07/03/2026

Dia: 3 de outubro de 2009

ニッケイ新聞 2009年10月3日付け 沖縄県の信仰や風習、言葉など、在伯県系人における変容などを調査するため2週間、ブラジルに滞在していた琉球大学の調査団が調査を終え、9月21日、帰国前に挨拶のため本紙を訪れた。調査団は琉球大学法文学部の町田宗博教授(移民論)、山里純一教授(日本古代史)、浜崎盛康教授(倫理学)ら3人。一行はスザノ、ビラ・カロン、サントアンドレー、ジアデーマ、カーザ・ヴェルジなどを訪れ調査した。浜崎教授は、沖縄の信仰であるユタについての面接調査を実施、ブラジルの守護神アパレシーダを取り入れたり、移住先の宗教と折り合いをつけながら行われているなどと報告をした。また、山里教授は一世の風習がブラジルでどのように継承し、社会に広まっているかを調査した。中でも沖縄では魔よけの意味で交差点などに設置されている石敢當(いしがんとう)の習慣が当地にも残っており、「少なくとも7基存在することを突き止めた」という。町田教授はうちなー口(沖縄方言)が三世、四世にも伝わり、上手に話されている現状を説明し、沖縄県が条例で定める9月18日の「しまくとぅばの日」についても触れ、若者が方言を話さなくなっているが「県外に出た人が刺激をする。言葉を見直すきっかけを作ったのが移民の人たち」と語った。調査団長の町田教授は「なかなか県系人の活動が見えなかったが、今回の調査では良く分かった」と感想を述べた。また2011年に開かれる「第4回世界のウチナーンチュ大会」に合わせて、シンポジウムを開きたいと意気込みを語った。本調査は事業「人の移動と21世紀のグローバル社会」の一環で、グローバルな「人の移動」や「移民社会」の進展に伴い生じる地域内の影響や、「移動社会」への対応、社会・文化の変容家庭など、人の移動をめぐる地検の国際的な集約・統合を目指すもので、北米やハワイ、南米諸国やタイなどでも研究が行われている。
ニッケイ新聞 2009年10月3日付け 国際交流基金サンパウロ日本文化センターは9月19日午後同センターで、岡山大学大学院准教授の中東靖恵さん(広島)を講師に招き、講演会を開催した。日本国内および海外日系社会の日本語におけるアクセントの継承と変容―日本・ブラジル・パラグアイの広島県人」というテーマに約20人が耳を傾けた。近年、日本ではテレビなどメディアの影響から著しく各地方で共通語化が進むアクセント。伝統型アクセント(三拍名詞では中間が強い)から新しいアクセント(語頭が強い)に交替しつつあるという。中東准教授は、今年4月から半年間かけ伯国とパラグアイの広島県人を対象に、広島方言におけるその変容を調査した。講演の中では音声を流しながらアクセントの違いを確認する場面もみられた。伯国では広島県人会の協力を得て、アラサツーバ、プレジデンチ・プルデンチ、バストス、マリンガで実施された。64人に調査を行った統計結果からは、戦後生まれの世代からその伝統的なアクセントが失われ始めていることが確認された。県別移民数では広島県が第6位のパラグアイでは、ラパス移住地で44人を対象に調査が行われた。1970年代以降生まれの人に、新アクセントが多くみられた。今回の調査の結果から、中東准教授は「広島県人のアクセントの共通語化は、同地でも日本と同じように起こっている」と考察。「その変化は、日本同様メディアの影響を受けるのではないか」と判断し、「急激な変化は好ましくないのでは」と懸念した。講演会に参加した北原里美さん(佐賀、20)は、「日本では気に留めなかったアクセントだが、日系人との比較がおもしろい。興味が持てた」と感想を話した。
ニッケイ新聞 2009年10月3日付け ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)は4日午前10時から同会館(リベルダーデ区ファグンデス街152)で恒例の敬老祝賀会を催す。同会の敬老会では1973年から、他県で制度が廃止される中、母県から高齢会員への敬老金が支給されてきた。しかし、同県でも昨年をもって支給を打ち切り。36年の間に支給を受けた会員はのべ約1万5千人、支給額は計約2億5千万円に上る。今年は会場で健康相談・診断を受付けるほか、昼食をはさんで余興やくじ引きなどを行なう予定。案内に来社した中沢会長は、「皆さんの参加をお待ちしています」と呼びかけた。問い合わせは同会(11・3209・3265)まで。
ニッケイ新聞 2009年10月3日付け 在伯栃木県人会(坂本アウグスト進会長)は、4日に「先没者慰霊法要敬老会」を催す。午前10時に同県人会館(ヴィラ・マリアーナ区カピトン・カヴァルカンチ街56)に集合。イビラプエラ慰霊碑で先没者慰霊法要を行った後、日本館を見学して会館に戻る。その後の敬老会では、婦人部が心を込めて用意するうどんなどの昼食食べるほか、アトラクションが準備される。「ともに楽しい1日を過ごしましょう」と参加を呼びかけている。参加希望者は、同県人会(電話=11・5579・4166)まで。
ニッケイ新聞 2009年10月3日付け 沖縄県人会と沖縄文化センターは「子供の日」の12日午前9時から、ジアデマ市の同センター(Av. Sete de Setembro, 1670)で「第4回こども祭り」を開く。実行委員長の呉屋春美さん、同委員の知念直義さんが案内に訪れた。これまではリベルダーデの県人会館で開催されてきた同祭り。今回初めて文化センターの広い敷地を利用して、一日様々な催しを企画している。講堂の舞台では午後2時から、子供たちによる琉球舞踊・民謡やエイサー太鼓、沖縄空手演武などの郷土芸能、日本舞踊、YOSAKOIソーラン、ストリートダンスや手品などが披露される。そのほか、輪投げや金魚すくい、射的などの各種ゲームを楽しめる「子供広場」。折り紙や書道、漫画などのワークショップも行なわれる。食事コーナーでは沖縄そばやサーターアンダギー、パステル、シュラスキーニョ、たこ焼き、やきそば、アイスクリーム、カキ氷などを販売する予定。「子供たちに『祭り』を感じてほしい」と話す呉屋委員長。県系子弟に対しても「親の活動を見ることで、会の活動に関心を持ってもらえたら」と期待を表わす。青年部もボランティアとして参加。当日は幟や提灯などの飾り付けも行ない、雰囲気を演出するという。呉屋さん、知念さんは「ぜひご家族で一日楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。入場は無料だが、1キロの保存の効く食料品を持参すること。問い合わせは県人会(11・3106・8823)まで。