06/03/2026

Ano: 2009

ニッケイ新聞 2009年3月17日付け 佐賀県人会(吉村幸之会長)は四月五日午前十一時から同会館(パンジア・カロージェラス街108)で恒例の「ヤキソバとビンゴの会」を開く。婦人部が腕をふるうヤキソバは、毎回三百食ほどが売れるという。ビンゴでは各種の商品を用意している。案内に来社した吉村会長、長谷克枝事務局長は、「皆さんお誘い合わせの上、ぜひお出かけください」と呼びかけた。ビンゴ券のついたヤキソバ券は一枚十レアル。当日はその他に春巻、ボーロなども販売される予定。午後四時ごろまで。問合わせは同会(11・3208・7254)。
ニッケイ新聞 2009年3月14日付け   琉球舞踊の玉城流扇寿会斉藤悟道場(斉藤悟代表)による琉球芸能公演「絆~心を結ぶ踊り(KIZUNA:CORACOES UNIDOS PELA DANCA)」が二十二日午後四時から、文協大講堂(サンジョアキン街381)で行なわれる。沖縄の歴史を創作舞踊で表現する二時間半の舞台だ。同道場と沖縄県人会が主催。斉藤代表ほか同道場門弟、レキオス芸能同好会エイサー太鼓、玉城流小太郎会大嶺初枝琉舞道場、日本舞踊の花柳寿美富浩さんと門弟、琉球民謡保存会の米須正教師、歌手の具志恵さんなど約六十人が出演する。舞台は琉球王朝首里城建設のシーンで幕開け。以後二部構成で王朝の歴史から明治時代の沖縄県設置、戦後の占領と本土復帰、そして現代にいたる沖縄の歴史を、創作舞踊と歌で描いていく。「若手のホープである斉藤さんの公演。すぐに委員長を引き受けました」という呉屋春美実行委員長は、「あっという間の二時間半だと思います。全部の場面を見逃さないでほしい」と呼びかける。三世の斉藤さんは〇五年に県費留学生として沖縄県立芸術大学で舞踊を学び、帰国後サンパウロで道場を開設。〇七年には県人会館でおさらい会を開き満員の好評を博した。県人会での芸能公演などに参加・協力する傍ら、今年に入ってからはイビラプエラ日本館でも公演するなど活動の場を広げている。今回の会場はさらに大きな文協大講堂。舞台監修から楽屋裏、出演まで一人数役をこなす斉藤さんは、「二年前のおさらい会から大きなイベントをやりたいと思っていました」と話し、「楽しい舞台にしたい」と意気込みを語った。公演チケットは前売り二十レアル、当日二十五レアル。リベルダーデの沖縄県人会(3106・8823)、県連(3277・8569)、レストラン喜怒哀楽(3207・8569)、HAIKAI(ガルボン・ブエノ街224)、ビラ・カロンのHIKARU Bar & Restaurante(2225・1466)で取り扱っている。(局番11)問合わせは電話11・9273・2357(呉屋)、7337・5273(上原)まで。
三重県人会は、去る二月十五日に定期総会を開き、会長の徳力啓三氏が「若い人に良い形でのバトンタッチをしたい」との思いから任期(二年)半ばで辞任を表明。同二十八日の役員会で改めて承認され、後任には第一副会長だった日系三世の前田ネルソン氏が新会長に就任した。 一年で会長を辞任したことについて徳力氏は、「(昨年一月に)会長就任要請の声がかかった時、二世会長から一世に戻るのは良くないと辞退したが、前会長の身体的問題や県知事が来伯することなどもあり引き受けた。私が一番目標にしてきたのは後継者への早い時期でのバトンタッチで、二年の任期の後に交替したのでは、後継者のやる気を損なうと感じた」と説明した。 同県人会では、定期総会前の同じ二月十五日に臨時総会も開き、一部定款を改正。これまで二十九人必要だった役員シャッパを十三人に減らしたほか、県人関係者および県人子弟以外の一般会員の入会を認める「協賛会員」制度導入などの承認を得たという。 昨年八月、母県から野呂昭彦県知事をはじめとする慶祝団を迎えて行なった県人会創立六十五周年式典で、会員の協力を得ながら一世会長として手腕を振るった徳力氏。「(式典時は)今まで県人会に来ていなかった人たちも、たくさん出席していただいた。この一年間、心置きなく会長職を務めることができた。思い残すことはない」と、さっぱりとした口ぶりで話し、新体制への期待感を示していた。
