07/03/2026

Mês: agosto 2009

ニッケイ新聞 2009年8月6日付け 集中豪雨による土石流などの被害が甚大となっている母県に対し、義捐金を送ろうと山口県人会(平中信行会長)がコロニアに協力を呼びかけている。受け付けは八月末まで。先月三十一日に最後の行方不明者が遺体で発見され、県内の死者は十七人に上った。同県人会では、一日に緊急理事会を開き、満場一致で義捐金を送ることを決めた。平中会長(65、宇部市)と要田武副会長(69、柳井市)が四日来社、「防府、山口両市などが特に大変だと聞いている。何かしたいという気持ちの方も多いのではないか」と話す。すでに義捐金を県人会に持参した県人もいるという。平中会長は、「親戚に連絡したが、思いもしない被害に吃驚しているようだ。あまり天災がないところなのだが…」と声を落とす。振込み先はレアル銀行(1551-8002940-6)。「県に協力者の名前を連絡する必要があることから、振込み証明書(comprovante de deposito)に名前を記入して、県人会までFAXして欲しい」(平中会長)。直接県人会でも受け付ける。詳しくは山口県人会(担当小林、11・3208・6074/FAX3272・0580)まで。
ニッケイ新聞 2009年8月6日付け 【既報関連】ブラジル日本都道府県人会連合会は二十三日午前八時半から「第二十三回県人会対抗ゲートボール大会」をゲートボール連合コート(Av. Leonardo da Vinci, 1551)で開催する。七日まで参加チームを募集している。参加資格は、県人会会員およびその子弟、その姻戚関係の人など。一チーム五人(交代者は三人まで)で、カテゴリーは高齢組(七十歳以上)と壮年組(六十九歳まで)の二つ。参加費は各チーム五十レアル。申込みは県連事務局(11・3277・8569)まで。
第三代県連会長を務めた故和田周一郎氏の長男一男さん(=ソロカバ在住、86、二世)が県連のブースを訪れ、「ふるさと巡りでお世話になった」と一千レアルを寄付。 「九月のふるさと巡りに参加するが、もう最後だろう」と語る一男さんに、与儀会長は「九十三歳の参加者もいます。あと七年は参加できますよ」と当意即妙。善意の寄付、大切に使って欲しい。
ニッケイ新聞 2009年8月5日付け ブラジル日本都道府県人会連合会の七月代表者会議が七月三十日午後、文協ビル十四会議室で行われた。議題の中心は、専ら日本祭に集中した。与儀昭雄会長は、昨年並みの来場者数を迎え、大成功した旨を伝え、関係者に感謝の意を表した。さらに「黒字で終わります。赤字は絶対にない」と力強く述べ、「出来るだけ経費をかけずに開催したが、主なスポンサー、バザリスタなどからの評判が良かった。来年も参加したいという話も出ている」と報告があった。◎衛生関係については、前田ネルソン三重県人会長、坂本アウグスト進栃木県人会長らが七月二十二日、聖市衛生局へ出向き、同局から全都道府県人会に対する通知を受け取った。全体としては、ブース周辺もきれいで、モデルにしたいと報告があった。一方で、食品の上に直接布が被せてあったり、水道の使い方など、指摘事項も数点あったが、罰金の発生はないとのこと。県人会からは、ガスの開通が遅れた事、ガス代の半分でも県連から補助して欲しい、など意見が挙がった。執行部は、急遽プロパンからガス配管に変更せざるを得なかったこと、各県の搬入の遅れもあったこと、三日間で一つのブースで五千レアル以上かかることなどを説明し理解を求めた。さらに会場でピラッタ(海賊版)のCD、DVDが売られ、祭に相応しくないとの指摘もあり、対処を求める声があった。また、ボランティアに関して、責任者を付けた方が良いとの指摘もあった。