【福井市発】福井県伯国会(片岡重信会長)はこのほど一時帰国して福井に里帰りしたサンミゲール・アルカジョのコロニア・ピニャール在住の福井村村長さんと言われる西川修治さんを招いて歓迎会を開いた。
伯国会は一九八五年から九〇年の五年間にわたり、県下の農業組合で営業指導をしていた若き指導員を国際的な視野での農業振興に寄与してもらうために、栗田幸雄福井県知事(当時)が故・多田清志農協五連会長(同)、故・武田静県中央会専務(同)らの熱意でブラジル派遣制度の実施されたもの。
延べ十九人の青年指導員が全拓連、県拓連の配慮で農業体験やホームステイを通じて一か月から二か月間、ブラジルで大規模農業の研修や農業青年との交流を行った。西村村長には特に世話になったもの。
研修生は第一回生の小寺惣吉さんはJA花咲ふくい営農部長、安井さんは、JA福井市営農販売部などJAの要職に就任しているほか、片岡会長(第一回生)はJA退職後、上田五平商店営業部長、第二回生の木村茂さんは南越前市議で活躍している。
いずれも地元福井県で農業振興のため活躍している人材となっており、「これもブラジルでの貴重な体験がいま開花している」と関係者や県日伯友好協会(前田康博会長)は喜んでいる。
歓迎会では西川村長を囲んで、当時の研修会の思い出や、苦労話に花を咲かせ、また昨年の移民百周年記念に出席した慶祝使節団団員の話も出て、賑やかな宴となった。
研修生OBたちは近い将来、夫婦で訪伯を果たし研修先などを尋ねたいと約束、ブラジルでの再会を誓っていた。
