06/03/2026

Ano: 2009

ニッケイ新聞 2009年10月9日付け ブラジル熊本県文化交流協会(小山田祥雄会長)は、7日から同県人会館(ギマランエス・パッソス街142)で日本語講座を開講した。同講座は、毎週水曜日の午後4時から6時、午後7時から9時の2回に分けて開かれる。ブラジル日本語センターの講師が指導にあたり、初級から上級まで全てのレベルに対応する。生徒と相談し、それぞれの能力に見合った教材を用意する。同県人会では初の試み。非日系人も歓迎している。案内に訪れた小山田会長と宮原ジョルジ副会長は、「日本語を学習する良い機会を与えたかった。ぜひ日本語を上達させましょう」と呼びかけた。申し込みは随時受け付ける、同県人会(電話=11・5084・1338)まで。当日から受講可能。受講料は、1カ月会員30レアル、非会員50レアル。
石川県人会(小堀勇ジェラルド会長)では十七日と十八日の両日、同会館(聖市パライゾ区トマース・カルバリァール街一八四番)サロンにて第十回県人会文化祭を開催する。 同会会員がこの一年間に手がけた俳句、陶芸、生花(池坊)、水彩画、絵手紙が二日間にわたり展示される。その他にも十七日午前十一時からブラジル宝生会による宝生流謡曲の発表、同日午後からは陶芸のワークショップが開催される。 五日、案内に来社した竹下康義顧問は、「十七日の午前にはカクテルパーティーも行ないますので、多くの方のご来場をお待ちしています」と呼びかけている。 問い合わせは同県人会事務局(電話11・3884・8698)まで。 2009年10月9日付
ニッケイ新聞 2009年10月8日付け 「日本移民ブラジル上陸記念碑移転祝賀式典」が、18日午前10時からサントス市のエミサリオ・スブマリーノ公園で開催される。同記念碑はブラジル日本移民90周年記念事業として98年、同市ポンタ・ダ・プライアに建立された。しかし、「付近に駐車スペースが少ない」「自転車や通行人が多いため写真撮影が難しい」との声を受け、このたびジョゼ・メニーノ海岸にあるエミサリオ・スブマリーノ公園に移転されることとなった。実行委員会の坂本アウグスト(栃木)、吉村幸之(佐賀)、前田ネルソン(三重)各県人会会長らが、中井貞夫サントス市議の協力を得て、移転を記念したイナウグラソンの準備を進めてきた。当日はサントス日本人会が売店を出すほか、鳥取県人会の笠踊り、沖縄県人会の太鼓などが披露される。案内のため来社した坂本会長は、「同公園は大竹冨江さんのモニュメントもあり、気持ち良いところ。ぜひ皆さん訪れてください」と参加を呼びかけた。当日、三重県橋のニッケイ新聞社前(R Gloria 332)から午前9時にバスが出発する。利用者は、9日までに県連(電話=11・3277・8569)まで。費用は一人25レアル。
滞納家賃踏み倒しの実例も ブラジル、特にサンパウロなど都市部の不動産が高騰する傾向にある中、日系の学生や若い世代の社会人にとっては比較的賃貸料が割安の各県人会館などに入居している人が少なくない。しかし、県人会によっては、入居者のマナーに欠けた態度に頭を悩ませているところがあるのも現状だ。ひどい例になると、家賃を滞納した上に支払いを行なわないまま逃亡したという話もある。今後、各県人会が横の連絡を取り合い、こうした悪評のある人物に対して、何らかの対策を取ろうとする動きも出てきつつある。 団体同士で対策考慮 ある県人会では、入居者からインターネット不備の問題でクレームを受け、「条件が整わないなら、家賃を値引きしろ」などと言われ、話し合いの結果、本人の了解を得て出て行ってもらったという。 また、会館敷地内で県人会の許可を得ないまま、入居者が個人所有する乗用車を本人が洗車し、その泥が排水管に詰まったり、女性入居者が便器に生理用品を流して詰まらせるなど、一般常識としてのマナーを守らず閉口したという実例もある。 