総括として与儀会長が、「十七万人もの来場者を役員だけで対応するのは無理がある。来年からは、フェスティバル委員会を作り、各県一人ずつ専従を置き運営したい」と提案をした。その他、旧神戸移住センター改修工事費用として、レアル銀行の口座を設けて寄付を募っていたが、この度、約九千八百レアルを神戸に送り残高がゼロになったことが報告された。委員会報告では、定款改正委員会から日・ポ両語で作った叩き台を役員会で審査し完成させたいとの報告、国際交流委員会からは、九月十七日からウルグアイ・モンテビデオで開催される「第十五回汎アメリカン日系人大会」、十月十四日から東京で開催される「第五十回海外日系人大会」について案内があった。また、留学生研修員ブラジルOB会(ASEBEX、小松ジェニ清香会長)が主催、十月三十一日に開催する「ブラジル日本留学研修制度 五十周年記念祝賀会」について、招待状の見本が配られ、県知事、県会議長、県国際課、交流協会などへ通知するよう依頼された。県連関連の行事として、二十三日に開催されるゲートボール大会、十月十八日に行われる弁論大会の案内があり、執行部が参加を呼びかけた。
ニッケイ新聞 2009年8月5日付け 伯国東京農大会(大島正敬会長)創立三十周年を記念した学術シンポジウムが一日、聖市の三重県人会館で開催された。日本の東京農業大学から来伯した三教授をはじめ、計六人が講演。当日は用意した二百五十席が全て埋まり、立ち見が出る程の盛況ぶりだった。 ブラジルでも抜群の結束力を誇る農大会。講演には北はパラー、南はサンタカタリーナまで、さらに亜国から駆けつけた二人の校友など、約四十人が集まった。農大留学生OBも三人参加し、準備に通訳にと、年を隔てた先輩と後輩が共に母校からの訪問団を出迎え、共に祝った。シンポジウムの統一テーマは、「食料とエネルギーをめぐる最新技術とブラジル農業への期待」。日本からは同大学総合研究所の三輪睿太郎嘱託教授、同大学応用生物科学部の鈴木昌治教授、同大学国際食料情報学部の豊原秀和教授の三氏、ブラジル側からは東京農大の姉妹校であるピラシカーバ市ルイス・ケイロス農業大学の城田リカルド教授、農大会の大島会長が講師を務めた。在聖総領事館の佐々木真一郎副領事、ブラジル力行会の永田久会長、南米産業開発青年隊協会の盆子原国彦会長、カンピーナス州立大学のヨン・K・パク教授、有機農法の権威として知られている宮坂四郎博士、州観光局森林院元総裁の山添源二ABJICA副会長、JATAK農業技術普及交流センターの広瀬哲洋所長、文協、援協、県連など日系団体関係者も訪れ、講演に耳を傾けていた。司会は沖眞一副会長が務め、鈴木日出男副会長が開会の挨拶。最初に大島会長が「ブラジル東京農大生の移住小史」について講演した。農大生のブラジル移住が始まった一九二八年からの歴史を説明し、戦後五七年に移住、農大移民の草分け的存在になった「軍艦組」と言われる七人のOBの話にも触れ、その後の農大生の活躍ぶりなどを説明した。続いて「遺伝子組換え作物の開発と普及―現状と方向」をテーマに講演した三輪教授は、遺伝子組換えにより除草剤と害虫へ抵抗性をもつ作物が農業者の支持を得て、収量が増加し、さらに生産コストが下がったことを報告。中でも、伯国は遺伝子組換え大豆の収量割合が全体の八%を越え、今後の普及を左右しているという。鈴木教授は「バイオマスエネルギー変換技術の新展開」について講演を行った。伯国のバイオエタノールの普及状態を説明するとともに、紙や糞、汚泥や食品などのバイオマスからエタノールへ変換する際に、問題となっていた残留物や水処理の問題を解決した「農大方式」と言われる新方式での発酵器を紹介した。