06/03/2026

Dia: 19 de novembro de 2011

 日系3団体とCIATEによる海外日系人大会の報告記者会見が行われた。大会参加者が年々減少しており、今年は180人だったことについて園田昭憲県連会長は「各国の参加が少ないのは東日本大震災の影響もあるだろうが、大会に実りが少なく、大会宣言の中身が空っぽだからだろう」との見解を示した。同大会の位置付けは各国によりばらばらで、例年大会全体を通して白けた空気が漂う。そのような中で日系3団体は出国前に掲げた「日本の目をブラジルに向ける」という目標は果たせたのだろうか。会見を聞く限り、藤村官房長官に直接要望を伝えたということ以外には目立った成果は上げられていないように感じた。「我々が参加した一番の収穫は、文協、県連、援協の足並みがそろったことだ」とまとめたが、会見自体も遅刻が相次ぎ足並みはそろっていないと思わざるを得なかった。 2011年11月19日付
【既報関連】「強めよう日本との絆」をテーマに、10月26日から3日間、東京・永田町の憲政記念館、市ヶ谷のJICA研究所などで日本と海外日系社会の連携、強化について話し合う「第52回海外日系人大会」(海外日系人協会主催、外務省、全国知事会、JICA、経団連後援)が開催され、海外21か国1地域から170人、国内から160人が参加した。 ブラジルからは「日本の目をブラジルに向けさせよう」と、木多喜八郎(文協会長)、菊地義治(援協会長)、園田昭憲(県連会長)、二宮正人(CIATE理事長)各氏が出席。日伯両国間の査証免除協定の締結などについても関係機関に要望した。 帰国した日系3団体は、同大会の報告記者会見を11月26日午後4時から聖市リベルダーデ区の文協ビルで開催。「東日本大震災時には伯国日系社会がいち早く支援を行ったことなどを発表した」と報告した。 また、同大会以外にも藤村修官房長官や水上正史中南米局長などに食を含む文化と人的交流の促進などを求めた。 県連の園田会長は「観光ビザ免除協定などを要求できたのは、機を得たことだった」と、訪日の成果に満足し、「日系3団体が一つになり連携が図れた」と振り返った。 2011年11月19日付
ニッケイ新聞 2011年11月19日付け  12日に伯国初のコンサートを行った沖縄県石垣島出身の人気バンド「BEGIN」の歓迎交流会が13日、聖市の沖縄県人会館ホールで盛大に開かれ、駆けつけた約400人の県系人がメンバーとの交流と演奏を楽しんだ。午後1時頃、BEGINが到着すると盛大な拍手で迎えられ、挨拶にたったボーカルの比嘉栄昇さんは「ブラジルのことをよく知らないまま来たがここで皆さんの顔を見て話ができて、日本とブラジルは、距離は遠くても心はこんなに近いんだと感じました」と感無量の様子でのべた。  グループ「ブラジル・コルコバード」がサンバショーを披露し、BEGINメンバーも太鼓を叩いたり踊ったりするなどのパフォーマンスを見せ、会場は一気に盛り上がった。 その後県人会の山城勇評議員会長が乾杯の音頭を取り、「ライブでもらったエネルギーを糧に、ブラジルのウチナー魂をより育みましょう!」と挨拶し、一同乾杯。振舞われた昼食に舌鼓を打った。 ライブのサポートメンバーとして初来伯したドラムの田代浩一さん(35、石垣市)は取材に対し、「中学時代からサッカーをやっていてブラジルは憧れだった」といい、「移民が多いとは聞いていたが、ブラジルの沖縄県系人がこんなに明るくて熱いとは。こんなに盛り上がるとは思っていなかった」と目を丸くした。 ライブと交流会の実行委員長を務めた知花ルイ氏(48、二世)は、「我々の夢を叶えてくれたBEGINに感謝の気持ちを示したかった」と趣旨を語り、「来場者数は予想以上だった。40日間しか準備期間がなかったが、成功して良かった」と安堵した様子。 