別の県人会では数年前、二か月分の家賃を滞納した日系人入居者の行方が分からなくなり、その後の連絡もなく、家賃を踏み倒されている。 同県人会長の話では、ある制度で一年間来伯していた日本人女性が、地方に在住する日本人男性と連絡を取り、県人会側に何の連絡もないまま、部屋の鍵を渡していたという。 「いつだったか、勝手に見知らぬ日本人男性たちが入ってきたので、『何だ、君らは』と言ったところ、入居している女性から鍵を渡され、それぞれに旅行している間に部屋を交換したと説明された。あまりにも自分勝手な話で、呆れて物も言えなかった」(同県人会長) そのほかの県人会でも十年ほど前に混血の日系人を入居させたところ、その人間が麻薬常習者で、出て行ってもらうのに苦労したという。 さらに、入居した時点では独身だった日系男性が知らぬ間に結婚し、同じ一人部屋に女性と同居していたことが後になって発覚したという話もある。 「今は、そんなことはないけどね。一人部屋には勝手に人を入れさせないように常にチェックしているよ」と同県人会長は、そうした事件の後、監視の目を光らせている。 県人会によっては、入居前に正式な契約を結んだり、家賃を先払いさせているところもあり、そういう団体は比較的問題も少ないようだ。 「うちの場合は、家族なら部屋まで入っても良いけれど、友人ならサロンなど部屋の外で話をしてくれと言い、徹底している。もし、それに従わず問題を起こすようなら、すぐに出て行ってもらうように契約している」と、ある県人会長はきっぱりと話す。 ほとんどの県人会は、一般の人間ではなく、他の県人会や団体などの紹介によって入居を許可している。信頼関係を通じて、その人間を入居させているが、これらの諸問題が表面化していることも否めない。 「せっかく縁があって、県人会に来てもらうため、できる限り良い関係を保ちたい」と考える県人会長がいる一方、入居者によっては、各県人会を渡り歩き、どこに行っても悪評が付いて回る人間がいることも否定できない。 現在、各県人会では、それぞれの情報を交換しあい、悪例に関してはそれなりの処置を行なうための対策を考慮している。 2009年10月8日付
第13回日本祭り実行委員長に坂本氏 県連(与儀昭雄会長)の九月度代表者会議が、一日午後四時から聖市リベルダーデ区の文協ビル一階会議室で行なわれ、定款改正案や来年の第十三回日本祭りなどについて発表された。 八月度会計を含めた各種報告の後、議題では、九月半ばに実施の第三十二回移民のふるさと巡りでアマゾン地域を訪問した一行約二百人が、怪我もなく無事終了したことが報告された。 十月十八日午後一時から広島県人会館で開かれる第三回弁論大会は、九月二十四日に公募が締め切られ、二十四人が応募。遠方からはパラナ州マリンガからの参加もある。 定款改正については、同委員会から日ポ両語の改正案が配布され、各代表者が持ち帰って検討後、次月の会議で意見を出し合い、最終的に専門弁護士に見てもらうという。 第十三回日本祭りでは、新実行委員長として栃木県人会長の坂本アウグスト氏が選任され、拍手で承認。同委員会では今後、十月末までに各種スポンサー関連企業への働きかけを行なっていく考えだ。 2009年10月8日付
