06/03/2026

Ano: 2011

12月8日から日本で開催されるサッカーのFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)に南米代表として出場するブラジルのサントスFCの壮行会が23日夜、聖市モルンビー区の在サンパウロ日本総領事公邸で開かれた。会には日本企業や日系5団体などが招かれ、友好を深めた。サントスFCからはムリシ・ラマーリョ監督のほかネイマール、ガンソ、エラーノ、エンリケ、レオ、ラファエル、エドゥーなどの豪華なメンバーが顔をそろえた。 あいさつに立った大部一秋総領事が「サントスが南米王者として日本に行くことがとてもうれしい。日本とブラジルの交流がもっと盛んになるでしょう」と笑顔を見せた。 また、プレゼント交換でサントスFCのルイス・アルバロ・デ・オリベイラ・リベイロ会長は大部総領事夫妻にそれぞれの名前が入ったユニホームをプレゼントすると、会場からは感嘆の声が上がった。 伯国代表でも活躍するFWネイマールは「16歳の時に試合で仙台を訪れたことがある。とても奇麗な景色を覚えている。地震が起きてショックだった。でも必ず復興できる」と日本の震災被災者にメッセージを送った。 先日サントスとの契約を延長したことについては「とても幸せな気持ち。自身のキャリアを考えてサントスでプレーすることを選んだ。サントスは第2の家だ」とクラブへ対する気持ちを明かした。 リベイロ会長に欧州代表のバルセロナ(スペイン)は攻撃的なチームだが、同じような特徴を持つサントスFCは現実的な戦術として守備的に戦うのかと質問すると「バルセロナの攻撃は組織的だが、サントスの攻撃は個人技で、より野生的なもの。大会ではその違いが分かるだろう。また、日本でプレー経験した選手がいるのもサントスが有利な点だ」と自信満々に答えた。 また、サントスFCがロンドン五輪を目指すU―22(22歳以下)日本代表の右サイドバック酒井宏樹(21)の獲得に動いていることについて「酒井は我々が求めている人材。サントスに来てくれることを信じている」と改めてラブコールを送った。 来賓として訪れたトヨタブラジルの中西俊一社長は「優秀な販売成績を収めた営業マン15人と共にサントスを応援しに日本に行きます」と早くも興奮していた。 クラブW杯は、Jリーグ今季王者やバルセロナなど7チームが出場し、クラブ世界一を目指す。サントスFCの初戦は14日。 2011年11月25日付
ニッケイ新聞 2011年11月25日付け  母県と県人子孫の心の絆とは何なのか。それはいつまで継承されるものなのか――どんな県人会にとっても重要なこの問いに答える壮大な取り組みが、いま沖縄で行なわれている。5年に一度の「世界のウチナーンチュ(沖縄県人)大会」に参加するためにブラジルから1千人以上が馳せ参じたこと自体凄いことだが、ただ単にその現象を報じるのではなく、「なぜそんな来ているのか」について分析・推論を連載にした。一体、沖縄県民とその海外子孫に何が起きているのか。琉球大学の招待で大会に参加した機会を利用し、各国の日系社会の状況とそこにおける沖縄系社会の様子に加え、どの県や県人会にとっても役立つ活性化のヒントが含まれていないかを探る。沖縄をたたき台に、母県と県人子孫が一体となって取り組んでいるルーツ意識の掘り起こしについて取材してみた。(深沢正雪記者)  10月12日昼すぎの那覇市国際通りでは、次々にブラジル沖縄県人会の面々と顔を合わせた。しかも、みな家族連れだ。まるでまだサンパウロ市にいるかのような錯覚に襲われる光景で、尋常ではないことが起きているとの強い印象を受けた。 その日は地元紙によれば世界25カ国から約5200人もの在外県人とその子孫が集まった第5回世界のウチナーンチュ大会の前夜祭だった。