ニッケイ新聞 2012年1月24日付け ブラジル愛知県人会(豊田瑠美会長)が『定期総会および新年祝賀会』を、2月12日午前10時(9時半受付)から同県人会館大サロン(Rua Santa Luia 74, Liberdade)で開催する。 祝賀会の参加費は一人25レアル、70歳以上は20レ。申込み締め切り2月8日。抽選会用に、家庭の不利用品の持ち寄り協力を呼びかけている。 議題は2011年度事業および会計報告、12年度事業および予算審議、役員改選。 祝賀会では弁当や雑煮が振舞われ、エトアール楽団による歌謡ショー、花柳流なでしこ会による舞踊、抽選会やビンゴなど余興、1袋(400グラム)5レアルで白餅の販売もある(8日までに要予約)。 年会費の支払いも当日受け付ける。75歳未満は60レ、75歳以上30レ。 申込みは同県人会(11・3241・2782、3104・8392)まで。
Dia: 24 de janeiro de 2012
ニッケイ新聞 2012年1月24日付け ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)は、定期総会を22日、聖市の同会館で行った。一次召集の午前9時半には会員が集まらず、10時45分から開始。総会には25人が出席した。 千田会長は冒頭の挨拶で昨年3月に母県を襲った東日本大震災を振り返りつつ、義捐金活動などに協力した会員に感謝の意を述べた。 同会の昨年度の収入は約9万レアル、支出は約8万8500レだった。母県からの補助金は震災の影響でなかったため、50周年記念式典の余剰金1万ドルを補填。会館貸出しを積極的に行うなどして黒字となった。 今年度予算は10万レを計上。5月に開催する「わんこそば大会」では、岩手日報社の協力による震災復興写真展を計画。また、昨年12月に催した餅つき大会を発展させ、9月に「餅祭り」を行う予定だ。 11年度事業・収支報告、12年度事業計画・予算案ともに拍手で承認された。 役員からは、県人会基金の創設が提案された。イベントの収益を積み立てて、会員旅行の費用などに充てるというもので「特に若い人達はいつも手伝ってもらっている。会員に還元したい」と千田会長は理由を述べた。 反対意見はなかったが、会員からは「意見がまだ出切っていない。慎重に決めるべき」との声もあり、創設時期や規模については今後話し合われる。 総会後の新年会には約50人が訪れ、太鼓の演奏やビンゴを楽しみながら、会員が持ち寄った料理を囲み談笑した。
来年伯国で第1回若者大会決まる 南米のウチナーンチュの子孫に、沖縄の文化や習慣などを継承してもらうことを目的に2007年から開催されている「ニーセーターツアー」が19日からサンパウロで開かれている。この催しに「世界若者ウチナーンチュ連合会」の沖縄本部若者・学生事務局長の玉元三奈美さん(24)と広報の宮城祥さん(25)が参加している。 同連合会は11年10月に海外23か国2地域から約5200人が集まり開催された「第5回世界のウチナーンチュ大会」をきっかけに設立されたもので、「若者ウチナーンチュ大会」を毎年、大陸ごとに開催することを目指しており、来年ブラジルで第1回大会を開催する。 このほか、ウチナーフィルムフェスティバル(映画祭)、ウチナーグチ世界大会、沖縄ゆいまーるコレクション(ファッションショー)、カチャーシー大会など沖縄文化のオリンピックにあたるウチーナーンピックの開催構想を掲げている。 初めてブラジルを訪れた玉元さんと宮城さんは、若者・学生事務局設立の経緯を「ウチナーンチュ大会は5年に1回しかなく、1回の大会が打ち上げ花火で終わっているという印象を感じていた。第4回大会からアイデンティティーの継承が掲げられたが、それにはもっと世界中の若者の交流が活発でなければならない。毎年開催する若者のウチナーンチュ大会とネットワークの確立が必要だと感じた」と熱く語る。 同事務局は現在、20人のボランティアスタッフで運営しており、「若者ウチナーンチュ大会」の開催に向けて、県内で様々なイベントや講演会などを行っている。 今回初めてブラジルを訪れたのは、ウチナーンチュネットワークを強固なものにし、「第1回若者ウチナーンチュ大会inブラジル」の企画や運営についても話し合うため。 