【浜松支局=山崎功祐記者】厚生労働省が行う日系人就労準備研修(財団法人日本国際協力センター委託)の静岡県開校式が11日、浜松市内で行われた。静岡県を皮切りに、4年目の今年は全国14カ所で開講する。
同研修は安定就労への意欲が高い一方で、日本語レベルなどにより不安定な就労を余儀なくされている日系人に無料で開講している。日本語力の向上に加え、日本の労働法令などの就労に必要な知識やスキルを習得させることで、安定雇用の促進を図る。
今年の募集枠は、国内の日系人数の減少と既受講者数の増加で、1年目の5000人に比べて3000人と減少したが、同省の山本麻里外国人雇用対策課長は、「合法的に入国している日系人が日本語レベルが原因で、地域社会への参画やそれによる自己実現の機会を奪われる状況は変えなければいけない」と長期的な継続の必要性を語った。
2012年5月17日付
