06/03/2026

Dia: 10 de novembro de 2011

 福島県人会主催の「喜多方ラーメン祭り」では豪華な電化製品が当たるビンゴゲームが行われた。しかし、そのビンゴゲームは大騒動。まるで暴動のようだった。原因はゲームでカードが1人3枚同時に使用できると知らなかった参加者が景品欲しさに「説明がなかった」と怒り出したため。主催者の説明不足もあっただろうが、景品欲しさに騒ぎ立てる様子はあさましく見えた。最も熱くなっているのは、とうに60歳を過ぎた年配の男性たち。醜く、わざわざ自らの器の小さをさらしているように見えた。ラーメンを食べに来て、男は本気になる場所と時を間違えてはならないと考えさせられた。 ◎  県人会活動が活発でない団体の中には、会員自体が県人会を必要だと感じていないところがある。そのような県人会を訪ねると記事掲載を断られることもある。内部のバランスがデリケートだから、掲載されるといろいろ問題が発生するというのが原因だ。モザイク子も紙面を通して県人会活動を応援したいが、それができないというジレンマに泣かされた。一方、某県人会では移住50年目にして初めて自らの出身県人会を訪ねて会員になった女性がいた。理由は「ようやく自由な時間が持て、新しい友達が作れると思ったから」。県人会は友達づくり以外にも、先日愛知県人会が開催した子育て交流など世代を超えたものが、それぞれの要望に応じた形で実践することができる。頑張れ小さな県人会。 2011年11月10日付
福島県人会(小島友四郎会長)は10月30日午前10時から同会館で「第2回喜多方ラーメン祭り」を開催した。当日は、同県人会の婦人部や若者らが研究した本場の味を腕を振るって再現。約300杯を販売した。会場を訪れた人は、「日本で食べた味を思い出した」「おいしい」と言いながら麺をすすっていた。 この催しは、同県人会事務局長の曽我部威氏の企画により昨年から始まったもので、今回は「喜多方ラーメンの専門家」である武藤啓一氏が全面的に協力している。武藤氏は今年からJICAシニアボランティアとして、カンピーナスで野球とソフトボールを指導しているが、昨年までは喜多方市産業部マーケティング部長として喜多方ラーメンを振興する仕事に従事。福島県人会との縁はボランティアに就任した際、県人会に表敬訪問をしたのが始まり。曽我部氏が昨年喜多方ラーメン祭りを企画したことを知り、意気投合した。 武藤氏は「喜多方ラーメンは麺が軟らかくて縮れている平打ちの太麺で、さっぱりした醤油味が特徴。今回のイベントの麺は太麺ではないが、かなり本物の味に近づけることができた。イベントでは売れるための『特別な味』がある。そのようなノウハウを経験を生かして伝えたい」と話した。 小島会長も「ラーメンはものすごい勢いで世界に広がっている。今回は4か月かけて味の研究や食材の準備などを行った。自分もずいぶん食べて回って研究したよ」と今回のイベントにかけた意気込みを語った。 同県人会は喜多方ラーメンを通じて母県の団体や自治体と結束を強固にしていき、来年以降も同祭を継続して開催する計画だ。 2011年11月10日付
在サンパウロ日本国総領事館は東日本大震災復興支援の一環として、宮城、福島、岩手県のいずれかの地域を訪問する外国人で、次の要件を満たす場合は査証手数料を免除するという。 (1)短期滞在査証以外の査証申請の場合=対象地域に居住、勤務または留学する人。(2)短期滞在査証申請の場合=対象地域(宮城、福島、岩手の3県)を訪問する人。 対象となる査証は、2011年11月15日~16年3月31日までに査証申請したもの。通常の査証申請書類のほか、次の書類提出が必要。 (1)短期滞在査証以外の査証申請の場合=居住先、勤務先または留学先が対象地域に所在することを証する書類。(2)短期滞在査証申請の場合=滞在予定表(日程表)、対象地域を訪問することを証する書類(宿舎予約票、航空券予約票、乗船券予約票、鉄道の予約票、対象地域のツアー予約票、対象地域で開催される各種イベントの入場券または予約票、対象地域で開催される会議への招待状などのうちいずれか一つ)。 詳細については、同館査証班(電話・11・3254・0100。問い合わせ時間=平日の午後2時~午後4時)まで。 2011年11月10日付
ニッケイ新聞 2011年11月10日付け ラ・プラタ在住の坪倉君枝さん(76、鳥取)は、「鉛筆で県庁宛てに手紙を書いたんです。そしたら米子市で見合いをすることになって」と振り返る。そこで夫の広加さんと出会い、鳥取県庁で何組かと合同結婚式を挙げた後、夫と亜国へ渡った。「百姓はしないでいいから日本にいてほしい」と引き止めた父親の反対を、むりやり押し切っての渡航だった。「私は四女だったので、わがままに育ったんです。変わり者だって言われていました」と笑う。祖父の兄弟が米国へ渡ったこともあり、海外に憧れがあったという。入植して2人で始めた花園。霜が下りることも多く、君枝さんも子供をおんぶしながら仕事に励んだ。「8年目に里帰りしたときには、大喜びで迎えられました」と満面の笑みを見せた。◎    ◎交流会の後ホテルへ戻り、一行は夜ブエノス市内へと出発した。