アリアンサ日伯文化連盟(中谷アンセルモ会長)は18日午後7時から、聖市セントロ区のサンパウロ市議会館で同連盟55周年記念式典を開催した。
会場には大部一秋在聖総領事や野村アウレリオ聖市市議会議員、園田昭憲県連会長、菊地義治援協会長、栢野定雄文協副会長といった日系社会を代表する来賓が訪れたほか、招待を受けた日系団体関係者約250人が来場した。
あいさつに立った代表者らは、同連盟の事業を賞賛し、55年間培った歴史を祝福した。
式典の中で行われたコンサートでは和楽器と州政府交響楽団が共演し、夕顔、春の海、烏川、絵夢の4曲が披露された。 この共演はトミック・ダニーロ・ブラジル邦楽協会会長が同連盟の日本語講座で学んでいることがきっかけで実現した。ダニーロ会長はコンサートの中で、指揮を務める傍ら尺八を演奏した。
ダニーロ会長は映画で聴いた尺八の音色に魅了され、22年前からブラジルで指導している日本人に師事。日本へ行ったことはないが、来年6月に開催される「2012国際尺八フェスティバルin京都」へ参加する予定だという。「日本語を一生懸命勉強し、日本へ行きたい」と目を輝かせた。
演奏が終わると、来場者が総立ちとなり大きな拍手が会場を包んだ。
平島英毅同連盟評議会会長の招待で来場した土屋健俊さん(64、北海道)は「和楽器とオーケストラの共演は初めて聴いたが(音色が)合うんですね」と驚いた様子でコンサートの感想を述べた。
2011年11月24日付
