06/03/2026

Dia: 8 de maio de 2012

ニッケイ新聞 2012年5月8日付け ブラジル宮城県人会、ブラジル桜イペー連盟、サンパウロ国際交流協会、福祉団体「Acao Social Dom Bosco」の主催で6月23、24の両日、聖市イタケーラ区でフェスタジュニーナと七夕祭りを融合させたフェスタ「第1回アライアル・ダス・エストレーラス・デ・イタケーラ」が開催される。 同区のパウロ・セーザル・マッシモ区長が宮城県人会の中沢宏一会長に対し、「日本とブラジルの庶民の祭りを一体にし、地域を盛り上げるような催しを」との要望を持ちかけ、同県人会に運営組織を設置し、企画に至った。中沢会長によれば、同区には北東部から移り住んだ人が根付いており、彼らにとってフェスタジュニーナは家族が集まり楽しむ行事で、ナタルよりも大切に考えられているという。また同区では2014年W杯の開会式場となるスタジアムを建設中で、それに向けてのキャンペーンも目的の一つ。中沢会長は「イタケーラは住民同士がバラバラで、各地から人が集まってできたようなところ。そこの住民に家族で来てもらって喜ばれるような祭りにしたい。完全に新しい祭りになるのでは」と意気込んでいる。具体的なプログラムは未定だが、音楽のショーや郷土料理、七夕飾り、バザー出店などが予定されている。会場は地下鉄コリンチアンス・イタケーラ駅近くのグレゴーリオ・ラマーリョ通り(旧イタケーラ駅周辺)で、イタケーラ区役所、聖州政府、県連、サンパウロ軍警、市警、交通技術公社(CET)などが後援する。 ■ 開催にあたり宮城県人会では文化団体や業者に対してバンカの出店を呼びかけており、テント一つあたりの面積は9平米で、文化用、バザール用、食べ物用と、それぞれ10、30、30のテントが用意されている。参加に関する説明会が9日午後2時から、同県人会館で開かれる。問い合わせは同会(11・3209・3265)まで。
ピラールで日本語教師研修 ブラジル鹿児島県人会(園田昭憲会長)が主催している「鹿児島ブラジル実習制度」の8期生として来伯していた平山晶子さん(28)が任期を終えて帰国する。3日、本紙を訪れ1年間の研修生活を報告した。 4年前、1年間過ごしたオーストラリアでブラジル人と知り合ったことでブラジルに興味を持った平山さんは、ピラール・ド・スール日本語学校(上芝原実夫校長)で日本語教師として研修した。ブラジル各地を旅行した際は、オーストラリア時代の友人にも会えたという。 平山さんが日本語教師に関心を持ったきっかけは、オーストラリアで友人から「日本語を教えてほしい」と言われたこと。オーストラリアから帰国後、仕事を持ちながら日本語教師養成講座を受講するなど、日本語の普及を目指して精力的に活動してきた。 日本語学校では2~5年生の授業を担当。ピラールで過ごした日々を振り返り、「日系の子どもたちと1年間触れ合えたことが一番印象に残っている。子どもたちの成長が見られなくなるのは残念」と話した。 同校には5~16歳の生徒約90人が在籍しており、現地教師のほか平山さんのように日本から訪れた教師、合わせて7人が教壇に立っている。 ブラジルへ来る前も、ボランティアで在日外国人に日本語を教えていたという平山さんは、「元々外国人と触れ合うことが好き。帰国後も外国人との交流は絶対に続けたい」と語気を強めた。 また帰国後について、「鹿児島ではブラジルがどのような国なのか、まだあまり知られていないと思うので、先人が苦労したからこそ普通に生活できていることや、多くの日系人が活躍していること、温かく迎えてもらったことを伝えたい」と述べた。 平山さんにとってブラジルは、「実際に訪れるまでは想像できない世界だった」そうだが、1年間過ごして「すごく良いところだった。ブラジルは1年間では知り尽くせないことがいっぱいある。来ることができたら、また来たい」と話し、「もっと長く居たかった」と帰国を名残惜しんでいた。 2012年5月5日付
屋台祭りで滋賀県人会が自信を持って打ち出したのは、昨年のフェスティバル・ド・ジャポンでも販売した「近江の肉うどん」。近年、日本でも急速に注目されている、ご当地うどんだ。 昨年10月に、うどん文化の発展とご当地グルメの振興を目的に、全国9府県13団体のうどんが集まった「第1回全国ご当地うどんサミット」が開催され、東近江地域の滋賀県製麺工業協同組合が出展した「近江牛うどん」が優勝している。 同県人会の山田康夫会長は、約12キロの肉をイベント前夜から自宅で切り分けるなどし、約100食分を準備した。特筆すべきは、麺、いりこ、鰹(かつお)など、ほとんどの材料を日本からの輸入品でそろえていること。日本とほぼ変わらない味に仕上げ、魚と肉のエキスが絡み合ったうどん汁はすべての人の口に合うのではないだろうか。ただし、「約3倍に高騰した日本食品の値段は頭痛の種」だという。 九州の雄、大分が手掛けるのは定番のトリ飯、トリ天、牛たたき。同県人会の調理を監督した伊東信比古氏は「徹底したこだわりを持って調理している」と絶対の自信をのぞかせる。 丸く盛られたトリ飯は、鶏肉以外にゴボウ、シイタケやニンジンなどがふんだんに使用され、ニンニクの風味が食欲をそそる。伊東氏は「地鶏の入手ができないからこそ、調理にこだわりが生まれる」と完成された自らの哲学を説いていた。 また、鶏肉に天ぷらの衣をつけて揚げたトリ天は同県の代表的な郷土料理で、県下の定食店では定番料理となっている。来場した若い日本人は「ブラジルではフランゴ・パッサリーニョが老若男女に人気がある。トリ天は日本食の中でもブラジルに普及する要素を備えているのでは」と話し、おいしそうにほお張っていた。 このほか、ニンニクじょうゆに漬けて食べる牛のタタキは、昼からグラスを傾けるコロニアの酒好きが「つまみに最高だ」と、うなっていた。実力伯仲の4県が織りなす味の共演に来場者は舌鼓を打ち、会場は幸せそうな笑顔にあふれていた。(おわり、植木修平記者) 2012年5月5日付