国際通り沿道には地元市民が鈴なりに押し寄せ、帰還パレードをする子孫らに向けて「お帰り」と呼びかけ、握手攻めにあわせて熱烈歓迎した。 翌日の開会式で仲井眞弘多(なかいま・ひろかず)知事は「みなさんは沖縄の宝です!」と満面に笑みを浮べ両手を広げた。これだけの人数の子孫が一度に母県訪問することは、他県でありえるだろうか。これほどの官民挙げての大歓迎がありえるだろうか。 最も盛大だった16日の閉会式では、1千人超の地元高校生らが琉球王朝の貴族風衣装をまとって見事な群舞を披露した。海外子孫や地元民ら約3万人を前に、伝統舞踊をベースに現代的なショー的演出を加えた民族的な逸話が堂々と演じられた。 王様役が舞台で「万国津梁(世界の懸け橋の意)の鐘に込めた想いを滔々と説き、それを「子々孫々に受け継ぎ、島の未来を指し示そうぞ!」と叫ぶと、会場全体から拍手が沸きあがった。海外子孫はその物語を県民と共有し、「自分達は祖先の地の歴史の延長線上にいる」と一体感を感じて感動していた。 万国津梁とは、1458年に尚泰久(しょうたいきゅう)王の命で鋳造され、「万国を結ぶ懸け橋」となることを誓って同名の鐘を作ったことに由来する。琉球王国の伝説が今も生きている。 前夜祭のパレードでの一般市民の歓迎振り、それに加え、閉会式の海外子孫を歓迎するためにこれだけの地元若者が参加するのは半端ではない。この大会はまさに地元挙げての行事、母県と海外子孫が同調して盛り上げている。 初参加の下本八郎元聖州議(75、二世)は、「皇族がご出席される関係で、僕はいろんな県の植樹祭などに参加したことあるけど、この大会ぐらい世界中から子孫が集まるところはない」と断言した。 一体、沖縄県で何が起きているのか。(敬称略、つづく) 写真=約1000人の地元高校生等が一糸乱れずショーを繰り広げた この連載はこちらでご覧になれます。http://www.nikkeyshimbun.com.br/2011/2011rensai-fukasawa8.html
賃貸頻度は昨年より増加しているが 日系社会を代表する機関と称されるブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)の記念講堂(大講堂)の賃貸状況が近年、様変わりしている。文協事務局の話では、非日系団体を含めた使用頻度は昨年より増加しているというものの、特に県人会の記念式典による使用はここ10年で激減している。設備、賃貸料金、広さや使いやすさなどの面で、団体によっては「檜(ひのき)舞台」であったはずの文協記念講堂が敬遠されているようだ。 昨年8月に創立80周年記念式典を、聖市リベルダーデ区の文協の近隣にある客家(はっか)会館で開催した福岡県人会の南アゴスチーニョ会長は、文協記念講堂を使用しなかったことについて、「設備の違いの問題」と説明する。 賃貸料金は文協記念講堂よりも客家会館のほうが割高になるものの、各会場やトイレなど設備の新しさ、空調の充実など「使いやすさ」に重点を置いたという。 また、文協記念講堂の場合、式典後の祝賀会は講堂前にある大サロンか隣接する別館展示室の使用で「立食」を余儀なくされ、参加する高齢者たちにとってテーブルに座って楽しむことができないことなども敬遠されている理由の一つになっているようだ。 またここ10年でリベルダーデ区やビラ・マリアーナ区に「こじんまりした」形での県人会の新会館が建設されたことも、県人会記念式典での文協会館離れに拍車をかけている。 来年、創立50周年を迎える長崎県人会(川添博会長)では、そうした規模の県人会館での式典開催を来年9月に予定している。規模の問題であるならば文協小講堂の使用も考えられるか川添会長に質問したところ、「式典をやるだけならば小講堂でも構わないのですが、祝賀会で食事をするとなると別の場所に移動しなければなりません」と使い勝手の悪さを指摘した。 