ニッケイ新聞 2012年5月30日付け ブラジル福島県人会(小島友四郎会長)は6月3日午前10時から、同会館(Rua da Gloria, 721)で『喜多方ラーメン祭り』を開く。味付けの指導を行ったのは、JICAシニアボランティアとして昨年7月から在伯している武藤啓一さん(61、福島)。渡伯直前まで喜多方市役所産業部のマーケティング部長として喜多方ラーメンの普及、振興に努めてきた。3回目となる今回、喜多方市からハッピと暖簾も寄贈された。300食限定で予約も受け付ける。チケットは当日・予約ともに20レアル。ビンゴカードが3枚付く。案内のため来社した同県人会の曽我部威事務局長と武藤さんは「多くの人に喜んでもらえるようなものを作る。ぜひ食べてみて欲しい」と参加を呼びかけた。予約・問い合わせは同県人会(11・3208・8499)まで。
Dia: 30 de maio de 2012
ニッケイ新聞 2012年5月30日付け ブラジル岩手県人会(千田曠暁会長)は27日、リベルダーデ区の同会館で「第6回わんこそば祭り」を開催し、約300人が訪れ大賑わいを見せた。母県の復興を願い、婦人部の皆さんによる千羽鶴などの折り紙の飾りが会場を彩った。そばは日本製で餃子がつき、ツユは鰹節、しいたけ、昆布だしなどで調整された千田会長のお手製。紅ショウガ、わさび、ねぎ、玉子、昆布など薬味もたっぷりついて、来場者は満足そうにそばをすすっていた。お椀に入った一口分のそばを三分間で何杯食べられるかを競う、恒例の早食い大会も行われた。今年は200皿を買い足し「一口分が多かった」との昨年の出場者の指摘を受け、一杯分を少なめに準備された。老若男女の笑い声と声援が響く中、そばが追いつかないほどの勢いで、出場者は顔中に汗を流してかき込んだ。また同県人会の太鼓グループ「雷神太鼓」の迫力ある演奏が会場を盛り上げ、早食い大会の女性の部もあった。「ツユを毎回同じ味にするのが難しい。これでいいのかな、と試行錯誤の上で作った」という千田会長。「大勢の人に来てもらえてありがたい。足りなくて、追加でツユを作りましたよ」と嬉しい悲鳴を上げていた。
ニッケイ新聞 2012年5月30日付け 宮崎県串間市の使節団が25~27日の3日間、イビウーナ市との姉妹都市提携25周年を記念し、同市を訪問した。25日には市役所と文協を表敬訪問、26日には同市最大規模の祭りの視察、27日には文協であった記念式典に参列した。同市の森光昭副市長(78)は12年間途絶えている人材交流事業について「より親交を深めたい。再開できれば」と前向きな姿勢を見せていた。 串間市は宮崎県の最南端に位置する人口約2万人。マンゴーやきんかん、海の幸などが名産。同市出身でイビウーナの日本語学校で教師を務めた岩下鉄太郎さん(88)と、使節団の一人で当時市長だった山下茂さん(75)の尽力により、1987年に姉妹都市として提携。毎年双方から研修生を派遣するなどの交流を行ってきたが、ブラジルの経済状況の悪化や治安面での不安から、2000年を最後に交換留学事業は停止となった。以来、関係性が途絶えがちになっていたが、今年の節目を迎えるにあたり両市関係者が調整。今年3月にイビウーナ側の招待という形での使節団訪問が決まった。訪問団は、森副市長、山下元市長、門田国光市議会議長(67)、ジュリアン・ブランド国際交流員(24)、野辺大介総務課主事(29)の5人。3日間滞在し、同地の視察を行った。訪問初日の25日、シュハスコを楽しんだ昼食会の後、市長への表敬訪問のために市役所を訪れた一行を出迎えたのは、日伯の国旗を持ち、紅白の浴衣・法被を着た地元小学生約50人。山下元市長以外は初来伯だという使節団を「クシマ・クシマ・クシマ」の大合唱で歓迎した。エントランスではブラジル人歌手による祝福の歌が披露され、市庁舎前で提携25周年を記念する記念碑のお披露目も行われた。熱烈な歓迎に門田市議会議長は「感動で言葉が出ない」と感慨深げ。イビウーナ文協に移動した後は、併設する日本人学校のおやつの時間に参加。簡単な日本語で会話するなど、児童との交流を楽しんだ。翌日には、日系人経営農場やイビウーナ市最大の祭りであるサン・セバスチャン祭りを視察した。27日に文協サロンで行われた記念式典には、25年前の市長であるゼジット氏も出席。