毎年、年末に餅つきを行っている富山県人会の中尾事務局長は「餅つき用の餅米は、タイ産のものもいいと思っているが、富山県人会員はレジストロ産が良いというこだわりを持っている。ブラジル生まれの2、3世にとって、当地産であることは大事なんだろうなぁ」とつぶやいた。日本人は「MADE IN JAPAN」「国産」の表示に安心感を覚える。それと同じで、ブラジル出身の日系人にとって伯国産であることは信頼の証なのだと痛感した。
◎
年が明け、総会シーズンに入ろうとしている。まだ総会の日程が決まっていない県もあるが、1月最終週がピークのようだ。今年、県人会で節目の年を迎えるのは福島、千葉、石川、静岡、京都、鳥取、山口、長崎、大分の9県。このうち長崎は記念誌の発刊も予定しており、3月の県議会の承認を経て、正式に予算計上される見込み。ただし同県人会の川添博会長は「記念誌作成の予算は小額なので、作るとしても簡易なものになるだろう」と話している。同県人会は35周年時に記念誌を刊行し、40周年時には会員の住所や家族構成などの調査を実施し、纏(まと)めている。
2012年1月6日付