毎年8月に文協記念講堂で老人クラブ大会・芸能祭を開催している老人クラブ連合会(五十嵐司会長)は、同講堂の使用料金の高さを嘆く。今月27日に開催される親睦カラオケ大会会場を今年はやむなく「(値段的に)3分の1割安」(老ク連筋)の静岡県人会館に変更した。 会員の超高齢化などでここ数年、老ク連関連イベントへの参加者が少しずつ減っていることもあるが、文協記念講堂使用料金の値上がりと、これまで恩恵を受けていたサンタンデール銀行からの資金援助が今年からなくなったことも大きい。 「会員にとっては文協の檜舞台で踊ったり歌ったりしたいという気持ちがもちろんありますが、記念講堂は値段が高くて来年以降の老ク連大会や芸能祭でも使えなくなる可能性は十分にあります」と老ク連では懸念している。 これらのことについて文協の中島エドワルド事務局長は、「(記念講堂の)使用頻度で言えば、昨年よりも増えています」と強調する。「確かに(近隣の)客家会館ができた時には、試用の意味もあって記念講堂を借りる団体が一時的に少なくなったこともありましたし、県人会関係者の式典での 使用はここ10年であまり行われていません。しかし、1月から4月は非日系などの学校の卒業式やシンジカット関係者が平日によく使ってくれますし、カラオ ケ団体などにもまだ人気はあります」(中島事務局長) 文協の設備が老朽化する中、今後の賃貸状況にも新たな影響を及ぼしそうだ。 2011年11月24日付
アリアンサ日伯文化連盟(中谷アンセルモ会長)は18日午後7時から、聖市セントロ区のサンパウロ市議会館で同連盟55周年記念式典を開催した。 会場には大部一秋在聖総領事や野村アウレリオ聖市市議会議員、園田昭憲県連会長、菊地義治援協会長、栢野定雄文協副会長といった日系社会を代表する来賓が訪れたほか、招待を受けた日系団体関係者約250人が来場した。 あいさつに立った代表者らは、同連盟の事業を賞賛し、55年間培った歴史を祝福した。式典の中で行われたコンサートでは和楽器と州政府交響楽団が共演し、夕顔、春の海、烏川、絵夢の4曲が披露された。 この共演はトミック・ダニーロ・ブラジル邦楽協会会長が同連盟の日本語講座で学んでいることがきっかけで実現した。ダニーロ会長はコンサートの中で、指揮を務める傍ら尺八を演奏した。 ダニーロ会長は映画で聴いた尺八の音色に魅了され、22年前からブラジルで指導している日本人に師事。日本へ行ったことはないが、来年6月に開催される「2012国際尺八フェスティバルin京都」へ参加する予定だという。「日本語を一生懸命勉強し、日本へ行きたい」と目を輝かせた。 演奏が終わると、来場者が総立ちとなり大きな拍手が会場を包んだ。 平島英毅同連盟評議会会長の招待で来場した土屋健俊さん(64、北海道)は「和楽器とオーケストラの共演は初めて聴いたが(音色が)合うんですね」と驚いた様子でコンサートの感想を述べた。 2011年11月24日付
友好親善を目的に、自民党・みんなの党、民主党で結成される横浜市議会議員団(横山正人団長)一行10人が、12日から15日の4日間にわたって来伯した。14日午前11時半からは聖市議会8階の野村アウレリオ市議を表敬訪問し、懇談した。 野村市議は、1200万人の聖市で市議会議員の議席数が 55しかないことを説明。2年ぶり2回目の来伯となった横山団長は、横浜市が370万都市で市議の議席数が86あるとし、「サンパウロ市はもう少し議席数が多くても良いのでは」などと話していた。 横浜市議一行から聖市の環境問題について質問を受けた野村市議は、聖市の交通量が乗用車700万台、バス3万台にも及び地下鉄の設備が先進国に比べて少なく、車に頼らざるを得ない状況にあることを指摘していた。 