「沖縄に初めて行ったときは郷里に帰ったような気がして涙が止まらなかった」と振り返り、「彼らの歌はオジイ、オバアを思い出させる。BEGINの歌は高齢者と若者をつなげると思う」と思いを語った。 今回のライブと交流会の開催にあたっては、先月沖縄で開かれた「第5回うちなんちゅー大会」で一千人以上の県系人が伯国から参加したため、残った若者メンバーを中心に約60人ボランティアが集められた。 グループの代表、加藤ロベルト孝幸さん(29、二世)は、琉球國祭り太鼓のブラジル副支部長、県人会カーザ・ベルデ支部青年会長を務め、舞台下でBEGINと共演を果たした。「おじいさんおばあさんが懐かしそうな顔をしていたのが一番嬉しかった。BEGINのうちなーぐちを聞いて、昔を思い出しているような目をしていた」。 インターネットで常に新曲をチェックするほど大ファンだといい、「ライブでは胸がどきどきして泣いてしまった。『三線の花』が一番好きです」と笑顔を見せた。 島袋ゆきさん(97、名護市)は「長寿の島OKINAWA」と折り紙で文字を切り貼りして作った和紙を3人に手渡し、BEGINからサイン色紙を受け取った。ゆきさんは「家に飾ると言ってくれました」と嬉しそうに話していた。 昼食の後、「島人ぬ宝」を当地のバンドと共演し大きな拍手が送られた後、写真撮影大会となり、来場者は長蛇の列を作った。 ピアノの上地等さんは、「1週間の滞在だったがこんなに多大な歓迎を受け、日本に帰るのが惜しい。必ずもう一度来たい」、ギターの島袋優さんは、「ブラジルでもらった熱い思いを胸に、これからも良い曲を書いていきたい」とそれぞれ挨拶した。 最後に比嘉さんが「ブラジルで見聞きしたことを子供たちや友達、コンサートのお客さんなど日本全国の皆さんに伝えたい。またブラジルに来るときは一緒に遊んでください!」と呼びかけ、最後はカチャーシーでお開きとなった。 BEGINが出口からバスに乗り込むところを大勢が名残惜しそうに見送っていた中、花城ファビオさん(32、三世)=ブラジリア在住=は、「ライブは本当に素晴らしかった。言葉が出ない」と感動した様子を見せ、加藤剛さん(25、二世)は「BEGINの歌を聴くと、自分にはウチナーの血が流れていることを思い出す」と話していた。
ニッケイ新聞 2011年11月19日付け  神奈川文化擁護協会(永田淳会長)は14日夜、ブラジル視察に訪れた横浜市市会議員10人の歓迎会をリベルダーデ区のニッケイパラセホテルで開いた。会員ら約40人が集まり、懇談に花を咲かせた。 一行はドイツのフランクフルト、南アフリカ共和国のヨハネスブルグなどを訪問し、12日に聖市入り。13日はサントスを訪れ同地在住の日本人と交流を行い、14日に在聖総領事館、移民史料館を訪れた。 永田会長は「今後いっそうの人材交流・親善を図りたい」と挨拶、大部一秋在聖総領事は「横浜市はJICAの海外移住資料館があり、在日ブラジル人も多い。将来性のある交流を」と期待した。 来伯は2度目の横山正人団長(47、自民党)は「今回の視察のなかでブラジルには一番関心があった。日系社会もある。今後は農業など様々な分野で交流を行えれば」とのべた。 サントス訪問のさい、同じ港町で多くの移民船が横浜港から出港した縁があるとして、同市の中井貞夫市議から姉妹都市提携の提案があったことも明かした。 横浜市では従来の海外の姉妹都市と違い、双方の都市にメリットのある特定の分野に絞って交流する「パートナー都市協定」を世界6都市と結んでいる。 斉藤達也議員(38、自民党)は「サントス、サンパウロ市とも何らかの交流を考えたい」と話した。 また一行は野村アウレリオ聖市議とも懇談し、斉藤議員は「環境モデル都市に指定されている横浜市は、高度成長中でインフラ整備やゴミ問題が課題のサンパウロ市に助言できることがあるのでは」と話していた。