県連(与儀昭雄会長)の11月度代表者会議が、11月26日午後4時から聖市リベルダーデ区の文協会議室で行われ、来年の第 回日本祭り、2010年度事業計画案などが検討された。 今年の第12回日本祭りについては、スポンサー1社のみがまだ入金を行っていないものの、与儀会長は「(県連としての)大きな支払いも終わり、約34万レアルの黒字は変わらない」と明言した。 坂本アウグスト第13回日本祭り実行委員長によると、来年のテーマは「伝統芸能継承」。来年は奈良県で平城遷都1300年記念式典が行われることなどを説明し、今月から各社スポンサーへの挨拶回りをしていく考えを示した。 2010年度の事業計画案では、毎年の恒例行事を記載した計画案が配布され、それ以外の必要行事の提案が促された。来年度は特に、各県人会の周年行事が目白押しとなり、7月の兵庫県人会50周年をはじめ、佐賀、奈良、岡山、福岡、富山、秋田のほか、群馬、東京、神奈川、大阪、広島、香川の 団体が記念式典などを予定している。 なお、17日午後4時からの12月度代表者会議に続いて、同日午後6時半から県連の忘年会が栃木県人会館(聖市ビラ・マリアーナ区カピトン・カバルカンテ街56番)で開かれる。会費は1人15レアル。 写真:会議に参加した各県人会代表 2009年12月3日付
Dia: 4 de dezembro de 2009
生田流筝曲ブラジル宮城会(小倉祐子代表)は11月7日、ペルー日本人移民110周年を祝して、同国リマの日秘劇場で箏と三味線の演奏会を開催、好評を得た。 同25日、報告のため来社した小倉代表と同会の長瀬令子さんによると、ブラジルからは両名のほか深田久子、杉尾宣柄、矢崎幹子、石幡浄子、西沢紘子さんらが参加。ペルー在住の続木初美さんと、娘のジュリア・カオリさんをまじえて「八段」「光る海」「都おどり」など7曲を披露。アンデスの民俗音楽「コンドルは飛んでいく」では、サンポーニャと呼ばれる民族楽器(笛)とも共演した。 今回の演奏会は『第 回日本文化週間』のプログラムの一つとして開催されたもので、実現にあたっては現地に住む続木初美さんの多大な協力があったという。 去年10月に夫の仕事の都合でペルーへ転居するまでは、サンパウロの国際交流基金に勤めるかたわらブラジル宮城会に所属していたという続木さんが、ペルー日本人協会や在ペルー日本国大使館などの関係機関へブラジル宮城会の招聘を働きかけ、演奏会開催が決まった後は受け入れ準備などに奔走した。 航空会社(ラン・チリ)が「規定の大きさを超えるため箏は積めない」と言い出すなどのトラブルを乗り越えて実現した演奏会。1曲ごとに送られる拍手から「とても喜んでもらえたと感じた」という長瀬さんらは、これを機に今後も交流を続けていきたいと嬉しそうに語った。 写真:ペルーを訪問したブラジル宮城会の一行 2009年12月3日付
満3年を迎えた恒例の青葉祭り(青葉健康福祉協会主催)が5日、19日の両日午前7時からリベルダーデ区の宮城県人会会館(ファグンデス街152番)で催される。 5日は、婦人部による定番のてんぷらうどんを提供。ブラジル農協婦人部連合会(ADESC)の手作り製品を販売する他、高橋幸衛家紋研究者による日本家紋の展示即売会を実施する。 19日は、郷土料理の「はらこ飯」や「ずんだ餅」、ソースイカ入り焼きそばなどを提供し、手作りの大豆製品、有機野菜の販売、好評の小児ぜん息背骨矯正治療を行う。 1日、案内に来社した中沢宏一会長、鈴木運蔵宮城県人会副会長、玉腰豊子ADESC副会長、栖原マリーナ同指導員は、「ぜひ多くの来場を」と、呼びかけている。 写真:来場を呼びかける案内の関係者 2009年12月2日付
ニッケイ新聞 2009年12月4日付け ブラジル日本都道府県人会連合会(与儀昭雄会長)は47都道府県の郷土料理をポ語で紹介した本「郷土食」を刊行、1日文協貴賓室で出版記念祝賀会が盛大に行われ、約80人が祝った。執筆したのは日本料理研究家の康本静子さん。懇親会では康本さんらが調理した郷土食が実際に用意され、参加者は各地の郷土食に舌鼓を打っていた。康本さんは準備した料理のことについて触れ、「少しでも違った味を味わってください」と挨拶した。同書には各県4品の料理を紹介、県の歴史や文化、料理の由来も記載している。分量や作り方が事細かに説明され、全ての料理は写真付き。康本さんによれば、郷土食で、かつブラジルで調理できる料理を選んだという。日本祭りでもお馴染みの広島のお好み焼きや沖縄のサーターアンダギーも掲載、京野菜で有名な賀茂ナスに白味噌を乗せ、甘焼きにする京都の「賀茂ナスの田楽」や、薩摩芋とアンコが詰まった熊本の「いきなり団子」など全188品が紹介されている。さらに同書には、昔の生活様式が分かるように、すり鉢や臼などの調理道具や新年の儀式、お盆の様子などの写真も掲載されている。「最後の仕事かな」と笑いながら話す康本さん。日本語で理解するのは難しいので、今のうちにポ語で説明したかったという。同書は10年前から練っていた構想で、07年に出した魚の本に続いて3冊目。「日本食は少ししか知られていない」と語り、「寿司や刺身だけではない。本当の日本食は郷土食」と改めて強調した。与儀会長は「日本料理の本はほとんどが日本語。三世でも四世でも読めるものが出来て嬉しい」と語った。同書はA4版カラー、211頁。宮坂国人財団の協力で実現した。発行部数は1千500部、同書はインターネットのみでの販売。希望者はコジロー出版サイト(www.editorakojiro.com)、問い合わせは同出版(電話=11・3277・4121)まで。
ニッケイ新聞 2009年12月4日付け 「とにかくお礼が言いたかった」。〃アマゾン移民のふるさと〃トメアスー文化農業振興協会の海谷英雄会長が、日系団体の協力に感謝するために来聖した。トメアスー郡の選挙結果に問題が起き、裁判沙汰になったために、あまり公的な支援が期待できない中、9月の式典には聖市や日本からの続々と参加者が集まった。「サンパウロから300人近く、日本からも全国知事会会長代理の海老井悦子福岡県副知事、井本邦彦県副議長らにも来ていただき、本当にありがたかった」と振り返る。トメアスーの式典実行委員会には約50人が参加するが、一世は海谷会長を入れて2人だけ。「40代、50代の若い世代、特に二世と準二世が今回がんばってくれた。彼らがきっと90周年も立派にやり遂げてくれるはず」と期待をかける。「人間だからたまにぶつかることもある。でも、バトンタッチする良い機会になった。これからも皆で手を取り合ってやってほしい」。80周年の最後を飾る今月、ゲートボール大会の他に打ち上げを兼ねた忘年会も行われる。