これに対して、横浜市は海外各国とパートナーシップ協力を結んでおり、「互いの力を出し合って問題を解決することができる」(横山団長)とし、今後都市問題や環境問題などでの補完関係についても可能性があることを示唆した。 また、2020年に聖市で開催が予定されている万国博覧会についても横山団長は、「サンパウロは日本人のコミュニティーがあり、横浜出身の日本人もいる。横浜市が都市として(万博に)出展する可能性は十分にある」と意欲を示していた。 一行は、13日に聖州イタペチの日系農家を視察後、サントス市を訪問。翌14日午前に在聖総領事館を表敬訪問後、聖市議会、移民史料館などを視察して午後7時から神奈川県人会との交流懇談会を行った。15日にリオに向かい、14年のサッカー・ワールドカップ決勝戦の会場となるマラカナン競技場を訪問。米国のニューヨークを経由して帰国した。 2011年11月24日付
ニッケイ新聞 2011年11月24日付け  岩手県人会(千田曠暁会長)は『餅つき大会』を12月10日午前11時から、同県人会(Rua Thomaz Gonzaga, 95, 1o. andar, Liberdade)で開催する。白餅1パック(半キロ)前売り8レアル、当日10レ。 4年前まで毎年、食べ放題を実施していたが、うるち米が混入し硬い米粒が混じることがあって以来、中断していた。 しかし、かねてからの要望があり、白餅の販売のみという形で今年から再開。会員も自家用もち米を寄付するなど協力する。将来的に食べ放題を実施するかどうかは「若い人の参加と反響次第」とか。 案内のため来社した千田会長は「一度凍らしても良く伸びるし焼いても美味しい。餅つきを体験したい人も是非どうぞ」と呼びかけている。 問合せは同県人会(11・3207・2383)まで。
 11月度県連代表者会議で、各県人会長から内容がほとんど分からないと言われている「県連・県人会活性化基金」についての報告があり、本来とは順序が逆だが、現在は運用の決まりや詳細についてポルトガル語で鋭意作成中であることを明かした。また、宮城、岩手、福島各県の代表者の要請により、東日本大震災発生から1年がたつ来年の3月11日には、県連主催の法要を営むことが決定。法要の際には復興の様子をブラジルに向けてパネルや映像などを使ってアピールする考えがあるという。文協が県連に座を譲る日は近いかも。 ◎  来年度の「フェスティバル・ド・ジャポン」に向けて前田ネルソン実行委員長は早くも数社スポンサーを獲得したと発表。さらに来年度は会場内にテーマである「共存する進歩と環境」に沿った巨大なテーマパークを日本の経験ある企業と協力して設けるという。それにより会場が手狭になる可能性もあるので、第2会場も設ける考えもあるとか。日本祭りは「食」から始まったが、どんどん進化していくようだ。あまりに急進的過ぎると、県連の考えと各県人会の考えが乖離(かいり)する可能性もある。各県人会にしっかりと利益の再分配を。 2011年11月23日付
書類不備の解決まで 二転三転する県連(園田昭憲会長)事務所の移転問題でサンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)は、県連が新規移転先候補としている聖市リベルダーデ区の文協ビル5階部分の所有者として、売却に必要な書類をそろえようと奔走していたが、早期解決が見込めないと判断。少しでも早く移転を望む県連に対し、書類の不備が解決するまで5階の無料賃貸を提案している。 県連執行部は現在、この提案について審議をしているが、各県人会長からは「もしもの時には税金問題に巻き込まれるのでは」「サインするまでは内装に手を加えられない」などの意見が出ている。園田会長は17日に行われた代表者会議の席で「しっかり考えて答えを出さなければいけない」との見解を示した。 援協は国を相手に税金免除の裁判に勝利。「8月末までには売買に必要な書類をそろえる」と公の場で発言してきたが、11月に入っても書類をそろえることができていない。県連の入居を逃すと買い手がなくなると考え、無料賃貸を提案したのでは考えられる。 2011年11月23日付