素晴しく充実した一年間 鹿児島研修生思い出いっぱい胸に帰国 二OO八年度鹿児島研修生として一年間、ブラジルの企業で研修生活を送ってきた研修生四人が、研修生活を終え、六日帰国(うち一人は四月三日)した。 帰国に先立って挨拶に来社した下松八重ひとみ、有島弥生、上甫木久美子、宇住庵真弓さんはそれぞれ研修生活を振り返って次のように感想を述べていた。 ピラール・ド・スール日本語学校教師として務めていた宇住庵さん(広島大学卒業)は「最初は日本とブラジルの生徒たちの授業態度が異なるのに違和感を感じた。日本では授業中の生徒はきちんと、受けるのにブラジルでは、友達同士でお喋りしたり、席を急に立ったりと、落ち着かない。しかし、指導していくうちに、生徒たちも指示に従うようになり、闊達で素直だと思うようになった」と述べた。 日系レストランで働いた上甫木さん(東京外国語大学ポルトガル語科卒業)は「言葉で苦労した。日本料理店だが経営は日本人ではなく、日系ブラジル人。客へのサービスもブラジルが多く、接客に戸惑うことが多かった」。 邦字紙社長秘書を務めた有島さん(鹿児島志學館大学卒業)は「いろいろと日系コロニアの社会のことを知ることが出来た。ありすぎるくらい。旅行もしました」。 同じく邦字紙の社会部記者として活躍した下松八重(歯科専門学校卒業)さんも「日本移民百周年記念の取材に参加出来、また、皇太子殿下のすぐお側近くで取材の機会が持て感激。いろいろと、コロニアの人と大勢、お逢い出来て、楽しい記者生活でした」と充実した研修だった様子。 四人とも異口同音に「ブラジルは素晴らしい。またぜひ来たい」と帰国が名残惜しそうだった。
ニッケイ新聞 2009年3月13日付け 建設中の福祉センターの募金活動を本格的に行っているサンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)のもとに、温かい寄付が少しずつ届けられている。十一日午前十時に援協本部で寄付金贈呈式が行われ、老ク連など九団体・個人から計三万レアル以上が手渡された。 今回の寄付は、老人クラブ連合会から二万レ、サンパウロ自閉症療育学級「青空学級」(PIPA)から千レ、コチア青年連絡協議会から二千レ、ビラ・カロン沖縄県人会、同婦人会、同かりゆし老人クラブから計五千レ、永山レストランから二千レ、坂東博之さんから千レ、杓田美代子さんから二百レの合計六団体、三個人。受け取った森口会長は、金融危機で特に企業からの募金が集まらない厳しい状況に触れつつ、「言葉や気持ちが誠にありがたい。コロニアがしっかりした基盤で繋がっていると実感し、家族のような温かさを感じる」と感謝を示した。今月七日の青葉福祉祭りで屋上の食処を担当したPIPAは、売上金全額を寄付。生徒の佐伯ひろしくんと保護者の佐伯春美さん、矢野和美さん、サンドラ・ルシアさんが出席した。「いつもお世話になっているので、ちょっとでも恩返しできたら」と話す矢野さん。福祉祭りでは天ぷらや餃子、焼き鳥、おにぎり、飲物を販売し、生徒らが野菜を切るなど手伝って寄付に貢献したという。老ク連からは五十嵐司、内海博、小坂誠副会長が出席。このたびの寄付は、老ク連がとりまとめている団体保険プラザッキの積み立て金から捻出した。五十嵐副会長は「非常に重要なことなので、お手伝いしなきゃいかんと寄付を決めた。大変な時代にセンター建設の決断をしたことは大変立派」と励ましの言葉を贈った。コチア青年連絡協議会は、新留静会長と永山八郎相談役が出席した。「以前からお世話になっており、心ばかりだがお役に立てれば嬉しい。立派に完成して頂きたい」と新留会長。援協理事でもある永山相談役は、息子らが経営する永山レストラン、坂東博之さん、杓田美代子さんから預かった寄付も一緒に手渡した。ビラ・カロン沖縄県人会からは知花ルイ会長、与那嶺イヴァナ会長補佐、伊波保老人クラブ会長、上原武夫同副会長、長浜清美婦人会長が訪れた。知花会長は「今後もコロニアの中心団体として活躍して欲しい。寄付できて嬉しい」と述べた。坂和三郎副会長は感謝の言葉とともに、「より素晴らしい地域福祉活動をしていきたい。がんばりますのでどうぞよろしくお願いします」と抱負を述べていた。