多彩なショーで盛り上がり 栃木県人会(坂本アウグスト進会長)の敬老会が四日、聖市ビラ・マリアナ区の同県人会館で開催され、約百人が集う賑わいを見せた。今年の敬老会は先没県人の法要を厳粛に行なうため、午前十時半から同会では初めてとなるイビラプエラ公園内の慰霊碑にて法要を実施した。 法要後には、同公園内の日本館を見学。一九八〇年の栃の葉国体の際に栃木県知事より寄贈された御みこしや、錦鯉が優雅に泳ぐ日本式庭園を前に、参加者からは「懐かしい。日本を思い出す」と感嘆の声が上がった。 正午からは会場を同県人会館に移し、婦人部の人々が前日から準備したという、心のこもった特製うどん、手巻き寿司、おはぎなどが振舞われた。昼食後、坂本会長が「イビラプエラ公園内の慰霊碑と日本館を訪れたことがない方が多かったので、本日の敬老会でみなさんに見てもらえることが出来て本当によかった」と挨拶した。 その後、同県人会館の学生寮に宿泊している生徒六人による「東京音頭」や、管理人を務める山崎敏夫さんの漫談と富山民謡の立山節が披露された。「東京音頭」を踊った石塚潤子さんら六人の生徒は「今日のために二か月練習してきました。少し緊張したけれど、楽しく踊ることができました」と笑顔を見せた。 また、ブラジル人手品師のルイス・ゴンザガ氏が、箱に入れた手袋を鳩に変えたり、重ねた新聞紙から水を出したりする手品ショーを行ない会場を魅了。驚きの光景に、老若男女を問わず全員が大きな喝采を送った。 余興の後、七十五歳以上の敬老者二十七名が祝福を受けた。敬老者には、アマゾン日本人移民八十周年記念祭典の時にアマゾン栃木県人会より贈られた「アマゾンの黒ダイヤ」と呼ばれる黒胡椒が、敬老金とともに渡された。 参加者最高齢の鈴木ふみさん(九三)は「十歳の時にブラジルに渡ったため、今ではブラジルが故郷です。敬老会でみんなが一堂に集まるのはとても楽しい。栃木県人会のような、みんなが集まれる場所は貴重なもの」と元気に語ってくれた。同会では婦人部、青年部が一丸となって運営を盛り上げている。真藤浩子婦人部長は「今年はブラジル移民一〇一年目。みんな歳を取ってきているけれど夢は大きい。次は二〇〇年に向かって大いに頑張るつもりです。今年の敬老会では、学生寮の若い子たちが踊りを踊ってくれたことが良かった」と満足した表情を浮かべていた。 終始和やかな雰囲気のもと全プログラムが終了。訪れた参加者は県人同士の絆を深め合った。 写真:祝福を受けた敬老者一同
ニッケイ新聞 2009年10月6日付け 中川昭一元財務相(享年56、北海道)が東京都世田谷区の自宅で4日、死亡しているのが見つかったニュースを受け、ブラジル北海道協会関係者から、その死を惜しむ声が上がっている。06年5月、農水大臣として来伯、同協会会館を訪れ、歓迎会で道系人との交流を深めた。「北海道に帰ったみたい」―。空港に出迎えた協会関係者にそう言葉をかけ、喜ばせた。約20人が集まった歓迎会では、「自分の父も北海道で開拓農家だった。みなさんも苦労されたと思う」と挨拶。出席した木下利雄会長(当時副会長)は、「『日伯関係を大切にしたい』と話されていた。芯のある惜しい人を亡くした」と声を落とした。会館を案内したのは、当時会長だった大橋皖吾さん。「立派ですね」と感心した様子の中川氏に記念の銅像を贈り、「大変喜んでもらった」と振り返る。「明るく行動力がある人だった。あと10年は頑張って欲しかった」と話した。フェジョアーダとカイピリーニャを用意した婦人部を労うため、台所にも姿を見せ、部員らを感激させた。水野誠子部長は、「全員に名刺を配っていた。気さくな方だった」と語った。
沖縄県人会(与儀昭雄会長)は十二日午前九時から午後五時まで、ジアデーマ市の沖縄文化センター(セッテ・デ・セッテンブロ大通り一六七〇番)で『第四回こどもまつり(呉屋新城春美実行委員長)』を行なう。 当日は、フットサルコートに遊技場を設け、滑り台等を設置する他、屋内球技場では午前中に、折り紙、書道、凧作りなどのワークショップを、午後二時からは、花柳流日舞、ヨサコイソーラン、ストリートダンス、空手の型などを子どもたちが披露する。 また、駐車場には、沖縄名物サーターアンダギーや沖縄そばの食堂、玩具売り場のテナント等が出店する。 道路脇にあるのぼりやちょうちん飾りが入場口までの目印。入場に際し、保存の効く食料一キロ分を持参すること。なお、来場した子どもにはポップコーンや綿菓子、ピルリット等が配られる。 九月三十日、案内に来社した呉屋実行委員長、知念直義実行委員は、「家族で楽しめる子どもが主役の催し。多くの来場を」と、呼びかけている。 写真:来場を呼びかける呉屋実行委員長、知念実行委員(左から)
