07/03/2026

Dia: 1 de setembro de 2009

江差追分ブラジル大会 優勝は江田グスタボさん 第二十回江差追分ブラジル大会(石川諭委員長)と第九回道南口説節(どうなんくどきぶし)コンクールが八月二十三日午前九時より、宮城県人会会館(聖市リベルダーデ区ファグンデス街一五二番)で開催された。 小路流尺八道による開幕演奏の後、江差追分会ブラジル支部の支部長でもある石川委員長が挨拶した。数ある民謡の中でも、江差追分は百五十年前から多くの人に愛唱されて来た。また道南口説節も同様に歴史が深い。 道南口説節の元唄は越後(現在の新潟県)で生まれたと言われている。目の不自由な瞽女(ごぜ)によって唄い継がれた物語風の口説き節だ。 今年の優勝者は、津軽三味線を弾いた江田グスタボさん(ミナスジェライス州出身)。江田さんは、優勝賞品としてブラジル・日本間の往復航空券を獲得。今月十八、十九、二十日に亘って北海道の江差町で催される第四十七回江差追分全国大会にブラジル支部代表として参加する。 江差追分ブラジル大会初出場でご自慢の唄声を披露した松浦アントニオさん(希望の家福祉協会理事、ブラジル・ラジオ体操連盟評議員議長)は、「来年も多くの皆さんに参加してほしいです」と話していた。 (写真=日頃の練習の成果を披露する参加者たち) 2009年9月1日付
八月三十一日に開催された北海道人移住九十周年記念式典には、北海道をはじめ、サンパウロ、バストス、ロンドリーナやボリビアなど遠方からも北海道人およびその子弟など関係者たちが出席した。当時や今後の思いなど、各人に話を聞いた。 小笠原尚衛の子孫に当たり、現在聖市ブタンタン区に住む小笠原直臣(なおみ)さん(九四)。 「父親(与吉さん)から聞いた話では、私は一九一八年に三歳でブラジルに来て、(聖州アルバレス・マッシャードの)ブレイジョン植民地に入った。二十歳まで居たから第二の故郷と思っている。尚衛さんは品位のある人で、『長寿になる秘訣を教えて下さい』と聞いたら『タバコを吸わず、先祖を大事にし、嘘をつかなければ長生きできる』と教えてくれた」 今回が初来伯の小林和男三笠市長。 「ブラジルの先輩方から話を聞いて、実際の移住が思っていたよりもっと厳しいものであると感じた。北海道には百八十の市町村があり、ここで聞いたことを報告し、ブラジルと北海道の関係をもっと強くしていきたい」 昨年の移民百周年一環行事として、北海道勇払郡安平町早来大(はやきた)町から雪だるまを持ってきた真保(しんぼ)生紀さん。 「昨年は北海道協会さんの協力により、ブラジルに雪だるまを持ってくることができ、私の長年の夢が叶いましたが、お金もかかりました。十年後の北海道人移住百周年にはできれば、百個の雪だるまを持って来たいと思っています」 在ボリビア北海道人会の伴井富雄会長。 「五年前の式典にも出席し、その時はロンドリーナでのパークゴルフ大会にも出席しました。独身の時にモジダスクルーゼスの養鶏家で二年間働いた経験があり、ブラジルには思いがあります。サンファン移住地には他の県の出身者も多いのですが、北海道だけが助成がないので、高橋はるみ知事に会ってお願いしました」 (写真=式典に出席した小笠原直臣さん) 2009年9月1日付
高橋はるみ知事ら迎えて 「90年はもうひとつの北海道の歴史」 北海道人ブラジル移住九十周年、ブラジル北海道協会(木下利雄会長)創立七十周年、会館創設十周年を記念した式典が、八月三十日午前十時から聖市ビラ・マリアーナ区にある同協会交流センターで開催され、会場が超満員となる約五百人が参加した。式典には、今回が初来伯となった高橋はるみ知事、谷川弘一郎北海道市町村訪問団団長(浦河町長)をはじめとする慶祝団約四十人も出席。先駆者を偲び、その開拓者精神を引き継ぐとともに、若手を中心に今後さらにブラジルと北海道の絆を深めていくことが改めて強調された。 島内憲大使も出席 100周年に向けて第一歩踏み出す 北海道人のブラジル移住は一九一八年、小笠原尚衛氏をはじめとする家族四十六人が「讃岐丸」で海を渡ったことに始まるという。 午前十時に会館に到着した高橋知事は入り口向かって右側で、来賓として出席した島内憲ブラジル日本国特命全権大使、大部一秋在サンパウロ総領事、伊藤義朗北海道商工会議所連合会名誉会頭とともに「パウ・ブラジル」の苗木の記念植樹を行なった後、参加者の拍手を受けながら入場。 