婦人部は秘伝のレシピ流出に難色
【一部既報】鹿児島県人会(園田昭憲会長)は5日午前11時半から、聖市パカエンブー区の同会館で2012年度定期総会を行った。
総会に先立ち、同10時からは2月度定例役員会が開かれた。県連会長を兼任している園田会長は、今年7月13~15日に開催予定の第15回フェスティバル・ド・ジャポンについて、食のブースを除いた会場の広さをこれまでより1万1千平方メートル広げ、5万3千平方メートルにすると報告した。また、15回目の節目の開催となることから、県連では「今年は変わったことをやろう」という動きがあることを付け足した。
続けて、昨年10月聖市リベルダーデ区に開店した日本食総合スペース「エスパッソ和」が企画している「県連郷土食inエスパッソ和」に議題を移した。
これは、同店舗が各県人会の郷土食を提供することで、客層の拡大と食に強い県連と県人会のイメージを売り込もうと実施を決めているもの。
1月26日に開かれた県連代表者会議で「鹿児島県はやる」と積極的な姿勢を見せていた園田会長は、役員会で「県人会が店舗と組んで郷土食を販売することになる」と話し、「詳しくは同店舗が県連へ提出した企画書に記載してある」と説明した。
同会婦人部(阿部やえ子部長)の部員らは「調理や販売に関与しないのなら良いわね」と初めは賛同していたが、企画書の段階では食材費や宣伝広告費をどこが支払うかといった点が検討段階であると分かると、「赤字分を県人会が負担することになるかもしれないなんて、本当なの」と信じられない様子で意見を述べた。さらに、県人会秘伝のレシピが外部に漏れる恐れがあることについては、複数の婦人部員から不満の声が上がった。
役員会後の総会では、11年度事業と決算が報告、承認された。その後12年度の事業報告と予算が読み上げられ、同様に承認を得て閉会した。
2012年2月8日付