沖縄県人会(与儀昭雄会長)は四日午前十時から、ジアデーマ市の沖縄文化センター(セッテ・デ・セッテンブロ大通り一六七〇番)で『第五回沖縄角力(相撲)大会(松堂忠顕実行委員長)』を行なう。 角力は、古来から琉球に伝わる格闘技で相撲に良く似ている。大きな違いは、裸に廻しをつけるのではなく、柔道着に似た服を着て実施する点。また、技はお互いに組んでから掛け合い、張り手・突っ張り等の打撃による攻め手は禁止されている。 当日は、幼少年の部(十六歳以下年齢別)、一般の部(十七歳以上体重別)、無差別(制限なし)で競われ、同県人会子弟の総合優勝支部には、西原篤一杯が贈られる。各組三位までの表彰もあるため、同委員会では、子弟以外の参加も歓迎している。 参加費は十レアル。参加受付は午前十時まで。柔道着等を持っている人はなるべく持参してほしいとのこと。 九月二十九日、案内に来社した松堂実行委員長、瀬底正昭実行委員は、「たくさんの人に角力を知ってもらいたい。家族そろって来場を」と、呼びかけている。 写真:「家族そろって来場を」と呼びかける松堂、瀬底両氏
ニッケイ新聞 2009年10月3日付け 沖縄県の信仰や風習、言葉など、在伯県系人における変容などを調査するため2週間、ブラジルに滞在していた琉球大学の調査団が調査を終え、9月21日、帰国前に挨拶のため本紙を訪れた。調査団は琉球大学法文学部の町田宗博教授(移民論)、山里純一教授(日本古代史)、浜崎盛康教授(倫理学)ら3人。一行はスザノ、ビラ・カロン、サントアンドレー、ジアデーマ、カーザ・ヴェルジなどを訪れ調査した。浜崎教授は、沖縄の信仰であるユタについての面接調査を実施、ブラジルの守護神アパレシーダを取り入れたり、移住先の宗教と折り合いをつけながら行われているなどと報告をした。また、山里教授は一世の風習がブラジルでどのように継承し、社会に広まっているかを調査した。中でも沖縄では魔よけの意味で交差点などに設置されている石敢當(いしがんとう)の習慣が当地にも残っており、「少なくとも7基存在することを突き止めた」という。町田教授はうちなー口(沖縄方言)が三世、四世にも伝わり、上手に話されている現状を説明し、沖縄県が条例で定める9月18日の「しまくとぅばの日」についても触れ、若者が方言を話さなくなっているが「県外に出た人が刺激をする。言葉を見直すきっかけを作ったのが移民の人たち」と語った。調査団長の町田教授は「なかなか県系人の活動が見えなかったが、今回の調査では良く分かった」と感想を述べた。また2011年に開かれる「第4回世界のウチナーンチュ大会」に合わせて、シンポジウムを開きたいと意気込みを語った。本調査は事業「人の移動と21世紀のグローバル社会」の一環で、グローバルな「人の移動」や「移民社会」の進展に伴い生じる地域内の影響や、「移動社会」への対応、社会・文化の変容家庭など、人の移動をめぐる地検の国際的な集約・統合を目指すもので、北米やハワイ、南米諸国やタイなどでも研究が行われている。
