07/03/2026

Dia: 8 de outubro de 2009

ニッケイ新聞 2009年10月8日付け 「日本移民ブラジル上陸記念碑移転祝賀式典」が、18日午前10時からサントス市のエミサリオ・スブマリーノ公園で開催される。同記念碑はブラジル日本移民90周年記念事業として98年、同市ポンタ・ダ・プライアに建立された。しかし、「付近に駐車スペースが少ない」「自転車や通行人が多いため写真撮影が難しい」との声を受け、このたびジョゼ・メニーノ海岸にあるエミサリオ・スブマリーノ公園に移転されることとなった。実行委員会の坂本アウグスト(栃木)、吉村幸之(佐賀)、前田ネルソン(三重)各県人会会長らが、中井貞夫サントス市議の協力を得て、移転を記念したイナウグラソンの準備を進めてきた。当日はサントス日本人会が売店を出すほか、鳥取県人会の笠踊り、沖縄県人会の太鼓などが披露される。案内のため来社した坂本会長は、「同公園は大竹冨江さんのモニュメントもあり、気持ち良いところ。ぜひ皆さん訪れてください」と参加を呼びかけた。当日、三重県橋のニッケイ新聞社前(R Gloria 332)から午前9時にバスが出発する。利用者は、9日までに県連(電話=11・3277・8569)まで。費用は一人25レアル。
滞納家賃踏み倒しの実例も ブラジル、特にサンパウロなど都市部の不動産が高騰する傾向にある中、日系の学生や若い世代の社会人にとっては比較的賃貸料が割安の各県人会館などに入居している人が少なくない。しかし、県人会によっては、入居者のマナーに欠けた態度に頭を悩ませているところがあるのも現状だ。ひどい例になると、家賃を滞納した上に支払いを行なわないまま逃亡したという話もある。今後、各県人会が横の連絡を取り合い、こうした悪評のある人物に対して、何らかの対策を取ろうとする動きも出てきつつある。 団体同士で対策考慮 ある県人会では、入居者からインターネット不備の問題でクレームを受け、「条件が整わないなら、家賃を値引きしろ」などと言われ、話し合いの結果、本人の了解を得て出て行ってもらったという。 また、会館敷地内で県人会の許可を得ないまま、入居者が個人所有する乗用車を本人が洗車し、その泥が排水管に詰まったり、女性入居者が便器に生理用品を流して詰まらせるなど、一般常識としてのマナーを守らず閉口したという実例もある。 別の県人会では数年前、二か月分の家賃を滞納した日系人入居者の行方が分からなくなり、その後の連絡もなく、家賃を踏み倒されている。 同県人会長の話では、ある制度で一年間来伯していた日本人女性が、地方に在住する日本人男性と連絡を取り、県人会側に何の連絡もないまま、部屋の鍵を渡していたという。 「いつだったか、勝手に見知らぬ日本人男性たちが入ってきたので、『何だ、君らは』と言ったところ、入居している女性から鍵を渡され、それぞれに旅行している間に部屋を交換したと説明された。あまりにも自分勝手な話で、呆れて物も言えなかった」(同県人会長) そのほかの県人会でも十年ほど前に混血の日系人を入居させたところ、その人間が麻薬常習者で、出て行ってもらうのに苦労したという。 さらに、入居した時点では独身だった日系男性が知らぬ間に結婚し、同じ一人部屋に女性と同居していたことが後になって発覚したという話もある。 「今は、そんなことはないけどね。一人部屋には勝手に人を入れさせないように常にチェックしているよ」と同県人会長は、そうした事件の後、監視の目を光らせている。 県人会によっては、入居前に正式な契約を結んだり、家賃を先払いさせているところもあり、そういう団体は比較的問題も少ないようだ。 「うちの場合は、家族なら部屋まで入っても良いけれど、友人ならサロンなど部屋の外で話をしてくれと言い、徹底している。もし、それに従わず問題を起こすようなら、すぐに出て行ってもらうように契約している」と、ある県人会長はきっぱりと話す。 ほとんどの県人会は、一般の人間ではなく、他の県人会や団体などの紹介によって入居を許可している。信頼関係を通じて、その人間を入居させているが、これらの諸問題が表面化していることも否めない。 「せっかく縁があって、県人会に来てもらうため、できる限り良い関係を保ちたい」と考える県人会長がいる一方、入居者によっては、各県人会を渡り歩き、どこに行っても悪評が付いて回る人間がいることも否定できない。 現在、各県人会では、それぞれの情報を交換しあい、悪例に関してはそれなりの処置を行なうための対策を考慮している。 2009年10月8日付