ニッケイ新聞 2011年11月23日付け  ブラジル北海道協会青年部「ひぐま会」(山口貴史会長)は『第20回餅つき祭り』を27日午前11時から、同協会会館(Rua Joaquim Tavora, 605, Vila Mariana)で開く。  餅150キロを用意する。厳選したもち米を丁寧についた餅は毎年完売するほどの人気。 雑煮、お汁粉のほか、磯部、きなこ、大根おろし、納豆、ピーナッツなどでも楽しめ、生チョコ餅やシュハスコ、カキ氷も販売される。餅つきのデモンストレーション、YOSAKOIソーランやビンゴもある。  一人12レアルでチケット発売中。問い合わせは同協会(11・5084・6422)まで。
ブラジル北海道協会青年部ひぐま会は、27日午前11時から毎年恒例となっている『餅つき祭り』を同協会会館(聖市ビラ・マリアーナ区ジョアキン・タボラ街605番)で開催する。 今年は餅150キロを用意。餅米を厳選して丁寧についた餅は盛況で、毎年完売になるほど。白餅のほか、雑煮、汁粉や、海苔しょうゆ、きなこ、大根おろし、納豆、ピーナッツ、レイテ・コンデンサードなど餅のトッピングも充実している。さらに注目は、実際に北海道で土産にもなっている生チョコ餅も販売される。そのほか、シュラスコ、かき氷なども用意される。 また、会場では餅つきのデモンストレーションをはじめ、イッシングループによるよさこいソーランやビンゴなどのアトラクションも準備している。 同会の山口貴史会長は、「自慢の餅をぜひ食べに来てください。また土曜日の餅つきのお手伝いも募集しています」と来場を呼びかけている。白餅の前売り券は12レアルですでに販売されている。問い合わせは同協会(11・5084・6422)まで。 2011年11月22日付
ニッケイ新聞 2011年11月22日付け  群馬県人会婦人部(阿部マルガリータ部長)は9日、サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)傘下の施設に米25キロ、日本製の色紙20セットと300レアルを寄付した。同県人会の予算で購入された。 同部は数年前から、県出身の80代女性があけぼのホームに入居していることから慰問を兼ねて訪問、寄付を行ってきた。今年は諸事情のため訪問が叶わず、援協本部に寄託されることになった。 米と寄付金はあけぼのホームに、色紙は同ホームのほかカンポスさくらホーム、スザノイペンラジャホーム、サントス厚生ホームにも贈られる。 贈呈のため同部の内山節子、大矢みどりさん、県人会役員の向田重子さんが援協本部を訪れ「折り紙で手を動かしてもらえれば」と手渡すと、菊地会長、毛利連副会長は「入居者の皆さんが喜びます」と謝辞を述べた。
 日系3団体とCIATEによる海外日系人大会の報告記者会見が行われた。大会参加者が年々減少しており、今年は180人だったことについて園田昭憲県連会長は「各国の参加が少ないのは東日本大震災の影響もあるだろうが、大会に実りが少なく、大会宣言の中身が空っぽだからだろう」との見解を示した。同大会の位置付けは各国によりばらばらで、例年大会全体を通して白けた空気が漂う。そのような中で日系3団体は出国前に掲げた「日本の目をブラジルに向ける」という目標は果たせたのだろうか。会見を聞く限り、藤村官房長官に直接要望を伝えたということ以外には目立った成果は上げられていないように感じた。「我々が参加した一番の収穫は、文協、県連、援協の足並みがそろったことだ」とまとめたが、会見自体も遅刻が相次ぎ足並みはそろっていないと思わざるを得なかった。 2011年11月19日付
