「鳥取の森」造成の企画案も
鳥取県人会(本橋幹久会長)の通常総会が12日に聖市の鳥取交流センターで開かれ、会員ら約50人が出席した。同会は今年創立60周年。本橋会長は冒頭のあいさつで、「還暦」となる60年を「新しい出発」と位置付け、会員の意見を聞きながら節目の事業に取り組みたいと述べた。
昨年の収入は約22万レアル。各種文化講座などセンターの利用が順調で、3万1千レアルを繰り越した。東日本大震災の募金活動も行い、1万7515レアルを送金している。
今年の予算は60周年関連経費を含み約27万レアル、そのほか防災設備の整備や増改築費用で10万レアルを計上した。今後は同センター建設20周年となる3年後をめどに、手狭になった日本語教室や台所などの増築も計画しており、母県からの補助も得られる見込みだという。
式典は11月11日に実施され、母県関係者、民間の慶祝団も来伯する予定。節目に合わせ、会報「伯因伯」は写真を中心に県人会の歩みをまとめた特集号にする考えだ。
記念事業として「鳥取の森」造成のアイデアが出ており、同会副会長の山添源二さん(元聖州森林院総裁)が中心となって検討を進めている。このほか、母県のプロサッカーチーム「ガイナーレ鳥取」(J2所属)との交流も計画されているという。本橋会長は「そのほかにアイデアがあれば聞かせてほしい」と要請した。
当日は昨年入植85周年を祝った第2アリアンサ鳥取村の代表も訪れ、感謝の言葉を述べた。今年度県費留学生の西坂健冶ジオゴさん(23)、研修生の大山エンリッケ・パウロさん(33)も家族とともに抱負を述べ、大きな拍手が送られた。
総会終了後は新年会が開かれ、持ち寄りの食事で歓談。同会文化講座の生徒らによる発表もあり、出席者らはにぎやかに午後のひと時を過ごした。
2012年2月18日付