ニッケイ新聞 2009年10月3日付け 国際交流基金サンパウロ日本文化センターは9月19日午後同センターで、岡山大学大学院准教授の中東靖恵さん(広島)を講師に招き、講演会を開催した。日本国内および海外日系社会の日本語におけるアクセントの継承と変容―日本・ブラジル・パラグアイの広島県人」というテーマに約20人が耳を傾けた。近年、日本ではテレビなどメディアの影響から著しく各地方で共通語化が進むアクセント。伝統型アクセント(三拍名詞では中間が強い)から新しいアクセント(語頭が強い)に交替しつつあるという。中東准教授は、今年4月から半年間かけ伯国とパラグアイの広島県人を対象に、広島方言におけるその変容を調査した。講演の中では音声を流しながらアクセントの違いを確認する場面もみられた。伯国では広島県人会の協力を得て、アラサツーバ、プレジデンチ・プルデンチ、バストス、マリンガで実施された。64人に調査を行った統計結果からは、戦後生まれの世代からその伝統的なアクセントが失われ始めていることが確認された。県別移民数では広島県が第6位のパラグアイでは、ラパス移住地で44人を対象に調査が行われた。1970年代以降生まれの人に、新アクセントが多くみられた。今回の調査の結果から、中東准教授は「広島県人のアクセントの共通語化は、同地でも日本と同じように起こっている」と考察。「その変化は、日本同様メディアの影響を受けるのではないか」と判断し、「急激な変化は好ましくないのでは」と懸念した。講演会に参加した北原里美さん(佐賀、20)は、「日本では気に留めなかったアクセントだが、日系人との比較がおもしろい。興味が持てた」と感想を話した。
ニッケイ新聞 2009年10月3日付け ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)は4日午前10時から同会館(リベルダーデ区ファグンデス街152)で恒例の敬老祝賀会を催す。同会の敬老会では1973年から、他県で制度が廃止される中、母県から高齢会員への敬老金が支給されてきた。しかし、同県でも昨年をもって支給を打ち切り。36年の間に支給を受けた会員はのべ約1万5千人、支給額は計約2億5千万円に上る。今年は会場で健康相談・診断を受付けるほか、昼食をはさんで余興やくじ引きなどを行なう予定。案内に来社した中沢会長は、「皆さんの参加をお待ちしています」と呼びかけた。問い合わせは同会(11・3209・3265)まで。
ニッケイ新聞 2009年10月3日付け 在伯栃木県人会(坂本アウグスト進会長)は、4日に「先没者慰霊法要敬老会」を催す。午前10時に同県人会館(ヴィラ・マリアーナ区カピトン・カヴァルカンチ街56)に集合。イビラプエラ慰霊碑で先没者慰霊法要を行った後、日本館を見学して会館に戻る。その後の敬老会では、婦人部が心を込めて用意するうどんなどの昼食食べるほか、アトラクションが準備される。「ともに楽しい1日を過ごしましょう」と参加を呼びかけている。参加希望者は、同県人会(電話=11・5579・4166)まで。
ニッケイ新聞 2009年10月3日付け 沖縄県人会と沖縄文化センターは「子供の日」の12日午前9時から、ジアデマ市の同センター(Av. Sete de Setembro, 1670)で「第4回こども祭り」を開く。実行委員長の呉屋春美さん、同委員の知念直義さんが案内に訪れた。これまではリベルダーデの県人会館で開催されてきた同祭り。今回初めて文化センターの広い敷地を利用して、一日様々な催しを企画している。講堂の舞台では午後2時から、子供たちによる琉球舞踊・民謡やエイサー太鼓、沖縄空手演武などの郷土芸能、日本舞踊、YOSAKOIソーラン、ストリートダンスや手品などが披露される。そのほか、輪投げや金魚すくい、射的などの各種ゲームを楽しめる「子供広場」。折り紙や書道、漫画などのワークショップも行なわれる。食事コーナーでは沖縄そばやサーターアンダギー、パステル、シュラスキーニョ、たこ焼き、やきそば、アイスクリーム、カキ氷などを販売する予定。「子供たちに『祭り』を感じてほしい」と話す呉屋委員長。県系子弟に対しても「親の活動を見ることで、会の活動に関心を持ってもらえたら」と期待を表わす。青年部もボランティアとして参加。当日は幟や提灯などの飾り付けも行ない、雰囲気を演出するという。呉屋さん、知念さんは「ぜひご家族で一日楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。入場は無料だが、1キロの保存の効く食料品を持参すること。問い合わせは県人会(11・3106・8823)まで。