【既報関連】「強めよう日本との絆」をテーマに、10月26日から3日間、東京・永田町の憲政記念館、市ヶ谷のJICA研究所などで日本と海外日系社会の連携、強化について話し合う「第52回海外日系人大会」(海外日系人協会主催、外務省、全国知事会、JICA、経団連後援)が開催され、海外21か国1地域から170人、国内から160人が参加した。 ブラジルからは「日本の目をブラジルに向けさせよう」と、木多喜八郎(文協会長)、菊地義治(援協会長)、園田昭憲(県連会長)、二宮正人(CIATE理事長)各氏が出席。日伯両国間の査証免除協定の締結などについても関係機関に要望した。 帰国した日系3団体は、同大会の報告記者会見を11月26日午後4時から聖市リベルダーデ区の文協ビルで開催。「東日本大震災時には伯国日系社会がいち早く支援を行ったことなどを発表した」と報告した。 また、同大会以外にも藤村修官房長官や水上正史中南米局長などに食を含む文化と人的交流の促進などを求めた。 県連の園田会長は「観光ビザ免除協定などを要求できたのは、機を得たことだった」と、訪日の成果に満足し、「日系3団体が一つになり連携が図れた」と振り返った。 2011年11月19日付
ニッケイ新聞 2011年11月19日付け  12日に伯国初のコンサートを行った沖縄県石垣島出身の人気バンド「BEGIN」の歓迎交流会が13日、聖市の沖縄県人会館ホールで盛大に開かれ、駆けつけた約400人の県系人がメンバーとの交流と演奏を楽しんだ。午後1時頃、BEGINが到着すると盛大な拍手で迎えられ、挨拶にたったボーカルの比嘉栄昇さんは「ブラジルのことをよく知らないまま来たがここで皆さんの顔を見て話ができて、日本とブラジルは、距離は遠くても心はこんなに近いんだと感じました」と感無量の様子でのべた。  グループ「ブラジル・コルコバード」がサンバショーを披露し、BEGINメンバーも太鼓を叩いたり踊ったりするなどのパフォーマンスを見せ、会場は一気に盛り上がった。 その後県人会の山城勇評議員会長が乾杯の音頭を取り、「ライブでもらったエネルギーを糧に、ブラジルのウチナー魂をより育みましょう!」と挨拶し、一同乾杯。振舞われた昼食に舌鼓を打った。 ライブのサポートメンバーとして初来伯したドラムの田代浩一さん(35、石垣市)は取材に対し、「中学時代からサッカーをやっていてブラジルは憧れだった」といい、「移民が多いとは聞いていたが、ブラジルの沖縄県系人がこんなに明るくて熱いとは。こんなに盛り上がるとは思っていなかった」と目を丸くした。 ライブと交流会の実行委員長を務めた知花ルイ氏(48、二世)は、「我々の夢を叶えてくれたBEGINに感謝の気持ちを示したかった」と趣旨を語り、「来場者数は予想以上だった。40日間しか準備期間がなかったが、成功して良かった」と安堵した様子。 「沖縄に初めて行ったときは郷里に帰ったような気がして涙が止まらなかった」と振り返り、「彼らの歌はオジイ、オバアを思い出させる。BEGINの歌は高齢者と若者をつなげると思う」と思いを語った。 今回のライブと交流会の開催にあたっては、先月沖縄で開かれた「第5回うちなんちゅー大会」で一千人以上の県系人が伯国から参加したため、残った若者メンバーを中心に約60人ボランティアが集められた。 グループの代表、加藤ロベルト孝幸さん(29、二世)は、琉球國祭り太鼓のブラジル副支部長、県人会カーザ・ベルデ支部青年会長を務め、舞台下でBEGINと共演を果たした。「おじいさんおばあさんが懐かしそうな顔をしていたのが一番嬉しかった。