愛知、和歌山、大分、滋賀の四県人会は四月二十六日、愛知県人会会館で『第十回屋台まつり』を行なった。会場には約五百人が訪れ、各県の郷土料理を味わったり、親睦を深めたりして、大いに盛り上がった。
入口近くには手芸品等の販売ブースが広がり、映画の上映会場では、『寅さん』や『ドラえもん』が放映された。ステージではNHKの歌謡ショーがスクリーンに映し出され、ホールは各県の屋台で賑わった。
「牛、鳥どちら」と名物の味噌串かつを目指す客に威勢のいい声を投げかけているのは愛知県(豊田瑠美会長)。笑顔満点のサービスに客の表情も自然とほころんだ。グアルーリョスから来たという同県出身者は、故郷の味を思い出すと、昔話に花を咲かせていた。
約二百五十枚の関西風お好み焼きを売り捌いた和歌山県(木原好規会長)は、鰹節が不足する事態にも怯まず、「まだまだこんなものじゃない。日本祭は作り手だけで三十五人もいるから」と安定感抜群のチームワークを発揮していた。
ベテランと言えば大分県(矢野敬崇会長)。「ダンゴ汁を食べに来た。いつもトリ飯が楽しみ」という常連客もいて、トリ飯だけでも約百食を売り上げた。
ハンバーグカレーに初挑戦した滋賀県(山田康夫会長)は、「次回はもっと味を追求する」と人気上々だったカレーの定番化に意欲を示していた。
各屋台とも満員御礼で、午後は売り切れが続出するほど。さらに舞台上ではカラオケが行なわれるなど、会場の熱気は冷めることなく、来場者の笑顔も絶えることがなかった。
豊田会長は、「天候に恵まれて、何より他県からの来場者がたくさんいたことが新しい交流の場になり良かった」と挨拶し、締めくくった。
なお、次回の屋台まつりは十一月十五日に行なわれる。
