06/03/2026

Dia: 7 de maio de 2009

ニッケイ新聞 2009年5月6日付け 在伯埼玉県人会(飯島秀昭会長)は四月二十五日午前十一時半頃から聖州アルジャー市にある飯島会長の別荘で親睦会を開催した。リベルダーデ広場からバスが運行され、会員ら約五十人が参加した。同会では五日の定期総会で飯島さんが新会長に就任。会員の交流を深めることを目的に開かれた親睦会ではシュラスコを楽しみ、会長自らエプロン姿で料理をふるまう姿も。昼食後に会合が開かれ、冒頭、七十二歳で亡くなった田口七良さんへの一分間の黙祷・遺族の紹介、会に尽力した人への花束贈呈などが行われた。飯島会長は挨拶の中で「自分のミッションは何か、伯国にいて何ができるかを追求し活動する。ジャポネース・ガランチードを維持したい」と力強く宣言し、「みなの協力がなければ何も出来ない。共に光る埼玉県人会にしていこう」と会員たちに呼びかけた。新事務所の活用や今後の集まりも呼びかけ、会員同士の交流を通して会の結束を高めたいとする意向を表わした。その後はビンゴ大会も行なわれ、参加者一同で団欒の時を持った。埼玉県の旗を掲げての記念撮影を行い、親睦会は午後五時半閉会した。
ニッケイ新聞 2009年5月6日付け エイサー太鼓団体「琉球國祭り太鼓」(浦崎直秀代表)は四月三十日、サンパウロ日伯援護協会が建設中の福祉センターと福祉協会「希望の家」に、四月五日に聖市アニェンビー国際会議場で開催した十周年記念公演「島に戻(むどぅ)てい」のスポンサー金の残りから、それぞれ四千レアルを寄付した。援協本部で行われた贈呈式には、浦崎代表、上原テーリオ公演実行委員長、上原武夫相談役が訪れ、浦崎代表から森口イナシオ援協会長、尾西貞夫副会長、上村ジャイロ希望の家理事長に手渡された。浦崎代表は、「皆さんのおかげで最高の公演になりました。温かい支援があるから私たちもこうして寄付ができます」と関係者に感謝を示して、「少ない額ですが本当に頑張ってくださいね」と二団体へ激励の言葉を贈った。祭り太鼓の一行は同日、ブラジル沖縄県人会へも二千レアルを寄付。また、公演当日に観客から寄せられた保存できる食料一・五トンを希望の家に寄付している。
ニッケイ新聞 2009年5月6日付け サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)とブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)主催による講演会「老人性認知症の基礎知識」が、二日午後二時半から宮城県人会館で行なわれた。講師を務めたのは、東北大学大学院教授の目黒謙一氏(医学博士、宮城県出身)。約百五十人の参加で会場は満席となり、関心の高さをうかがわせた。 講演はポ語の逐次通訳がつけられ、スライドも日語・ポ語の両方で用意された。目黒氏は東北大大学院の医学系研究科高齢者高次脳医学教授で、脳血管性認知症研究の第一人者。十二年前に来伯し宮城県人を対象に診察調査を行っている。認知症には大きく分けてアルツハイマー病、血管性認知病、レビー小体病の三種類があり、アルツハイマー病がその大部分を占める。講演の中ではその各病気の症状・治療法を事例を交えながら詳しく説明した。目黒教授は認知症の発症は生活習慣とは関係がないとし、日本では「仕事人間はボケる」、伯国では「ダンスをしないとボケる」などと言われるが、誤った認識であると指摘した。講演ではまた、同教授が一九九七年の来伯時に行った宮城県人の診察調査をもとにしたブラジル移民の医療協力調査についても報告された。同調査は、伯国の宮城県出身者と宮城県田尻町住民を対象に行われた大規模な比較調査。報告によれば、糖尿病有病率は移民が日本在住者の三倍高く、認知症有病率はほぼ同率。また、移民の高齢者は日本在住者に比べ身体機能が高いと報告され、会場もその結果に納得した様子を見せていた。講演後の質問で大半を占めたのは、認知症への予防策はないのかというものだった。しかし、残念ながら現在の医療研究では、認知症は原因不明で細胞が自爆・融解していく病気であると考えられ、具体的な予防策は示されていないという。来場者からは予防策が分からないと心細いという声もあったが、教授は「認知症はまず一緒に住む家族が発見しなければならない」、そして「医療機関できちんとした診断を下してもらい、適切な治療を行う必要がある」と呼びかけた。講演会の最後には、教授から援協と宮城県人会へ寄付が贈られたほか、援協と宮城県人会から来場者に向け約百人分の講演会参加証明書が発行された。教授は、今回の来伯中に宮城県人の追跡調査を行う。調査結果はニッケイ新聞で掲載予定。