ニッケイ新聞 2009年3月13日付け ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)は十四日午前十時から同会館(ファグンデス街152)で「二〇〇九年度ブラジル七夕祭り祈願祭」を行なう。同会の発表によれば、今年は主に次の行事を予定している。1)日本移民アマゾン入植八十周年への参加協力、2)第四回サンセバスチョン祭りなどへの参加協力、3)ポルトガル語によるブラジル七夕祭りの小誌作成、4)第三十一回サンパウロ仙台七夕祭りの主催、5)各地の七夕祭り開催指導・協力、6)第二回ブラジル七夕サミット開催。
来年創立50周年式典に全力 兵庫県人会(尾西貞夫会長)は一日、宮城県人会会館で二OO九年度定期総会を開いた。 ことしは生憎のカーニバルの期間中とあって出席者は三十五人と少なかったが、熱気ある意見や、和気あいあいのなかで、県人会の結束と親睦が図られた。 尾崎俊彦副会長の司会でプログラムが進められ、昨年中に亡くなった六人の会員の冥福を祈って黙祷、ついで尾西会長の挨拶、酒井芳樹副会長から二OO八年度の事業報告。移民百周年記念事業、海上自衛隊練習艦隊、農業高校生グループ歓迎、後藤留吉翁百歳表彰、若林和夫さん訪日しての兵庫県での海外日系人画家百年の歩み展開催などを振り返った。 続いて鎌谷昭会計理事から会計報告があり、苦しい県人会の現状が報告され、今年はじめて繰越金が赤字になったことが詳しく報告された。 尾西会長ら現役員の他に立候補者がいないことから、現役員体制継続を承認、尾西会長の続投が決まった。監査役では坂本由紀夫雄アントニオ氏が入った。 次いで二OO九年度の事業計画、予算案の審議に入り、来年は県人会創立五十周年式典挙行の年で、知事の招待を全員一致で決めた。 総会終了後は恒例の親睦昼食会に移り、和気あいあいと懇談が続いた。各自が寄付した賞品でビンゴを楽しんだり、八十歳以上の会員に後藤留吉翁からプレゼントが贈られたり楽しい時間を過ごした。 千坂平通総領事館分室室長も特別出席して大変有意義な話しを聞かせてくれて会員一同感謝だった。記念写真に収まった後解散した。
ニッケイ新聞 2009年3月12日付け 鳥取熟年大学は十八日午後一時から鳥取交流センター(ドナ・セザリア・ファグンデス街323)で例会を行なう。今月は佐々木陽明浄土宗南米開教総監(淑徳大学客員教授)が日系社会の福祉団体、団体の目的と活動の現状について講演する。参加費七レアル。一般の参加聴講を歓迎している。
ニッケイ新聞 2009年3月12日付け ブラジル兵庫県人会の二〇〇九年度定期総会が一日、聖市の宮城県人会館で開かれた。三十五人が出席。役員改選が行なわれ、尾西貞夫会長の続投が決まった。冒頭、昨年亡くなった六人の会員に黙祷を捧げ、事業・会計報告へ。日本移民百周年の昨年は、井戸敏三知事ら慶祝団、海上自衛隊練習艦隊の県出身者の歓迎会などを開いたほか、農業高校生海外研修生の受け入れなどを行なった。また、神戸など四都市で開かれた絵画展「ブラジル日系画家百年の歩み」に同県出身の画家、若林和男さんが訪日出席したことなどが報告された。また昨年度は、補助金を受け取ったのがレアル高の時期と重なったことから初めて繰越金で赤字を計上したことを報告。事業報告とあわせ承認を受けた。役員改選では他の立候補者はなく、尾西会長はじめ現役員の大半が続投することが決まった。今年は特別な事業は予定されていないが、二〇一〇年に県人会創立五十周年式典を行なうにあたり、県知事を招待することを全会一致で承認した。当日はJICAサンパウロ支所の千坂平通支所長も出席。総会後は昼食会が開かれ、会員寄付による商品でビンゴも行なわれるなど賑わった。また昨年百歳表彰を受けた会員の後藤留吉さんから八十歳以上の会員に記念品が贈られた。
