福島県人会主催の「喜多方ラーメン祭り」では豪華な電化製品が当たるビンゴゲームが行われた。しかし、そのビンゴゲームは大騒動。まるで暴動のようだった。原因はゲームでカードが1人3枚同時に使用できると知らなかった参加者が景品欲しさに「説明がなかった」と怒り出したため。主催者の説明不足もあっただろうが、景品欲しさに騒ぎ立てる様子はあさましく見えた。最も熱くなっているのは、とうに60歳を過ぎた年配の男性たち。醜く、わざわざ自らの器の小さをさらしているように見えた。ラーメンを食べに来て、男は本気になる場所と時を間違えてはならないと考えさせられた。
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県人会活動が活発でない団体の中には、会員自体が県人会を必要だと感じていないところがある。そのような県人会を訪ねると記事掲載を断られることもある。内部のバランスがデリケートだから、掲載されるといろいろ問題が発生するというのが原因だ。モザイク子も紙面を通して県人会活動を応援したいが、それができないというジレンマに泣かされた。一方、某県人会では移住50年目にして初めて自らの出身県人会を訪ねて会員になった女性がいた。理由は「ようやく自由な時間が持て、新しい友達が作れると思ったから」。県人会は友達づくり以外にも、先日愛知県人会が開催した子育て交流など世代を超えたものが、それぞれの要望に応じた形で実践することができる。頑張れ小さな県人会。
2011年11月10日付
