ブラジル日本文化福祉協会、サンパウロ日伯援護協会、ブラジル日本都道府県人会連合会、日伯文化連盟、ブラジル日系人老人クラブ連合会の5団体共催による『天皇陛下御即位20年記念、天皇皇后両陛下御結婚満50年記念・天皇誕生日祝賀会』が、10日午前10時から文協貴賓室で行われた。
天皇皇后両陛下の肖像画がお目見えする中、開かれた祝賀には、在サンパウロ総領事館の小林雅彦首席領事、国際協力機構サンパウロ支所の千坂平通支所長、国際交流基金サンパウロ文化センターの内山直明所長も来賓として出席、訪れた60人と共に祝った。
文協合唱団のリードによる日伯両国国歌斉唱の後、木多喜八郎文協会長は祝辞の中で、「日系社会に対する温かい御慈愛に満ちたお言葉をかけていただいた」と、先般の海外日系人大会を振り返った。
更に、「日本民族の血を受け継ぐ者として、その精神でブラジル国の発展に一層努力することで喜んでいただける」と、力強く語り、「天皇陛下の御健康と御皇室の弥栄を心より祈ります」と、祝いの言葉を寄せた。
続いて、小林首席は、祝賀会が毎年開かれることについて、「御皇室に対する日系社会の温かい気持ちを感じます」とし、4月の御結婚50年や11月の御即位20年記念国民祭典で喜びに沸いた1年であったことを振り返り、「御皇室の更なる御繁栄を御祈念申し上げます」と、祝辞を述べた。
祝賀会ではこの後、「第125代今上天皇の御誕生日おめでとうございます」という、園田昭憲県連副会長の発声で万歳三唱を実施、森口イナシオ援協会長が、「天皇陛下万歳、ビバ、乾杯」と、音頭をとって祝杯が挙げられた。
総領事公邸には
404人が出席
また、同日午後1時半からは在サンパウロ総領事館主催の天皇誕生日祝賀会が、聖市モルンビー区の総領事公邸で催された。公邸には日系団体やブラジル社会の関係者など404人が訪れ、天皇陛下 歳の誕生日をお祝いした。
日伯両国国歌の斉唱後、挨拶に立った大部一秋総領事は、天皇皇后両陛下は皇太子殿下だった時代も含め1967、78、97年と計3回にわたりブラジルを御訪問されたことに言及。更に昨年のブラジル移民100周年の際には皇太子殿下をブラジルにお招きして、各地で大きな盛り上がりの中記念式典が行われたとした上で、「移民100周年は日系社会がブラジルにとっていかに重要な位置づけにあるかをアピールできた良い機会でした。今後は日系社会の連帯感がより一層強化され、日伯両国の架け橋として発展することを強く祈念する次第であります」と述べた。
その後は用意された昼食を食べながら来場者全員が歓談し、最後に記念撮影を行った。サンパウロ市長秘書のアルフレド・コタイト・ネット氏は「日本の天皇陛下の誕生日祝賀会に参加させていただき光栄に思う。これもひとえに日伯両国の友好関係があったおかげで、今後は両国の関係が更に緊密なものになっていくはず」と語った。
写真:文協貴賓室で祝杯を挙げる参加者
写真:挨拶に立った大部総領事(左)
2009年12月11日付