ニッケイ新聞 2009年10月2日付け ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)は4日午前10時からジアデマ市の沖縄文化センター(Av. Sete de Setembro, 1670)で「第5回沖縄角力(相撲)大会」を開く。実行委員長の松堂忠顕さん、副委員長の瀬底正昭さんが案内に訪れ、「手に汗握る試合を見に来てほしい」と呼びかけた。琉球王朝の時代から続く沖縄角力は、相撲着に帯をつけ、最初から右四つに組んで始める。両肩が地面についた時点で勝敗が決まるのも特徴だ。ブラジルでも県人らを中心に30年ほど前まで行なわれていたが、選手不足などで中断していた。再開されてから今年で五回目の開催となる。大会には60人ほどが出場し、幼年・少年の部、一般の部(17歳以上)、無差別などのカテゴリーで年齢・体重別に分かれて争う。当日参加も可能(参加費10レアル)。午後3時ごろまで行なわれ、会場では沖縄そばやヒージャー(ヤギ)汁などの郷土料理も販売される予定。
ニッケイ新聞 2009年10月2日付け 青葉健康生活協会(会長=中沢宏一宮城県人会長)による恒例「青葉祭り」。10月は3日と17日、午前7時から午後5時まで宮城県人会館(ファグンデス街152)で開かれる。両日とも農協婦人部連合会(ADESC)の手作り製品、有機野菜を販売。十七日は森山師範による武道医術、小児ゼンソクの背骨矯正治療奉仕、家紋の展示販売、こけし販売を行なう。食事コーナー(午後3時まで)では、3日は県人会婦人部のてんぷらうどん、17日は秋刀魚定食、イカポッポ焼き、イカ入りソースやきそば、ずんだ餅やはらこ飯などが用意される。
ニッケイ新聞 2009年10月1日付け 九州7県および沖縄県の8県人会が共催する「第8回九州ブロック芸能祭」が27日、ブラジル熊本県文化交流協会の会館で開催された。今年は同協会が担当で、テーマは「我らは九州の家族」。各県人会から計54演目が演じられ、約250人が訪れ、お互いのお国自慢を存分に楽しんだ。沖縄県は「涙そうそう」で9人によるフラダンスを披露、舞踊「四つ竹」できらびやかな衣装で登場すると会場が「わっ」と華やいだ。宮崎県の金竹沙記さんらはおそろいの水色の着物にピンクの花を手に、「日南路音頭」を舞った。佐賀県は団体踊り「お猿のかごや」や「おてもやん」で会場を楽しませたほか、12人参加で健康体操も発表。鹿児島県の中村スミさんと下田かずこさんは、「りんごの唄」に合わせ女性同士でおしゃれに社交ダンスを披露した。長崎県は長唄「元禄花見踊り」などで会場を沸かせ、大分県の伊東信比古さんは歌を交えた小話で会場を引き付けた。熊本県は青年部が、ギター伴奏に合わせ「上を向いて歩こう」を熱唱。気持ち良さそうに歌う姿に、会場から手拍子が起こった。同芸能祭では県人会長自らも芸をお披露目。合唱「荒城の月」には、大分県人会の矢野敬崇会長が出演。野口圭三長崎県人会長は詩吟「川中島」を披露した。鹿児島県人会の園田昭憲会長は歌で会場を魅了、小山田祥雄熊本県人会長は青年部と一緒に「熊本慕情」の合唱に参加した。最後は、沖縄県人会による迫力ある琉球国祭り太鼓。来場者が、舞台前に集まりカチャーシーに加わっていった。