06/03/2026

Dia: 4 de março de 2009

県連ふるさと巡りに、聖州クリスタイス・パウリスタ市から参加した近藤満州美さん(ますみ、76、福岡)、幸子(75、二世)夫妻と話していて、息子の近藤英理男(エリオ)さんが昨年十月の統一地方選で、市長に二期目当選を果たしたことを聞いた。 選挙の苦労話の後、話題は自然と世界不況と帰伯デカセギ問題になった。 息子の一人を市長にしたが、同時に他の二人の息子はデカセギに行ったという。近藤さんは、「ここに根を下ろして、ここで苦労した方が良いと思う。ブラジルのためになることをやってほしい」としみじみと語っていた。
ニッケイ新聞 2009年3月4日付け 静岡県人会に起きたことは、他のどの会にあってもおかしくない。皆で真剣に考える必要がないだろうか。どこでも会館をほかの団体に賃貸しし、それを県人会書道部、ダンス部、カラオケ部、太鼓部などと称して、総会で事業報告し、県庁にも県人会の活動として上げている。大半の県人会で見られる行為だ。静岡で問題視されたカラオケ部は、立地の良さもあってかなり活発に活動しており、それにともない、お金も動いていると見られる。「県人会名を冠しているにも関わらず会計報告が行われていない」ことがやり玉に挙げられた。後藤宗治顧問は、「カラオケ部とはいうが、実際に県人会が運営している訳じゃないし、参加者のほとんどは県人と関係がない。正確には場所を貸しているだけ。いわば県人会に協力してもらっている形だけに、会計報告してくれとは言いづらい」と心情を吐露する。つまり会にとって「カラオケ部」は傘下組織ではなく、場所を借りてくれる「お客さん」なので、会計報告して「財布の中身を見せてくれ」とは言いづらい。杉本会長も、カラオケ部の会計報告を求めるとは言わない。そこから謝礼を受け取っている教師がおり、その金額を一般に知られたくないから反対しているようだ。鈴木幸男渉外理事も「どこにも毎月会計報告するようなきっちりしたカラオケ部はない。あくまでも参加者の楽しみでやっている。公表すべきといわれても煙たがられるだけ」という。県人会は公の活動だが、カラオケの場合は謝礼があるだけに、微妙に「商売」のニュアンスがあり、そこが今回問題にされた。川崎氏から問題にされたカラオケ代表の石切山加代子副会長に聞くと、「お金は全て県人会に渡っている」というが、会計報告をしない理由は明らかにしない。カラオケ教師の本田容子理事も「あの人たちはカラオケを問題にして、私たち二世を追い出そうとしている」と被害妄想を抱く。カラオケ部といえど、県人会の名を冠するからには公明正大に会計報告し謝礼も公開して、みなが納得ずくで楽しむことはできないだろうか。金銭的な部分に邪推の余地があれば、再び問題にされることは間違いない。本来、賃貸してくれる外部団体とは、「持ちつ持たれつ」の共生関係が理想だろう。頼りすぎると〃癒着〃と呼ばれ、バランスを欠く。ところが、立地の良い会館を持つところほど、経営を賃貸に依存する傾向が強くなる。それに伴って、内部で行われるべき「県人会活動」を外部が肩代わりしてやっている体裁ができてしまい、県人会内部で活発化させるべき青年部や婦人会の活動が徐々に衰えていく傾向すらみられる。事実、静岡にも久しく青年部活動はない。「県人会の目的はなにか」という原点に立ち返った時、賃貸が活動の主軸なのか。賃貸はあくまで収入を得るための手段であって、目的ではない。賃貸で経営を安定させ、その資金を持って、青年の育成、会員同士の親睦、母県の伝統・文化の普及を図ることにこそ、軸足を置かなければいけない。県人会活動の原点を見つめなおす、良い機会だ。 (深)