バスは中心地のインデペンデンシア通りにある「在亜日本人会会館」という縦書きの看板が掲げられた会館前に止まった。同地の日系団体としては1912年に県人の枠を超えた最初の総合日本人団体「大正会」、16年には「在亜日本人会」の前身、「在亜日本人青年会」が発足した。現在、在亜日系社会の代表機関の役を担うのは「社団法人・在亜日系団体連合会」(FANA)だ。加盟団体の活動支援や公的機関との連絡窓口業務を行う。1995年に設立され、現在38団体が加盟している。会館は1960年に落成され、太鼓や民謡などの芸能、日本語教育の活動の場として利用されている。在亜日系人の7~8割は沖縄出身だ。今年で設立60周年を迎えた「在亜沖縄県人連合会」はFANA加盟団体で最大規模を誇り、個人会員数は一千人に上る。同会ホームページによると亜国には40近くの沖縄県系の組織が、ブエノスアイレスほかコルドバ州、サンタフェ州などにある。その他、61年に設立された「在亜教育連合会」は23校の日本語学校を統括する組織だ。FANAによって催された歓迎会で、一行は会館の大サロンで出迎えを受け、亜国側からの参加者とともに出身地域別にテーブルについた。挨拶に立った米須清文同連合会会長(62、沖縄県首里)は歓迎の意を表し、「各県人会行事、ゲートボールや太鼓、日本語教師研修会などを通して定期的に南米国間の交流が行なわれているのは喜ばしい」とのべ、「母国におんぶされる形でなく、今後は在南米日系コミュニティのグローバル化を目指して邁進していきましょう」と呼びかけた。本橋団長は「ほとんどの県人が来ている。懐かしい故郷の話もあると思うので、ぜひ交流を深めてください」と返した。同会国際交流担当理事の一色田眸さん(70、三重)が乾杯の音頭を取り、「県人会単位で交流は盛んだが、このような大規模な交流は初めて。今後も継続して交流が続けられたら」と期待を寄せた。近畿地方出身者のテーブルにいた荒木滋高さん(79、三重)=ブラジリア在住=は55年にコチア青年として来伯、今年で伯国在住56年目。 同郷の一色田さんや亜国唯一の邦字紙「らぷらた報知」の元編集長、高木一臣さん(86、三重)らと写真を撮りながら、歓談を楽しんでいた。高木さんは「アルゼンチンでも、日本語が読める人は少なくなってきている。話すことはできても読めないんです」と漏らした。(つづく、田中詩穂記者) 写真=交流を祝い乾杯する一同。サロンには伯国と亜国の国旗を表す飾りが この連載はこちらでご覧になれます。http://www.nikkeyshimbun.com.br/2011/2011rensai-tanaka4.html
ニッケイ新聞 2011年11月10日付け ブラジル兵庫県人会(尾西貞夫会長)は、恒例のピクニックを9月25日に実施し、聖州アンパーロ市の自然農法を実践するドゥアス・カショエイラス環境教育センターを訪れた。尾西会長はじめ役員や留学生・研修生OB、会員ら48人が参加し、爽やかな自然の中で親睦を深めた。 バスは山あいに続く赤土の道を進むと門が見え、センター長のガラシ・ジニズさん(48)が出迎えた。一行は澄んだ空気の山を散策しながら、環境に負担をかけない持続可能な農業の説明を受け、「この植物は何ですか」と熱心に聞く参加者の姿が見られた。今では自然の果物が溢れているこの土地も、85年頃まではガラシさんの祖父の代から続けたコーヒー単作で土壌は荒れていた。参加者は当時の写真と風景を見比べ、驚きの声を上げた。「ここを流れる川はきれいな海岸に注ぐ。多量の農薬を使えば、広範囲の自然や人に影響を与えるんです」とのガラシさんの言葉に一行は頷いた。「目を閉じて耳を澄ませてみて」と促されると、皆で目をつむり、風の音や葉のすれる音、鳥のさえずりなど、自然の音に耳を傾けた。山崎輝之さん(62、二世)は、「大農業より手間はかかるでしょうが、自然の力を借りることでこういった風景も残るんですね」と清々しい表情をうかべた。昼食は薪で炊いたご飯と同地で取れた新鮮な無農薬野菜のおかず。山を散策してお腹をすかせた参加者は列を作り、食事をしながら久々の再会に話を弾ませていた。羊毛織物の見学や牧羊施設での動物との触れ合いなど都市では不可能な体験もでき、充実した一日となった。「今日はたくさん笑って気分転換しました。来年どこへ行くか今から楽しみです」と谷口勉さん(71、二世)は感想を語った。バスが市内に到着し、尾西会長が「今年もありがとうございました。次は新年会でお会いしましょう」と挨拶すると拍手が起こり、参加者は帰路についた。
ニッケイ新聞 2011年11月10日付け 宮城県人会(中沢宏一会長)は敬老祝賀会を13日午前10時から同会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開く。約100人が出席する。母県から70歳以上の高齢者へ渡されていた祝い金制度が08年に廃止となったため、県人会から88歳以上の会員へと祝い金が渡される。太鼓やカラオケなどの余興、くじびきもある。サンパウロ仙台七夕祭り(7月)のため気仙沼から送られた短歌、俳句作品も展示する。問い合わせは同会(11・3209・3265)まで。