第13回日本祭り実行委員長に坂本氏 県連(与儀昭雄会長)の九月度代表者会議が、一日午後四時から聖市リベルダーデ区の文協ビル一階会議室で行なわれ、定款改正案や来年の第十三回日本祭りなどについて発表された。 八月度会計を含めた各種報告の後、議題では、九月半ばに実施の第三十二回移民のふるさと巡りでアマゾン地域を訪問した一行約二百人が、怪我もなく無事終了したことが報告された。 十月十八日午後一時から広島県人会館で開かれる第三回弁論大会は、九月二十四日に公募が締め切られ、二十四人が応募。遠方からはパラナ州マリンガからの参加もある。 定款改正については、同委員会から日ポ両語の改正案が配布され、各代表者が持ち帰って検討後、次月の会議で意見を出し合い、最終的に専門弁護士に見てもらうという。 第十三回日本祭りでは、新実行委員長として栃木県人会長の坂本アウグスト氏が選任され、拍手で承認。同委員会では今後、十月末までに各種スポンサー関連企業への働きかけを行なっていく考えだ。 2009年10月8日付
多彩なショーで盛り上がり 栃木県人会(坂本アウグスト進会長)の敬老会が四日、聖市ビラ・マリアナ区の同県人会館で開催され、約百人が集う賑わいを見せた。今年の敬老会は先没県人の法要を厳粛に行なうため、午前十時半から同会では初めてとなるイビラプエラ公園内の慰霊碑にて法要を実施した。 法要後には、同公園内の日本館を見学。一九八〇年の栃の葉国体の際に栃木県知事より寄贈された御みこしや、錦鯉が優雅に泳ぐ日本式庭園を前に、参加者からは「懐かしい。日本を思い出す」と感嘆の声が上がった。 正午からは会場を同県人会館に移し、婦人部の人々が前日から準備したという、心のこもった特製うどん、手巻き寿司、おはぎなどが振舞われた。昼食後、坂本会長が「イビラプエラ公園内の慰霊碑と日本館を訪れたことがない方が多かったので、本日の敬老会でみなさんに見てもらえることが出来て本当によかった」と挨拶した。 その後、同県人会館の学生寮に宿泊している生徒六人による「東京音頭」や、管理人を務める山崎敏夫さんの漫談と富山民謡の立山節が披露された。「東京音頭」を踊った石塚潤子さんら六人の生徒は「今日のために二か月練習してきました。少し緊張したけれど、楽しく踊ることができました」と笑顔を見せた。 また、ブラジル人手品師のルイス・ゴンザガ氏が、箱に入れた手袋を鳩に変えたり、重ねた新聞紙から水を出したりする手品ショーを行ない会場を魅了。驚きの光景に、老若男女を問わず全員が大きな喝采を送った。 余興の後、七十五歳以上の敬老者二十七名が祝福を受けた。敬老者には、アマゾン日本人移民八十周年記念祭典の時にアマゾン栃木県人会より贈られた「アマゾンの黒ダイヤ」と呼ばれる黒胡椒が、敬老金とともに渡された。 参加者最高齢の鈴木ふみさん(九三)は「十歳の時にブラジルに渡ったため、今ではブラジルが故郷です。敬老会でみんなが一堂に集まるのはとても楽しい。栃木県人会のような、みんなが集まれる場所は貴重なもの」と元気に語ってくれた。同会では婦人部、青年部が一丸となって運営を盛り上げている。真藤浩子婦人部長は「今年はブラジル移民一〇一年目。みんな歳を取ってきているけれど夢は大きい。次は二〇〇年に向かって大いに頑張るつもりです。今年の敬老会では、学生寮の若い子たちが踊りを踊ってくれたことが良かった」と満足した表情を浮かべていた。 終始和やかな雰囲気のもと全プログラムが終了。訪れた参加者は県人同士の絆を深め合った。 写真:祝福を受けた敬老者一同