式典では、アカペラによる伯日両国家斉唱、先没者への黙祷に続き、木下会長があいさつ。戦前・戦後を通じて北海道から約二万七千人がブラジルに移住し、現在、その子孫が約十五万人と日系人口の一割を占める一大勢力になっていることに触れ、「十年後の北海道人移住百周年という大きな節目の第一歩を踏み出しました。若い人たちが後進を育成し、今後の活動の場として北海道との交流や新たな事業展開をしてくれるものと期待しております」と述べた。 高橋知事は、「かつての北海道の開拓時代がそうであったように、ブラジルという新たな地で開拓者精神を発揮して来られた皆様お一人おひとりの九十年間の歴史は、まさにもうひとつの北海道の歴史でもあります」と述べ、ブラジルと北海道のさらなる交流の必要性を強調した。 引き続き、谷川北海道市町村訪問団団長が先駆者の苦労を偲び、今回の訪問が移住者への激励であるとともに、若い世代との交流拡大につなげていく考えを示した。 松田利民北海道日伯協会会長、島内大使、大部総領事、伊藤名誉会頭、ウィリアム・ウー連邦下議、羽藤ジョージ市議、飯星ワルテル連邦下議、第一回道費留学生で小笠原尚衛氏の孫にあたる吉井篤氏、与儀昭雄県連会長の来賓あいさつ、祝電披露に続き、北海道知事および北方圏表彰がそれぞれ実施。山田勇次氏、岡野修平氏、佐藤泰司氏、川南政雄氏、藤沢舟橋瑠璃子アンナ氏の功労者のほか、松川幸三氏をはじめとする十四人に北海道協会表彰、鳴海吉雄氏をはじめとする百二十四人の高齢者(八十歳以上)に表彰状と記念品が贈呈された。 功労者と高齢者を代表して山田氏と鳴海氏が謝辞を述べ、「バナナ王」と称される山田氏はミナス州ジャナウーバを拠点に全伯八か所で農牧畜活動を展開していることを説明した上で、「道産子の魂に恥じない気持ちで邁進したい」とさらなる意欲を示した。 各種記念品交換のあと、道費留学生・研修生代表の田尻えりかさんと「ひぐま会(青年部)」会長の藤田エリオさんが謝辞。藤田さんは「私たちはブラジルで生まれましたが、北海道の血が流れていることは大きな誇り」と述べ、北海道開拓百四十年の歴史を今後も守り続けるとした上で、クラーク博士の「少年よ大志を抱け」の言葉で締めくくった。 記念祝賀会では、来賓たちによる鏡割り、高橋知事、大部総領事夫人、「はまなす会(婦人部)」会長の水野誠子さん三人によるケーキカットに引き続き、馬場光男北海道協会評議員会長の音頭で乾杯が行なわれた。 懇談昼食会のあと、ひぐま会によるヨサコイ・ソーラン踊り、サンバショー、木下会長夫人で日本舞踊名取の花柳龍千多さん、丹下セツ子さんによる舞踊、カラオケ歌謡ショー、海藤三味線民謡、太鼓などが披露。第二部では、日本の歌手・井上祐見さんの歌謡ショーも行なわれ、参加者の心を和ませた。 (写真=北海道協会で開かれた記念式典の様子) 2009年9月1日付
沖縄県人会(与儀昭雄会長)は、昨年の移民百周年記念事業の一環として、念願だった移民資料館の落成式を五日午前十一時からジアデーマ市の沖縄文化センター(セッテ・デ・セッテンブロ通り一六七〇番)で開催する。 前日の四日午後六時からは沖縄県人会館(聖市リベルダーデ区トマス・デ・リマ街七二番)で、同資料館の寄付集めなどに尽力し、沖縄から来伯する西原篤一沖縄ブラジル協会会長の歓迎会(参加料は一人百レアル)も行なわれる。 資料館は、建物の前に、沖縄県旗を象徴する記念碑が造られ、その中の記念プレートに一九〇八年に渡伯した沖縄県人の第一回笠戸丸移民三百二十五人の名前と、県人会現役員の名称が刻まれる予定。 さらに、資料館には、笠戸丸移民をはじめ沖縄県人会員たちの名簿をコンピュータ入力してデータ化し、それぞれの家計図を作成することも考慮されている。 八月三十一日、案内に来社した松堂忠顕実行委員長と高安宏治副実行委員長は、五日の落成式には沖縄県金武(きん)町から寄贈された記念石碑と「万国津梁(ばんこく・しんりょう)の民」碑の除幕式も合わせて行なわれるとして、両日の出席を呼びかけている。 (写真=案内に来社した松堂実行委員長(左)と高安副実行委員長) 2009年9月1日付
県連寄贈の紫水晶が飾られている「市立海外移住と文化の交流センター」(神戸市、旧神戸移住センター)。台座が低かったことから、兵庫県人会の尾西貞夫会長が中心となり、新しい台座が送られた。ただ、水晶が重過ぎ、新しい台座に移動するため業者に委託、十万円掛かったとか。コロニアの思いがたっぷりつまっているだけ、余計に重かった!?