「宮崎あばれ太鼓」を歌った竹下達也さん(68)は、「ハプニングもあったが何とか上手くいきました」と安堵の表情をみせた。「同芸能祭は、お年寄りが趣味を披露する良い機会ですよ」と楽しんでいたのは、舞踊「川」を披露した熊本の難波美智子さん(84)。同県人会婦人部の高木松江さんは(80)は「おてもやんが綺麗だった」と感想を語る。福岡の高数義さん(78)夫妻は「沖縄文化が独特でおもしろい。福岡県人会は、あじさいグループが良かった」と話していた。初めて訪れたという南アゴスチーニョ福岡県人会長は「じっくり楽しめた。8県の協力がすばらしい」と満足気。小山田熊本県人会長は「今年も九州の絆を深めることができた」と振り返った。
奈良県人会(有北ジョルジ会長)は、二十七日午前十時四十分から、西本願寺(聖市シャングアー街一〇八番、地下鉄プラサ・ダ・アルボレ近く)で先没県人の慰霊法要を行なう。詳細は同県人会事務局(電話11・5539・2686)まで。 2009年9月25日付
元学移連実習生の高原要次さん 【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】お米を通じて留学生と国際交流を――。福岡県筑紫野市で米作りを営んでいる高原要次さん(五六)は二十二日、アジアやアフリカから同県に留学している学生たちを自宅に招き、新米百キロをプレゼントした。新米は『夢つくし』という福岡のブランド米で、高原さん家族が化学肥料を使わずに、レンゲを撒き、鶏糞などの有機肥料だけで育てたもの。 同氏は七五年、日本学生海外移住連盟の第十六次南米実習調査団団員としてブラジルへ渡伯し、サンパウロ市のヤオハンで一年間研修した。 その後、福岡と南米を結ぶ交流活動に力を注ぎ、〇八年には日本映画『北進斜めにさすところ』のブラジル上映会をコーディネイトするなど、コロニアにも大きく貢献している。 この日、高原さんの自宅には中国、インドネシア、セネガルなど五か国から十一人の留学生が訪れ、二日前に精米されたばかりの新米を受け取った。 高原さんは「学生時代にブラジルで研修していた頃、現地の人々から大変親切にしていただいた。また、私の子供たちもスペインやカナダへ留学し異国の人々からお世話になった」と留学生たちにお礼を述べ、「交流は単なるイベントではなく、関わりにしたい。今後、田植えや草取り、稲刈りと、留学生の皆さんに参加してもらえれば」と呼びかけた。 その後、自宅の庭でバーベキューが行なわれ、炊き立ての新米が振舞われた。また、この日は高原さんの友人が多数参加し、留学生たちの輪の中で楽しそうに歓談した。 ミャンマーから九州大学農学部に留学してしるアウング・ミントさん(三五)は、「私の国でも米作りが盛んですが、日本の米は本当に美味しいですね」と喜んでいた。 高原さんは米農家と兼業して企業向け人材育成の会社を経営している。「人づくり、米づくり、国際交流は同根だと思う。一日本人として留学生たちとよい関係を築きたい」と抱負を述べた。 今回は都合が合わずブラジルからの留学生は参加していないが、「次回はぜひ彼らにも新米を食べさせたい」と話している。 写真:留学生たちに新米をプレゼントする高原さん
ニッケイ新聞 2009年9月26日付け 県連(与儀昭雄会長)とグローバルツーリズモは「ふるさと巡り」の参加者への感謝の気持ちを込めて、利益なしの格安旅行を提供する。11月27~29日に、温泉で有名なミナス州ポッソス・デ・カウダスへ行くもの。旅行代金は2人、または3人部屋は一人219レアル、シングル部屋は一人282レアル。代金に含まれるものは交通費、車内サービス、宿泊費用、食事(朝2回、昼2回、夕1回)、市内観光、観光ガイド、日本語添乗員、旅行保険。申し込み、問い合わせはグローバル(電話=11・3572・8990)まで。