直売とコスト減が鍵」と話す独自の有機栽培方法を教えてもらうなど、貴重な交流をした。ヴァルジェン・グランデでも、ADESCの活動の中心として活躍している同支部の皆さんと交流、またカウカイアの杓田蘭農園を視察した。各地で横の関係を深めると同時に、「日系農家のいかに根を張った繋がりがあるかを再確認した」(中沢会長)という。同NGOは今後の活動として、第一土曜日に福祉祭りを実施するほか、このような旅行や講習会を計画する予定だ。▼   ▼次回青葉祭りは、二十一、二十二日午前七時から午後五時まで。会場はリベルダーデ区の同会館(Rua Fagundes,152)。恒例のさんま定食、イカポッポ焼き、はらこ飯、ずんだ餅、冷やし中華、牛タン入り餃子などメニューが豊富。また、土曜日に売切れがちの有機野菜だが、日曜にも入荷予定。
ニッケイ新聞 2009年2月20日付け ブラジル大分県人会(矢野敬崇会長)は〇九年度定期総会を十五日午前十時から、宮城県人会館で開いた。昨年八月に亡くなった牧政治県人会顧問を始め、先没者に一分間の冥福を捧げ、矢野会長の司会のもと、議事が進行された。昨年度の事業報告では、九州ブロックでの活動のほか、百周年や周年行事を行った他県人会への参加などが報告された。〇八年度会計報告で収入六万八千九十二レアルに対し、支出六万二千四百八十九レが承認された。五千六百三レが来年に繰り越された。来年度の事業計画では、愛知、和歌山、滋賀各県人会と合同で行う「屋台祭り」(四月)、「日本祭り」(七月)、ピクニック(九月)などを行うことが確認された。来年の予算案は六万五千六百十四レアル。広瀬勝貞県知事から、喜寿・米寿を迎えた県人へ表彰状、記念品が贈られた。続いて行われた新年会では、昨年研修で母県を訪れた与座スザナ、四条アルヴァロ、栗原フェルナンドさんらが報告を行った。与座さんの父オタヴィオさんは、県人会関係者らに感謝の言葉を述べ、「娘が一回り成長したと思う」と挨拶した。矢野会長は、現在県で移住家族会に代わる国際交流協会が立ち上げられていることを報告、「若い世代を活動に呼び込み、研修制度を継続できれば」と母県との繋がりを強調した。表彰された高齢者は以下の通り。喜寿=柿坂公正、福本真澄、福本美智子、梶原正子、米寿=原本久之、利光国忠、山元平冶、工藤嘉平、三宅喜代江、郷トメ子、石見ツネコ、岩尾淑子。