聖市リベルダーデ区の宮城県人会(中沢宏一会長)で毎月開かれている青葉祭りの一環として、ADESC(農協婦人部連合会、内海千代美会長)による初めての児童絵画教室が、十六日午前と午後の二回にわたって同県人会館で開かれ、サンパウロ近郊から集まった六歳から十七歳までの幼少年らが一同に集まった。
午前の部は午前九時から始まり、サンパウロ市内をはじめ、遠方はピラール・ド・スールなどから十二の日本語学校生徒ら約百人が参加した。
開会式では、はじめに中沢会長が主催者の挨拶を行ない、ADESCが毎年「家の光」児童画展に協力していることに触れ、七月十二日の「七夕祭り絵画教室」への参加も呼びかけた。
ADESCの内海会長は「自分の思う気持ちを存分に絵に出してもらい、一人でも多くのお友達をつくってください」と激励。参加した子供たちは年齢別に席に座り、指導者の五木田綾子氏が少しずつ描いていく見本の絵を見ながら真剣な表情で取り組み、絵画教室の一日を楽しんだ。
イタペセリカ日本語学校に通っているペレイラ・ミチエさん(一一)は、「絵画は学校でも時々やっています。今日はとても面白い」と笑顔を見せる。
絵画教室に参加するために生徒たちとともに早朝五時半に地元を出てきたというピラール・ド・スール日本語学校教師の岡田エリーナさん。「今日は他にも行事があって、本当はもっとたくさんここに来たいという生徒もいました」と話しながらも、午前中の部の出席者の中で一校からの参加生徒数が二十四人と最も多く、同絵画教室への関心の高さをうかがわせた。
内海会長は初めての児童絵画教室開催について「これまでの『家の光』へのお礼も兼ねて、去年からやりたいと思っていました。宮城県人会さんの協力で実現できたことに感謝したいです」と述べ、今後も様々な活動を行なっていく考えを示していた。