ニッケイ新聞 2009年3月4日付け ブラジル静岡県人会(杉本教雄会長)は二月二十八日午前、聖市の同会館で定期総会を行った。同会としては前代未聞、対抗会長候補が立候補主旨を書いた書面を総会で配るなど異例の展開になった。ただし、事前に理事会がシャッパを完全に組まないと立候補を受付けない選挙規約を作ったため、不発に終わった。しかも議長を務めた杉本会長は強権を発動して「あなたには発言権もない」と決めつけ、物別れのまま後味の悪い総会となった。 総会前に、会長候補に名乗りをあげたのは川崎年男さん(68、菊川市)。紙三枚に自己紹介、選挙公約、理事として行った仕事や現体制の問題点などを書き連ね、日ポ両語を作って総会参加者に配った。松浦アントニオさん、石井久順さんら現職理事も対抗グループに回り、真っ二つに分かれた点でも異色の展開となった。配布文書に書かれた問題点の一つが、次のような県人会カラオケ部への批判だった。「今まで会計報告もされず、収入も県人会に入金されていませんでした。年一回五~六千レアルを〃寄付金〃として払っているが、これは通常の家賃の半額」という。県人会の名前でやる以上、会計も会の管理下になければいけない、そうでなければ個人名でやるべきと主張する。さらに「役員会で決まった毎月の会計報告はされず、入金もありません。実行してください」と追求する。その他、IPTU(土地家屋税)を七年間滞納になっている件などを問題視した。総会は午前十時半から始まった。議長を務めた杉本会長は、〇八年事業報告を一行も朗読せず、矢継ぎ早に会計報告に進み、拍手で承認させた。総収入は十九万八千百二十一レアル、総支出は十五万三千七百八十六レアル、繰越金は四万四千三百三十五レアル。〇九年度予算は十七万レアルで、うち五十周年記念誌に三万五千レアルが計上された。カラオケ部の寄付が七千レアルなのに対し、川崎氏は「昨年は、大会利益や今までの余剰金など計三万三千レアルがカラオケ部から入金された。今年ももっと計上していいのでは」と質問した。これに対し、山本茂理事は「昨年のカラオケ大会は二日間、今年は不景気で一日の予定で少な目に見積もっている。すでに二十年たった静岡のカラオケ部は有名、やましいことは何もない。ただ、今年から会計はガラス張りにして欲しい」と意見を述べ、予算案はそのまま承認された。問題の役員選出では、杉本会長が自らのシャッパを紹介。川崎候補にいっさいの発言を認めず、「議題として認めない。発言を許さない」と突っぱね、マイクを渡さなかった。その間、川崎氏は大声で「杉本会長は評議員長も兼任し、違法な状態になっている」などと語りつづけ、総会は混乱した状態になった。参加者から「対抗シャッパはあるの」との質問が飛ぶと、杉本会長は「総会前に確認したが他にシャッパはない」とし、「賛成者は着席承認」と呼びかけ、あっという間に自らのシャッパを信任させた。というのも会長候補が出そうだとの噂を聞いた理事会では、二月二十一日に急きょ選挙規約をつくり、完全なシャッパでないと受理しないという内規を決めた。そのためシャッパ全員を集めなかった川崎さん出馬は結果的に不発に終わった。最後に八十八歳高齢者表彰が行われ、細川明さん、久野花江さん両名が表彰され、足早に総会は閉幕した。約五十人参加した会員の一人、斎藤三代さん(78、由比)は「カラオケの件は、そんな問題にすることではない。お手伝いいただいてるんだから、それなりの金額を納めてもらえば、それで結構」との意見。溝江孝子さん(74、掛川)は「今までにこんなことなかった。実に不愉快」とのべた。一方、福家和紀さん(81)は呆れたように「どっちにもつかん。なんとも言わんですよ」と手短に感想をのべたのみだった。
ニッケイ新聞 2009年3月3日付け ブラジル鹿児島県人会は先月開催した定期総会で役員改選を行った。新役員は以下の通り。任期二年。【会長】園田昭憲【副会長】第一=山下譲二、第二=楮畑孝男、第三=松村滋樹【書記】谷口雅治【会計】第一=野口マルシオ、第二=中原田ルイス【顧問】安田ファビオ、救仁郷靖憲、小林セルジオ、田之上セルソ、奥村正行【相談役】池上忍(名誉会長)、小森広、岡元要一、友広三、肥後英樹、徳留清、田畑稔、天達市雄【参与】井料堅治