昼食を挟み、城田教授が「伯国におけるバイオ燃料のポテンシャル」について講演。自動車の燃料となっているアルコールについて述べ、伯国における原料のサトウキビの作付け面積や収量、生産技術の向上などについて説明した。最後に「日本の農学の現状と東京農業大学」と題して講演した豊原教授は、農大の生みの親、榎本武揚氏、育ての親、横井時敬氏についてや、農大の精神の根幹をなす、実学主義について説明した。現在の全学生数は約一万二千余人、そのうち女子は約四割で、農大の力は百十八年の伝統、五学部十七学科の総合力、国内外十三万人の校友、健全経営などと説明した。講演の中で、農大の構内の写真が写されると、昔との違いに会場から感嘆の声があがっていた。その後、質疑応答が行われ、最後の総合討論でも、特に農業従事者からは具体的なアドバイスを求める意見など、活発な質問が飛び交った。講演会に参加した下條昭弘さん(62卒・拓殖学科)は、「農大は〃拓殖精神〃という、間違いの無い教えをしてくれた」と述べ、「先生方はみんな後輩。農大生のイメージとはだいぶ違うが、興味のある話だった」と感想を語った。講演会を終え、「ほっとしました」と話す大島会長。「初めてのことだったので、どれだけの人が来るか予想もつかなかったが、興味を持って来てくれて良かった」と感想を語った。講演終了後、松田藤四郎理事長の挨拶を鈴木教授が代読。その中で、来年の汎アメリカン校友会にはぜひ参加したいとの意向が伝えられた。
ニッケイ新聞 2009年8月4日付け 盛岡農業高校の生徒らがパラグアイでの研修後サンパウロへ立ち寄るのにあわせ、十二日正午から、聖市の岩手県人会館(トマス・ゴンザガ街95)で歓迎会が開かれる。案内のため千田会長が来社し、参加を呼びかけた。パ国訪問は同校創立百三十周年記念の海外交流事業。生徒七人、教師二人のほか、郷土芸能「さんさ踊り」の指導で昨年伯・パ両国を訪れた吉田直美さんも同行する。一行はパ国で農業研修、交流会などを行った後、十二日に着聖。セアザ訪問後、歓迎会に参加し、同日夜に帰国する。一行の出身地は、岩手町、八幡平市、葛巻町、一戸町、盛岡市、紫波町、など。県人会ではまた、国内在住の同校出身者にも参加を呼びかけている。出席希望者は準備の都合のため、事前に県人会(11・3207・2383)まで連絡を。
ニッケイ新聞 2009年8月4日付け 大阪市とサンパウロ市が今年姉妹都市提携四十周年を迎えるのを記念して、九月五日午後一時からブラジル日本文化福祉協会大ホールで記念歌謡イベントが開催される。サンパウロ大阪姉妹都市協会(高木ラウル会長)、ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(NAK、北川好美会長)が共催、読売新聞社、クラウン・レコードが後援する。「はぐれコキリコ」などの歌で知られ、大阪音楽親善大使を務める民謡歌手の成世昌平さん、作詞家のもず唱平さんが来伯して行われる同イベントは、第一部「成世昌平ふるさと民謡巡り」、第二部「作詞家もず唱平大阪芸術大学教授特別講演」、第三部「成世昌平歌謡ショー」、第四部「日伯交流紅白歌合戦(両国から約三十人が出場予定)」の四部構成。同イベントは、ブラジル日本移民一世紀を記念して移民を顕彰した成世さんの新曲「みかえり富士」(船村徹作曲・もず唱平作詞)のブラジル発表も兼ねている。もずさん、成世さんは九月六日に開催予定の「第四回マナブ・マベ日伯近代美術館建設支援歌謡祭」にも参加する。あわせて「成世賞争奪コンクール」が開催され、現在出場者を募っている。同コンクールは、もずさんの作品と成世さんの曲の中から自由に選んだ曲を歌うコンクール。