ニッケイ新聞 2009年3月12日付け ブラジル鹿児島県人会(園田昭憲会長)の「鹿児島県農業・語学研修生制度」第九期生の三人、有島弥生さん(25、肝付町)、下松八重ひとみさん(同、鹿屋市)、上甫木久美子さん(かみほぎ、29、指宿市)が一年間の研修を終え、六日に帰国した。昨年三月上旬に来伯した三人は、それぞれ研修のほか、国内とパラグアイへ旅行研修などを行った。ニッケイ新聞社で九カ月秘書をした有島さんは、「百周年と県人会九十五周年に携われて良かった」と振り返る。また記者として取材も経験した。「楽しかった」と満足げ。「帰りたくない」と帰国を惜しむが、今後日本で身近な人にコロニアのことを伝え、「絶対また来ます」と話す。下松八重さんは「初めはやりたくなかった」という記者を十カ月、サンパウロ新聞社で経験。「いろんな人に会えて可愛がってもらえて、本当に楽しかった」と感謝を表す。一番忘れられないのは、サンボードロモで行われた百周年式典とリオでの式典でカメラマンとして取材したこと。百周年の感動を肌で感じたようだ。上甫木さんは東京外国語大学のポルトガル語学科卒。研修の目的は語学だったというが、日本食レストランで半日研修しながら、仲間もできて様々充実した一年を過ごせたという。初めは言葉で苦労したが、ブラジル熱はますます燃えたよう。「将来はブラジルに住みたい」と宣言し、ブラジルの懐の深さに、「ここは自分の可能性を引き出してくれる」と振り返る。三人の〃ブラジルの親〃である園田会長は、寂しいとしながらも、「ものすごい成長した。一回りも二回りも大きくなって、自信のある表情になった。ブラジルが大好きになって帰っていったね。あの三人はまた帰ってくるよ」と述べていた。 鹿児島県研修制度=「あと五年だけ」 「あと五年。どんなことがあってもこれが本当に最後」。ブラジル鹿児島県人会(園田昭憲会長)の創立九十周年を機に始まり、次世代リーダーの育成と、ブラジルと母県との交流を目的に、五年間という期限付きで始まった「鹿児島県農業・語学研修生制度」。二〇〇八年度受け入れが最後となる予定だったが、昨年十一月に行われた九十五周年式典の際、来伯した伊藤祐一郎知事と園田会長らの懇談で、あと五年間継続することが決定された。同制度の運営資金は開始当初から園田会長が自費でまかなってきた。「人の子を預かるっていうのは本当に大変。自分も年だし、お金はいつまでも残らないから」と園田会長は冒頭のコメントに対してそう説明する。今までは、一年に約五人を受け入れ、研修費用を園田会長が払っていたが、これからは一年に二人、交通費や食費は研修先が払うことになり、園田会長は「若干のお小遣い」を渡すという。研修生は、その中から県人会館の宿泊費を払う。四月六日に、継続第一弾となる研修生二人が来伯する予定だ。
ニッケイ新聞 2009年3月11日付け 鳥取県が派遣する三回目の中堅リーダーを迎えた交流会が九日、第二アリアンサ鳥取村自治会館で行なわれた。九四年に初来伯して今回二回目の河本弘三さん(44)と初来伯の富村仁美さん(29)の二人だ。一日目の交流は、まず矢尾板会長家の農場、前田農場、大森農場、佐藤農場見学。そして夜は会館で祝賀歓迎会を村民で行なった。矢尾板会長の歓迎挨拶に始まり、日語校生徒の出し物、プレゼント交換を行った。そして会食は婦人手作りのごちそうを持ち寄り、楽しく歓談をした。村からの記念品としてブラジル日本移民百周年、第二アリアンサ鳥取村八十二周年記念のハッピを受けた二人は、大変喜んだ様子で、その場でさっそく着て記念撮影をした。二日目の十日は、ファゼンダ・サンタリッタ農場、弓場農場、チエテ橋、聖州最大のイーリャ・ソルテイラ水力発電所を見学して有意義な一日を過ごした。このような交流が盛んに行われるのも、村に教師派遣が行われているからだろう。一九九〇年代に日語担当者が高齢のため、学校が存続困難となり、鳥取県から教師派遣願を、徳尾恒寿氏(当時鳥取県人会会長)を通じて働きかけた。日本移民八十周年に村を訪問した当時の西尾知事の好意もあって、一九九四年から、教師派遣が実現された。現在八代目の木下孝子先生が来ており、日本語教育、鳥取県との交流関係、村の活動と八面六臂の活躍をしている。教師派遣が実施されてからは鳥取県知事、副知事、議員、調査員、教師家族、友人、その他のたくさんの人が訪れるようになり、村にも活気がでて、みんなも「大変喜ばしいことだ」と感謝している。「今後とも、鳥取県と第二アリアンサ鳥取村の繋をますます深めて行くように、これからも努力をしていきたい」と村民一同誓いを新たにしている。(第二アリアンサ自治会前会長・佐藤勲さん通信)
