母県の中南米移住者子弟受入事業
和歌山県国際交流協会が中南米の移住者子弟に日本文化を体験してもらおうと、2009年から実施している「中南米海外移住者子弟受入事業」で、今年は日系4世でバストス出身の薮田ルーカス紀幸君(19)と、日系3世でカンポ・グランデ出身の高木ターレス丈司君(19)が約3週間の日程で訪日している。
薮田君と高木君は共に初訪日で、普段は聖州内の大学に通っている。同事業では3年連続でブラジルからの子弟が日本を訪れており、日本では県内の日本人家庭にホームステイし、年越しや正月を体験した。
薮田君と高木君は日本で温泉に入ったり、雪を見たりするなど初めての体験を重ねている。
8日には和歌山市内で開かれた「多言語サロン」に参加し、ブラジルの生活や日本の印象などについて語った。2人は15日に伯国へ帰国する。
ブラジル和歌山県人会(木原好規会長)は、同事業の実施に当たり各支部への連絡や人選に協力しており、1月末に行われる総会では2人を招き報告会を開催する予定。木原会長は「日本語で困っていないか心配だ」と笑った。
2012年1月14日付
