【マナウス発・上岡弥生記者】マナウスのアマゾン日本移民八十周年記念祭典は、午前中の式典に引き続き、祝賀会が午後七時から、ポンタ・ネグラ区のダイヤモンド・コンベンション・センターで開かれた。
紅白で彩られた会場には、地元マナウスの日本企業関係者や西部アマゾン日伯協会会員、サンパウロからの慶祝団など四百人あまりが出席し、八十周年を祝いつつ親しく歓談した。
錦戸健祭典実行委員長に引き続き、井上信治衆議、生田勇治・汎アマゾニア日伯協会会長、サンパウロからの慶祝団代表で与儀昭雄県連会長が挨拶。「昨年は移民百周年、今年はアマゾン八十周年を迎えたブラジル日系社会。今後、北と南で団結し、一緒に頑張りましょう」という与儀会長の力強い言葉に、会場からは大きな拍手が沸いた。
その後、来賓らによる鏡開きがあり、出席者らはグラスを片手に大きな声で、「乾杯」、「サウーデ」と祝杯をあげた。
食事の席では、午前中の記念式典スライドショーに加えて、マウエス、ヴィラ・アマゾニア、戦後移民のインタビューなどを含む記録DVDが上映され、手を止めて見入る人の姿が数多く見られた。
地質の悪いベラ・ビスタ移住地で苦労したという寺野タミさん(七八、熊本県出身)は移住当初を振り返り、「とにかく苦労した。自分でもよう頑張ったと思うわ」と感慨深そうに話していた。
昨年の百周年に引き続き再来伯を果たし、今回は麻生太郎・日伯議員連盟代表の代理を務めた井上衆議は、「それぞれの式典ともによかった」とし、十年後の九十周年における再訪問にも期待を寄せていた。
写真:鏡割り後、祝杯をあげる出席者ら