ニッケイ新聞 2009年3月10日付け 沖縄県中城村の出身者と家族などでつくる「中城村人会」(石原昌栄会長)は二十二日午後三時半から聖市の沖縄県人会館サロン(トマス・デ・リマ街72)で新年会を兼ねた親睦会を催す。村人会の会員は現在百人ほど。親睦会は年に一度開いているが、昨年は県人移民百周年の折にも集まりをもった。今年は同村研修生のOB十三人などが中心となって企画した。その一人で、会計をつとめる仲松ヤスカズさんは、「会の人たちによる三線やカラオケ、太鼓、舞踊などのアトラクションもあります」と説明する。午後八時ごろまで行われる予定。石原会長は「子供向けの催しもあります。二世、三世、四世も親戚も集まって大いに楽しみましょう」と参加を呼びかけた。当日は一品持ちより。飲み物は会が用意する。問合わせは県人会事務局(11・3106・8823、与那覇)まで。
ニッケイ新聞 2009年3月7日付け 沖縄県で毎年三月四日に開催される芸能祭「さんしんの日」にちなんだ琉球芸能イベント「ゆかる日・まさる日・さんしんの日」が一日午後、聖市の沖縄県人会館で開かれた。ブラジルの琉球芸能団体が総出演する同イベントは、二〇〇六年に第一回目が開催されて以来順調に続き、今年で四回目を数える。母県では十七回目。当日午後一時から行われた開会式で知念直義実行委員長は、近年三世、四世の民謡愛好者が増えてきている現状を喜ぶ一方で、古典音楽愛好者の減少に憂慮を表わし、「今後も三線文化の継承と普及には一層の努力が必要」とあいさつ。あわせて、開催にあたっての関係者の協力、来場者へ謝意を表わした。県人会の与儀昭雄会長は、「これからも三線、舞踊など愛好者の皆さんとともに沖縄文化を盛り上げ、若い世代に続けていきたい」と語った。イベントは「かぎやで風節」などの合同演奏で幕開け。古典、民謡、舞踊、エイサー太鼓など、休憩を挟んで十六の演目が披露され、初心者からベテランまでのべ四百人以上が出演して舞台を彩った。我が子・孫の晴れ姿を見に来た来場者も多く、子供の発表になると会場からは温かい拍手が送られていた。当日はまた、本紙でも報じた二百年以上前の琉球王朝時代の作と見られる三線も展示され、来場者の注目を集めていた。開幕当初はまばらだった来場者も次第に増え、七百席が満員になる盛況ぶり。県系バンド「トントンミー」やブラジル滞在中の歌手、具志恵さんなども出演し、午後八時半にカチャーシーで盛況のうちに終了した。知念委員長はにぎわう会場で、「百周年で熱が冷めるかとも思ったが、思っていたより盛大。まだまだ沖縄の芸能に対する熱意があると感じた」と満足そうな表情を見せていた。
パラナ州カルロポリスの農業開拓者で北海道協会長を務めた伊藤直さん(いとう・すなお)が四日午後十一時半、自宅で皮膚ガンのため死去した。享年九十五歳。 伊藤さんは北海道湧別町生まれ。一九三七年、「らぷらた丸」で移住後、南米銀行勤務を経て戦後はニッケイ新聞の前身であるパウリスタ新聞社創立とともに営業を担当した。 コチア産業組合の下元健吉専務理事らに共鳴し、四九年にカルロポリスへ移り農場を経営。以後、コチア産組本部で諸役員を歴任したほか、七八年にセラード開発農牧会社を創立し専務理事を務めた。七一年から七七年まで在伯北海道協会の第五代会長。著書に「南米から見た日本人」がある。 五九年にカルロポリス郡会より地域開発功労賞と名誉市民権を受けたほか、八四年には日本国から勲五等瑞宝章を受章。八九年にパラナ州議会より名誉州民第一号を授与された。 五日にカルロポリスで葬儀が営まれ、同日市の墓地に埋葬された。初七日のミサは十一日午後六時から聖市ピニェイロスのモンテ・セラッテ教会、午後七時からカルロポリス教会(カルロポリス)で行う。問い合わせは次男の伊藤ジョルジさん(43・3566・1288)まで。
