山口県人会(平中信行会長)は、母県の山口ロータリークラブから寄せられた現金十万円分のブラジル米千二百キロを、希望の家(上村ジャイロ理事長)に寄付した。関係者出席のもと、六月二十三日に同県人会会館で寄贈式が行なわれた。 平中会長は、「母県団体の好意を伯国の福祉団体に届けることができ、喜ばしい」と満面の笑みで目録を贈呈した。 米食百二十日分の寄付に、大野孔三副理事長は、「本当にありがたい」と謝意を伝えた。 山口ロータリークラブは山口県人会を仲介とし、国際交流予算の十万円で、十年にわたって伯国への寄付を続けている。 写真:ブラジル米千二百キロを前に関係者の皆さん
Dia: 4 de julho de 2009
【福井市発】福井県伯国会(片岡重信会長)はこのほど一時帰国して福井に里帰りしたサンミゲール・アルカジョのコロニア・ピニャール在住の福井村村長さんと言われる西川修治さんを招いて歓迎会を開いた。 伯国会は一九八五年から九〇年の五年間にわたり、県下の農業組合で営業指導をしていた若き指導員を国際的な視野での農業振興に寄与してもらうために、栗田幸雄福井県知事(当時)が故・多田清志農協五連会長(同)、故・武田静県中央会専務(同)らの熱意でブラジル派遣制度の実施されたもの。 延べ十九人の青年指導員が全拓連、県拓連の配慮で農業体験やホームステイを通じて一か月から二か月間、ブラジルで大規模農業の研修や農業青年との交流を行った。西村村長には特に世話になったもの。 研修生は第一回生の小寺惣吉さんはJA花咲ふくい営農部長、安井さんは、JA福井市営農販売部などJAの要職に就任しているほか、片岡会長(第一回生)はJA退職後、上田五平商店営業部長、第二回生の木村茂さんは南越前市議で活躍している。 いずれも地元福井県で農業振興のため活躍している人材となっており、「これもブラジルでの貴重な体験がいま開花している」と関係者や県日伯友好協会(前田康博会長)は喜んでいる。 歓迎会では西川村長を囲んで、当時の研修会の思い出や、苦労話に花を咲かせ、また昨年の移民百周年記念に出席した慶祝使節団団員の話も出て、賑やかな宴となった。 研修生OBたちは近い将来、夫婦で訪伯を果たし研修先などを尋ねたいと約束、ブラジルでの再会を誓っていた。
島袋秀子さんを尋ねています ―沖縄県那覇市― 重要文化財保存で権利者の消息を 沖縄県那覇市壷屋にある日本国指定の重要文化財で、今年三月に崩壊した登り窯「東ヌ釜(アガリヌカマ)」が敷地内にある陶工住宅「新垣家住宅」。その保存・修理を目的にこのほど、西原篤一・沖縄ブラジル協会長を通じて沖縄県人会(与儀昭雄会長)に、同住宅所有権利者の一人で伯国内在住者の捜索依頼が行なわれた。その結果、同県人会では権利者である島袋秀子さん(五八)がパラナ州クリチーバに在住していることを探し出し、母県側に報告。本人の承諾を得て、九月頃を目処に重要文化財の修復作業が行なわれる予定だ。 琉球新報によると「新垣家住宅」は、千二十九平米の敷地内に登り窯、木造赤瓦ぶき母屋や工房などが残されており、那覇市「壷屋陶業」の歴史を伝える貴重なものだという。 しかし、近年は老朽化が激しく、五月下旬には日本政府と沖縄県、那覇市の三者が保存・修復に乗り出すことを決定。沖縄県内の建物所有権利者の合意を取りつけた。 住宅の登記簿上の所有者は故・新垣オトさんとなっており、権利者の一人でオトさんの孫に当る秀子さんがブラジルに在住していることが判明した。 那覇市教育委員会文化財課では、沖縄ブラジル協会長の西原氏を通じて、六月初旬に伯側の沖縄県人会に連絡。秀子さんの消息確認を依頼していた。 県人会では、会員などを通じて秀子さんを探した結果、クリチーバに在住していることが判明。現在、秀子さんはブラジル人と結婚しているという。 沖縄県人会では、「母県からは遺産相続などでいろいろな人探しの依頼があるが、今回は重要文化財に関わることでもあり、特に力を入れて、あちらこちらを探した」と話している。 日本政府は、今回特別に所有者の経済負担を求めず、総事業費約四億三千万円のうち、文化庁が八五%の補助を拠出し、残りを沖縄県と那覇市が折半するという。
ニッケイ新聞 2009年7月4日付け ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、与儀昭雄会長)と日本語版ブラジル日本移民百年史編纂委員会(森幸一委員長)は、百周年記念事業の一環として、ブラジルの日本人移民の歴史と実態を調べている。現在、約四百ある各地の文化協会の実態調査を行っており、今回は在伯都道府県人会の組織実態や活動内容について、「在伯都道府県人会実態調査票」を用いて調査を行う。調査票には創立年や母県からの経済補助の有無、年間予算、総会の開催頻度など四十八項目が書かれている。調査票は六月二十五日の県連代表者会議で各県人会に配られた。今月二十日までに県連事務所(文協ビル三階)へ提出すること。問い合わせは同委員会(電話=11・3277・4891または3209・3875、担当=鈴木奈緒)まで。
ニッケイ新聞 2009年7月4日付け 「第三十一回サンパウロリベルダーデ仙台七夕祭り」(池崎博文委員長、中沢宏一実行委員長)が十一、十二両日、リベルダーデ広場で開催される。今年はブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)とACAL(リベルダーデ文化福祉協会、池崎博文会長)が共催し、約七十本の七夕飾りが街路を彩る。広場舞台でのショーに加え、今年も大阪橋の上まで約四十店の屋台が出店する。十一日午後二時から鳥居前、日本庭園で開会式が行なわれる。中沢実行委員長、鈴木運蔵実行委員(宮城副会長)、ACALの福井ニルトン実行委員、京野吉男、遠藤マリオさんが二日、案内に来社した。屋台では県人会がやきそば、餃子、饅頭など、ACALがハッピや折り紙、手巻き、天ぷらなどを販売する。願い事を書く短冊は一枚二レアルで、ガルボン・ブエノ街の屋台、宮城県人会で販売する。広場では十一日午後三時から九時、十二日午前十一時から午後六時半まで、七夕音頭や阿波踊り、沖縄太鼓、空手演武、歌など様々な出し物が披露される。十二日午後二時五十五分から日本のJポップ歌手、五時半から平田ジョーさんが出演するほか、午後六時から短冊の一部を焚き上げるセレモニーが行なわれる。中沢実行委員長らは「当日、良い天気になるよう願っております。ぜひ、みなさんお越しください」と来場を呼びかけた。詳細は同県人会(11・3209・3265)またはACAL(3208・5090)まで。
ニッケイ新聞 2009年7月4日付け 在伯群馬県人文化協会(内山住勝会長)は、五日午後七時から静岡県人会館(ヴェルゲイロ街193)で「第四回群馬カラオケ大会」を催す。新人部門、童謡部門など約二十のカテゴリーに分かれ、子供を含む約三百人が出場する予定。賞品も用意される。毎年、夜遅くまで賑やかに繰り広げられるそう。「ぜひ応援に来てください」と同会で来場を呼びかけている。問い合わせは同会(電話=11・3341・8085)まで。
