フェスティバル・ド・ジャポン32万レアルの黒字 県連代表者会議中間報告
出展県人会のブース代返却へ
ブラジル日本都道府県人会連合会(与儀昭雄会長)の八月度代表者会議が、二十七日午後四時から聖市リベルダーデ区文協ビル一階会議室で行なわれ、七月下旬に開催された第十二回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)の中間会計報告で約三十二万レアルの黒字となることが発表された。予想以上の黒字となったことで、執行部では食ブース参加県人会に対して出店料の千レアルずつを返却する考えも示しており、会計決算が終了する予定の十月頃に各県人会に還元されることで承認を得た。
支出削減が効奏 来年も同祭の開催を承認
県連が発表した二十六日現在の第十二回日本祭りの会計バランスシート(貸借対照表)によると、総収入は百五十三万千五百四十一・九三レアル、総支出は百二十一万九百・二三レアルで、三十二万六百四十一・七〇レアルの黒字となっている。
総収入のうち、九十九万八千五百四十一・九三レアルがすでに入金されており、残り五十三万三千レアルが入金見込みとなっている。また、総支出のうち、八十五万九千六百六十六・二三レアルが支払い済みで、残り三十五万千二百三十四レアルが数か月のうちに支払われる予定で、完全な決算報告は十月頃になる見込みだ。
与儀会長は会議の席上、「(経済的な問題から)開催前は厳しいと言われていたが、費用をできる限り削ったこともあり、予想した以上の収入があった」と述べ、喜びの表情を見せていた。
大幅な黒字が出たことから、会議に出席していた県人代表者からは、昨年の日本祭りで県連がガス代の半分を負担した例が挙げられ、今年も負担できないかとの提案があった。
これに対して、執行部では二十六日の執行部会で、今年「食のブース」に参加の四十三県人会に対して、ブース代の千レアル(四万三千レアル)を戻してはどうかとの案が出たという。
今後赤字になった場合に各県人会からの負担金をどうするのかといった案や、将来的な県連センターへの基金に組み込む案も含めて検討され、「まだ、中間報告の段階で、こういうことは正式な決算報告が出てから決めるものでは」との意見も出された中で、十月頃の正式な決算報告を終えた上で決定することが承認された。
それ以外に神奈川県人会(村田洋会長)は、日本祭りで母県と二宮尊徳などの文化紹介を行なった際、他の県人会では例を見ない三千五百レアルの場所代の支払いを要求されたとして、「来年やる時には、ぜひとも考えていただきたい」と注文を付けた。
与儀会長は来年の第十三回日本祭りに向けて、改めて「フェスティバル委員会」の設置を提案。来年のスポンサー関係を含めた準備のため、県連として第十三回日本祭りを実施することが拍手をもって承認された。
(写真=会議に出席した各県人会代表)
2009年8月29日付
