雨天でも長蛇の列で賑う
ACAL(リベルダーデ文化福祉協会、池崎博文会長)と日系5団体は共催で昨年12月31日、リベルダーデ広場で「第41回餅つき祭り」を開催した。
雨が降る中での開催となったが、会場は非日系を含む多くの来場者でにぎわいを見せた。
当日は午前8時から紅白餅が振る舞われ、同10時から特設会場で開会式と約30人の来賓による餅つきが行われた。ポルトガル語で餅つきを説明する放送が流れる中、来場者や窓から顔をのぞかせた近隣アパートの住民らは日本の年越しの風習をカメラに収めていた。
母と祖母と来場したジョアン・ベップくん(6、3世)は最前列で熱心に写真を撮っていた。
またエスピリト・サント州在住の大内八郎さん(70、静岡)、和美さん(67、福岡)夫妻は、親戚のいる聖市への旅行中に立ち寄ったという。和美さんは「色々あった年だった。2012年は健康を第一に、皆に幸せが訪れる年であってほしい」と新年への希望を述べた。
来場者に配られた2個入りの紅白餅2万袋は、毎年前日の30日にACALに所属しているリベルダーデ・ラジオ体操会(鹿又信一会長)会員らが袋詰めしている。
鹿又会長によると、同会は60~80歳代を中心に活動している。「体操をしているとどんな行事にも参加できる。人生を楽しく全うしている」と生き生きした口調で語った。
また、恒例の雑煮も3千杯が振る舞われた。毎年訪れるという日系の男性は「来場者数は天候によって変動する。今年は雨なので例年より人が少ないようだが、雑煮の列には30分並んだ」と話し、笑顔で雑煮を食べていた。
2012年1月4日付
