福島県人会(小島友四郎会長)は10月30日午前10時から同会館で「第2回喜多方ラーメン祭り」を開催した。当日は、同県人会の婦人部や若者らが研究した本場の味を腕を振るって再現。約300杯を販売した。会場を訪れた人は、「日本で食べた味を思い出した」「おいしい」と言いながら麺をすすっていた。
この催しは、同県人会事務局長の曽我部威氏の企画により昨年から始まったもので、今回は「喜多方ラーメンの専門家」である武藤啓一氏が全面的に協力している。武藤氏は今年からJICAシニアボランティアとして、カンピーナスで野球とソフトボールを指導しているが、昨年までは喜多方市産業部マーケティング部長として喜多方ラーメンを振興する仕事に従事。福島県人会との縁はボランティアに就任した際、県人会に表敬訪問をしたのが始まり。曽我部氏が昨年喜多方ラーメン祭りを企画したことを知り、意気投合した。
武藤氏は「喜多方ラーメンは麺が軟らかくて縮れている平打ちの太麺で、さっぱりした醤油味が特徴。今回のイベントの麺は太麺ではないが、かなり本物の味に近づけることができた。イベントでは売れるための『特別な味』がある。そのようなノウハウを経験を生かして伝えたい」と話した。
小島会長も「ラーメンはものすごい勢いで世界に広がっている。今回は4か月かけて味の研究や食材の準備などを行った。自分もずいぶん食べて回って研究したよ」と今回のイベントにかけた意気込みを語った。
同県人会は喜多方ラーメンを通じて母県の団体や自治体と結束を強固にしていき、来年以降も同祭を継続して開催する計画だ。
2011年11月10日付
