友達を沢山つくって勉強しよう 若者同士の交流大切に
福岡09年度県費留学生歓迎会
【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】今月初めに日本へ到着した平成二十一年度県費留学生の歓迎会が十九日、福岡県篠栗町に在住する福岡地区留守家族会の関吉夫さん宅で開かれた。
同家族会(山口博文会長)主催によるもので、この日はブラジルに興味がある若者ら約八十人が参加し、留学生との交流を深め合った。
今年の留学生は、例年より二人少ない八人。うち、稲田明、南千秋、砥綿アンナ、平田直美、永島まり子、秋岡ルミさんの五人がブラジルから留学している。
雲ひとつない青空の下、関さん宅の庭で山口会長があいさつ。「留学生は、世界で役立つ人になるように、しっかりと頑張ってほしい」と期待を寄せた。
つづいて同家族会の萩尾満元さんが「ビバ、サウーデ、万歳」と、コロニア式に乾杯音頭を取り、シュラスコ・パーティーへと移った。
シュラスコは、福岡市内でブラジル料理店を営む山口輝義さんが用意したもので、日本の焼肉よりもボリュームがある分厚い牛肉に、日本の若者たちは目を丸めた。
また、歓迎会では地元のサンバ愛好者たちによる演奏で盛り上がり、留学生たちは楽しそうに母国の歌を歌い、サンバのステップを踏んだ。
留学生の南さん(二四、四世)は、ブラジル福岡県人会会長の次女で、九州産業大学農学部に通う。
「日本人の友だちをたくさん作って、日本語がもっと話せるようになりたい」と抱負を語った。 パラー州トメアスー移住地生まれの稲田さん(二四、三世)は、九州大学水産学部に所属。日本は初めてで、「先々週、本物の桜の花を見て感動した。日本の自然は本当に美しい」と喜んでいた。
同家族会では、毎年留学生たちの歓迎会を行なっているが、関さんの話では「家族会以外の若者たちが集まったのは、今年がはじめて」だという。
参加した若者に感想を聞いた。
〇四年にブラジルを観光したことがある松本正紀さん(二八)は、「留学生はラテン的なノリがあって明るい人たちですね。このような交流の場を大切にしたい」と話していた。