【一部既報】長崎県人会(野口圭三会長)は、一日午前十時(第二次招集)から聖市ジャバクアラ区にある同県人会館で〇九年度定期総会を開き、二十三人が出席した。 議題では、〇八年度事業報告に続いて、〇八年度会計報告が実施。粉飾決算となった〇六年度、〇七年度の会計の詳細は調査段階にあるとして、〇八年度のみの報告が行なわれた。 〇九年度事業案では、定例行事以外に、幼少年、婦人や高齢者を対象にした卓球を実施しているとして、さらなる参加が呼びかけられた。 〇九年度予算案では、前年度より減少となる五万五千八百七十一・九二レアルが承認された。  新監事選出では、会員の推薦により次の五人に決定した(敬称略)。任期は定款改正により、〇九年、一〇年の二年間となる。 正監事=川添博、尾上進、大河ファチマ。補充監事=宮崎静子、水田タエコ。 その他の議題では、〇六年度、〇七年度会計の粉飾決算問題(既報)以外に、現在の会館を第三者に賃貸する案が提出され、具体的な検討は今後行なわれるとしながらも拍手で承認された。
ニッケイ新聞 2009年3月6日付け NGO青葉健康生活協会(中沢宏一代表)は今月も、七日に「青葉福祉祭り」、二十一、二十二日に「青葉祭り」をリベルダーデの宮城県人会館(Rua Fagundes,152)で開催する。三日間とも午前七時から午後五時まで。七日の「福祉祭り」では、サンパウロ自閉症療育学級の青空学級(PIPA=菊地義治代表)が屋上で天ぷら、ぎょうざ、おにぎり、漬物、飲物などを販売する予定。保護者代表の矢野高行さんをはじめ、初めての出店に皆張り切っている。二十一、二十二両日の「青葉祭り」では宮城仙台の郷土料理、イカポッポ焼き、秋刀魚定食をはじめ、冷やし中華、鮭の身といくらをちらしたはらこ飯、ずんだ餅を屋上で味わえる。地下では三日とも、これまで通り農協婦人部連合会(ADESC、内海千代美会長)手作りの加工食品、農家直送の有機野菜が売られるほか、武道医術、家紋やこけし販売もある。また、場所が手狭になってきたということで、今回から地下会場を広げて、衣類やアクセサリー、靴などを販売するバザリスタが十二店ほど並ぶ。中沢会長、鈴木運蔵副会長、PIPAの矢野さんが案内のために来社し、「皆さんお誘い合わせの上、足を運んでください」と呼びかけた。
ニッケイ新聞 2009年3月6日付け ブラジル静岡県人会の二〇〇九―一〇年度の新役員は以下の通り。 【顧問】後藤宗治【名誉会長】鈴木静馬【会長】杉本教雄【第一副会長】石切山加代子【第二副会長】杉山久司【書記理事】伊藤和子【副書記理事】加藤武男【会計理事】平野パウロ【副会計理事】滝浪幸子マリーナ【法務理事】石切山節子【副法務理事】榛田利郎セザー【文化部】本田容子【副文化部】中西レアンドロ【社交理事】永田文子【副社交理事】青木浜中まりえ【渉外理事】鈴木幸男【副渉外理事】原長門【資産理事】佐野克行【副資産理事】柿の花明ダニエル【体育部】山本茂【副体育部】鈴木仁ラウロ
ニッケイ新聞 2009年3月5日付け 東北六県人会と北海道協会の青年部は十五日午前十一時からブラジル北海道協会館(Rua Joaquim Tavora,605アナ・ローザ駅下車)で、今回初めてとなる『東北・北海道祭り2009』を開催する。青森、秋田、岩手、福島、宮城、山形の六県人会と北海道協会の青年部が中心となって、それぞれの郷土料理を振舞う。また、各々特色を生かしたアート作品が会場を飾り、地方色に溢れた祭りとなる。昨年までは「東北・北海道運動会」を行っていたが、今年から同祭を開催することになった。藤田エリオさんは、「美味しい食べ物と楽しいイベントを用意して待っています。家族連れで是非足を運んでください」と呼びかけている。会場では慈善ビンゴ大会、踊りなどのアトラクションも予定している。午後三時半まで開催。入場無料。問い合わせは、内田マルコスさん(11・7445・2115)まで。