来年度の県費留学生に母県の子弟でない日系人を推薦した富山県人会の市川会長は、「留学を希望する人の中には『県人子弟だから行ける』という考えの人がいる」と志願者の姿勢に言及した。同制度で派遣する留学生には帰国後、日本や母県とブラジルの交流に貢献してほしいというのが母県や県人会の思いだ。市川会長は県人会役員が行う留学生の面談の中で、帰国後そういった活動に協力してくれるか確認するとのこと。志願者はみな「『かしこまりました』と答えるが―」と顔を曇らせた。沖縄系の大城さんが帰国後、留学の成果を富山県とブラジルの関係強化に役立ててくれることに期待したい。
2012年2月28日付