入賞者には、もず賞、成世賞、クラウンレコード賞などが贈られる。同コンクールの選曲リストは、NAKのサイト(www.nakdobrasil.art.br)に記載されている。出場申込みは、マナブ・マベ協会(電話=11・5012・3836)または、マナブ・マベ日伯近代美術館建設支援歌謡祭実行委員会(メール=nakdobrasil@yahoo.com.br)まで。案内に来社した同連盟・北川彰久名誉会長、田中涼華華道家元池坊ラテン・アメリカ橘支部長、マナブ・マベ協会の間部よし乃さんは「ぜひ成世さんの歌を聞きにきて下さい」と来場を呼びかけるとともに、同コンクールに関して「たくさんの応募をお待ちしています」と呼びかけた。
来年は各県人会参加の委員会設置で実施 県連(与儀昭雄会長)の七月度代表者会議が、七月三十日午後四時から聖市リベルダーデ区文協ビル一階会議室で開かれた。期間中に約十七万人の入場者があったという第十二回日本祭りについては、正式な会計報告はまだ発表されなかったものの、与儀会長は「絶対に赤字にはならない」と述べ、同祭が無事終了したことに各県人会代表への感謝の意を示した。 出席者が反省点指摘 海賊版商品販売の規制も視野に 六月度会計など各種報告に続き、議題では、二十三日午前八時半から連合ゲートボール・コートで開催される第二十三回ゲートボール大会について、執行部側から今月七日までの申し込みが必要だとして、参加を呼びかけた。 十月十八日の弁論大会、同三十一日の「留学生・研修生制度五十周年記念祝賀会」の説明の後、各委員会報告では、園田昭憲副会長が定款改正案について「ほとんど出来上がっており、ポ語訳を付けて各県人会宛に送る」とし、改めて各団体からの意見を聞く考えだ。 議題のメインである第十二回日本祭りでは、与儀会長が概略を説明。「七月は雨が多かったが、日本祭り期間中は雨も少なく、今年はスポンサー関係も厳しい状況で心配していたが、予定通りできた。いくら黒字になるかは分からないが、赤字には絶対にならない。バザリスタや各スポンサーからも、来年も参加したいとの声を聞いており、第十三回も立派な祭りができると思う」と述べた。 また、園田副会長が同祭期間中、県連第三代会長だった故・和田周一郎氏の長男(八六、ソロカバ在住)から「いつも、ふるさと巡り旅行でお世話になっている」として千レアルの寄付があったことが報告された。 同祭の今後に向けた反省として、坂本アントニオ栃木県人会長が衛生局からの通知内容を報告。 同局から「日本人のフェスタはモデルにしたいほど」との賞賛を受けた一方、ゴミ袋の問題、洗剤の不使用、食品の上に布を置いていた県人会があったことなどが指摘。ガスの配管設備が予定よりかなり遅れたことなどを差し引き、今年は罰金はないが、来年同じような指摘があった場合は罰金の対象になるという。 ガス遅配の問題では参加県人会から、ブチジョン・ガスに比べて割高だったことから県連で半額を負担してほしいとの意見が出された。執行部では、「役員会にかけて検討する」とする一方、各県人会のブースが本来は諸経費を含めると五、六千レアルかかり、それを千レアルで提供しているとして理解を求めた。 また、同祭のバザリスタの一部がDVDなどの海賊版(ピラッタ)を販売している件について疑問の声も挙がった。執行部では、「ピラッタかどうか一つ一つを確認することは難しい」とした上で、海賊版問題も含めてバザリスタとは契約しているとし、「今後の課題」としながら海賊版をできる限り減らしていく考えを示した。 与儀会長は、執行部や各県人会長だけでは同祭の運営管理ができにくいとし、来年以降、各県人会から代表を選出してもらって「フェスティバル委員会」をつくることを提案。参加者の賛同を得た。