2人は「南米の若者と出会ったばかりだが、私たちはポルトガル語が話せない。これは大きな課題。すでに事務局内では日本語と英語とウチナーグチ(沖縄方言)の三つの言葉に加えて、さらにもう1か国語を話せなくてはいけないだろうという結論に達している」とネットワーク構築には多言語の必要性があると再認識していた。 沖縄県は同事務局からウチーナーンピックの開催提言などを受け取っており、今回のニーセーターツアーにも文化観光スポーツ部交流推進課の横山貴彦さんが視察に訪れた。横山氏は「県も世界中の沖縄県系との方との交流は大きな施策の一つ。今回は視察として参加したが、今後継続的な交換留学などができれば」と声を弾ませた。 同事務局は海外の若者とソーシャルネットワークメディア「フェイスブック」などを使い連携を促進しており、すでに「世界若者ウチナーンチュ連合会」への登録者は760人を超えた。それに応えるかのように、ペルー、ボリビアなど南米各国でウチナーンチュ連合青年会が発足している。ブラジルでも活動が活発になっており、今回のニーセーターツアーが発足の足がかりになるかもしれない。 2012年1月24日付
ロベルト・ノリオ学園の訪日団 ブラジル・サンパウロで日系の小学生らが通う「ロベルト・ノリオ学園」校長の山内和子さん(69)と児童らが17日、来県した。昨年10月にサンパウロで開かれたブラジル新潟県人会創55 周年記念式典の本県からの参加者らを訪ね、新潟市江南区の北方文化博物館を訪れた。20日まで上越市内に滞在し、雪遊びなどを楽しむ予定。 県人会には山内さんの夫の淳さん(80)が所属。淳さんの母親が現在の魚沼市出身という。また、山内さんは長男のロベルト・則夫さん(享年18)を1991年に白血病で亡くしたが、則夫さんが新潟市内の病院に入院していたため、同市に半年間滞在した縁もある。 一行は山内さんと小学校4、5年の3人、教職員の1人の計5人。同学園が以前から交流のある福島県会津坂下町の小学校と交流後、来県した。 同博物館では、いろりにあたりながら建物の説明を受け、100畳の大広間などを見て回った。山内さんは「子どもたちにはブラジルで体験できない雪国の生活を知って、国際理解に役立ててほしい」と話していた。 スノボ、そり滑り満喫 雪国の生活や文化を学ぶためブラジル・サンパウロから来日中の日系児童ら5人が19日、上越市安塚区のキューピットバレイスキー場で雪遊びを体験した。晴れ渡ったゲレンデでそり遊びやスノーボードを楽しみ、歓声を響かせた。 訪れたのは、ロベルト・ノリオ学園のレイラ・タカハシ・ハジバさん(10)とリラさん(9)の姉妹、ビトール・ヒデキ・シミズ君(9)の児童3人と、校長の山内和子さん(69)、教職員のシンチャ・ルミ・青木さん(30)。 子どもたちは一面の銀世界を見て「ブラジルと全然景色が違う」と目を丸くし、そり遊びで約30度の斜面を滑り降りると「面白い」と大はしゃぎ。転びながら繰り返し滑った。スノーボードは、バランスを取るのに苦労しながら果敢に挑戦した。 ハジバさんとリラさんは「そりは怖くなかったし、スノーボードも2年ぶりで面白かった」と話し、シミズ君は「スノーボードは初めてだったけど、最高に面白かった」と笑顔を見せた。 一行は昨年10月にサンパウロで開かれたブラジル新潟県人会創立55周年記念式典が縁で来県し、以前から交流を続けている福島県会津坂下町の小学校を訪ね、17日に新潟入り。20日まで安塚に滞在し、21日に帰国する予定。 2012年1月24日付
「世界若者ウチナーンチュ連合会」の沖縄本部若者・学生事務局長の玉元さんは社会人で、宮城さんは学生。それぞれ本業とのかけ持ちで毎日忙しい日々を過ごす。宮城さんはウチナーンチュ大会で海外の若者と接すると「沖縄の若者の方がアイデンティティーが弱い」と指摘を受け、「悔しくて今はたくさん勉強している」そうだ。海外でネットワークを作るのと同様に、今後は県内の人材育成も大事な仕事の一つになるだろう。彼らの挑戦は大きい。だが、若い彼らの心に宿った家族と豊かな自然を大切に思う沖縄の真心「チムグクル」がすべてを動かすだろう。 2012年1月24日付