BEGINのうちなーぐちを聞いて、昔を思い出しているような目をしていた」。 インターネットで常に新曲をチェックするほど大ファンだといい、「ライブでは胸がどきどきして泣いてしまった。『三線の花』が一番好きです」と笑顔を見せた。 島袋ゆきさん(97、名護市)は「長寿の島OKINAWA」と折り紙で文字を切り貼りして作った和紙を3人に手渡し、BEGINからサイン色紙を受け取った。ゆきさんは「家に飾ると言ってくれました」と嬉しそうに話していた。 昼食の後、「島人ぬ宝」を当地のバンドと共演し大きな拍手が送られた後、写真撮影大会となり、来場者は長蛇の列を作った。 ピアノの上地等さんは、「1週間の滞在だったがこんなに多大な歓迎を受け、日本に帰るのが惜しい。必ずもう一度来たい」、ギターの島袋優さんは、「ブラジルでもらった熱い思いを胸に、これからも良い曲を書いていきたい」とそれぞれ挨拶した。 最後に比嘉さんが「ブラジルで見聞きしたことを子供たちや友達、コンサートのお客さんなど日本全国の皆さんに伝えたい。またブラジルに来るときは一緒に遊んでください!」と呼びかけ、最後はカチャーシーでお開きとなった。 BEGINが出口からバスに乗り込むところを大勢が名残惜しそうに見送っていた中、花城ファビオさん(32、三世)=ブラジリア在住=は、「ライブは本当に素晴らしかった。言葉が出ない」と感動した様子を見せ、加藤剛さん(25、二世)は「BEGINの歌を聴くと、自分にはウチナーの血が流れていることを思い出す」と話していた。
ニッケイ新聞 2011年11月19日付け  神奈川文化擁護協会(永田淳会長)は14日夜、ブラジル視察に訪れた横浜市市会議員10人の歓迎会をリベルダーデ区のニッケイパラセホテルで開いた。会員ら約40人が集まり、懇談に花を咲かせた。 一行はドイツのフランクフルト、南アフリカ共和国のヨハネスブルグなどを訪問し、12日に聖市入り。13日はサントスを訪れ同地在住の日本人と交流を行い、14日に在聖総領事館、移民史料館を訪れた。 永田会長は「今後いっそうの人材交流・親善を図りたい」と挨拶、大部一秋在聖総領事は「横浜市はJICAの海外移住資料館があり、在日ブラジル人も多い。将来性のある交流を」と期待した。 来伯は2度目の横山正人団長(47、自民党)は「今回の視察のなかでブラジルには一番関心があった。日系社会もある。今後は農業など様々な分野で交流を行えれば」とのべた。 サントス訪問のさい、同じ港町で多くの移民船が横浜港から出港した縁があるとして、同市の中井貞夫市議から姉妹都市提携の提案があったことも明かした。 横浜市では従来の海外の姉妹都市と違い、双方の都市にメリットのある特定の分野に絞って交流する「パートナー都市協定」を世界6都市と結んでいる。 斉藤達也議員(38、自民党)は「サントス、サンパウロ市とも何らかの交流を考えたい」と話した。 また一行は野村アウレリオ聖市議とも懇談し、斉藤議員は「環境モデル都市に指定されている横浜市は、高度成長中でインフラ整備やゴミ問題が課題のサンパウロ市に助言できることがあるのでは」と話していた。
ニッケイ新聞 2011年11月18日付け  大阪府費留学・研修生OBでつくる『なにわ会医療関係専門家グループ』は「健康座談会」を19日午後2時から、大阪なにわ会会館二階(Rua Domingos de Morais, 1581, Vila Mariana)で開く。入場無料。 4人の医療専門家が「食生活と循環器疾患」「脳の栄養」「食生活と癌」などのテーマで講演する。日本語のみ。 健康的な食の実演として、なにわ会婦人部による人工甘味料を使わないおしるこが振舞われる。そのほか血糖値測定、血圧測定などもある。  問い合わせは同会(11・5549・7226)。