【一部既報】1月29日に行われた在伯栃木県人会(坂本アウグスト進会長)の2012年度総会及び新年祝賀会には、家族連れで出席する会員の姿が多くみられた。
総会で5期目の就任が決まった坂本会長は、同県の県費留学生OB。総会当日は、坂本会長と同様に県費留学の経験がある県人子弟のほか、研修生や技術研修生として日本で学んだ若者も多数来場した。
坂本会長によると、昨年1年間に死去した同県人会の1世は現職の役員を含めて6人。坂本会長は「1世の人はだんだん会に来られなくなったり、亡くなったりして寂しくなってきている」と声を落とした。また、栃木県はかつて移民として渡伯した県人数が少ないため、1世の数は年を追うごとに減っている。
そういった状況下で県人会のかじ取りを担っている2世の坂本会長は、「母県からは若い世代の育成を頼まれている」と説明し、2世以降の県人子弟が参加しやすい県人会作りを目指しているとした。そんな会長に対して会員からは「日本を思う気持ちと県人会を思う気持ちは同じ。坂本会長だと安心できる」といった声も聞こえてくる。その声に比例するかのように総会の出席者は毎年増えており、4年ほど前からは会員の6割以上に相当する約130人が出席しているという。
また同県人会の青年部には、聖市内や聖市近郊在住の県人子弟約150人が所属し、半数の約80人が県人会の催しに毎回参加している。年間行事の中には、青年部が音頭を取る催しもある。また、今年の総会後に行われたビンゴでは役員が青年部員へ協力を呼びかけ、集まった若者が手際良く進行した。
ある1世の役員は「2世の会長だと、2世以降が集まってくる」と話し、多くの若い世代の参加を歓迎していた。
2012年2月15日付
