昨年7月から長崎大学環境科学部(佐久間正学部長)で長崎県海外技術研修員として、環境マネジメントについて学んでいた鶴ステラゆかりさん(22)が7日、研修期間を終えてブラジルに帰国し長崎県人会で帰国報告を行った。
鶴さんは聖市に住む日系3世で、母方の祖母が壱岐(いき)島の出身。出発前はサンパウロ州立総合大学(UNESP)で生物学を学んでおり、研修先の長崎大学では主にISO14000取得による地域環境保全について学んだ。
「日本は初めてなので不安」と出発前に話していた鶴さんだが、帰国後は「長崎の人たちにとっても良くしてもらいました」と上達した日本語で答えた。ファッションもすっかり日本人のようになり、長崎の街がとても気に入った様子。「長崎は山(坂)が急だけど、安全で奇麗。また行きたい」と振り返った。
鶴さんは早速、長崎で学んだ環境分野の知識と日本語が生かせる仕事に就けるように就職活動を開始する。
同研修制度は、県と密接な関係がある国から前途有望な青年を招き、派遣国の発展に寄与する人材を育成することを目的としており、昨年で制度設立38年目となる。
2012年3月29日付