森副市長、村松弘一イビウーナ市長は、来賓挨拶で今後さらに交流を深めていく意思を確認した。山下元市長はイビウーナ側の歓待に対し「来て良かった。私たちの訪問を心から喜んでくれているのが伝わってきたことが一番嬉しい」と満足げに話した。イビウーナ訪問に先立ち24日、ブラジル宮崎県人会は串間市の使節団の歓迎会を同会で開いた。35人が参加し、地元宮崎の話に花が咲き、賑やかに行われた。谷広海会長は「出身者の情報交換、交流の面で日本からの県人を迎えるのは非常に意味がある。ブラジルまで来てくれてありがとうという感謝の気持ちが一番」と歓迎の意を示した。
「サーターアンダギー(沖縄風ドーナツ)の作り方を教えてほしい」―。ミナス・ジェライス州南部のバルジニア市に住む宿利夏子(しゅくり・なつこ)さん(70、大分)が沖縄県那覇市に依頼した手紙の内容が、地球を一周して聖市の沖縄県人会(与那嶺真次会長)本部に寄せられた。同県人会事務局では、宿利さんからの依頼で11年前にも同じレシピ(レセイタ)を送っていたが、家の改修工事をした際に失ったとして宿利さんが那覇市に手紙で問い合わせていた。同県人会では、「ナイチャー(沖縄県人以外の日本人)の人に興味を持ってもらってうれしい」と喜んでおり、改めてレシピを送る考えだ。 宿利さんが2001年6月30日付で聖市の沖縄県人会本部あてに送った手紙には、当時のNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」で「おばぁ」役の平良とみさんが作っていたサーターアンダギーを見て、「名前は分かりにくくて知らないのですが、あの丸いメリケン粉で作った揚げ物の作り方を知りたい」という内容が記されている。 宿利さんは、柔道家の夫とともに1971年に移民として渡伯。7年間聖市に住んだ後、サンパウロから北東に約300キロ離れたバルジニア市に転住した。同地は日本人が「数えるほど」(宿利さん)しかおらず、沖縄県系人も住んでいない。日本食品店もないため、饅頭などの和菓子類も自分で作るしかすべがない。 サーターアンダギーについて宿利さんは、「日本に行った時に大分県かどこかで食べた覚えがあり、すごくおいしかった」と振り返り、テレビで見て自分でも作りたいと思った。 01年当時、宿利さんからの手紙を受け取った同県人会の与那覇朝昭事務局長は婦人部に協力してもらい、独自のレシピを送った経緯がある。 しかし、「5~6年程前に自宅の改修工事でレシピを失くしてしまいました。その後、孫に作ってやろうと思い、ほかで調べたレシピで作りましたが、どうもうまくいきませんでした」と宿利さん。当時から10年以上がたち記憶もあいまいで、聖市の沖縄県人会に知り合いがいないとし、今回那覇市に直接手紙を書いたという。 その結果、今月半ばに那覇市総務部の平和交流・男女参画課から、宿利さんからの要望についてのメールが同県人会事務局に届いた。与那覇事務局長は11年前にレシピを送った同一人物であることに気付き、保管してあった手紙の電話番号に連絡し、改めて宿利さんにレシピを送ることを約束した。 「ちょうど、7月の日本祭りには県人会で沖縄そばなどとともにサーターアンダギーも作って売ることだし、タイミングが良かった。宿利さんという名前が珍 しく、ミナス州と遠い地方のナイチャーの人から手紙が届いたので何となく覚えていたが、まさか同じ人から10年以上たってからまたレシピを依頼されると は」と与那覇事務局長は驚くとともに、ウチナーンチュ以外の日本人が母県の味に興味を持ってくれることに喜びを表している。 サント・アンドレー支部会員でもある同事務局長は、同支部元婦人部長の山城千枝子氏に協力を依頼し、近いうちに改めてレシピを送る考えだ。 2012年5月30日付
岩手県人会(千田曠曉会長)は27日、聖市リベルダーデ区にある同会館で「第6回わんこそば祭り」を開催した。 千田会長が「コロニア名物」と誇る同祭の目玉は、わんこそばを食べる早さを競う「競技の部」。競技は、3分間で何杯のそばを食べられるかを競うもの。今回は男女別に4戦行われ、午後1時ごろ男性5人による「無差別の部」の1回目が行われた。 司会者の笛を合図に競技が始まると、会場に集まった来場者はそばを食べるはしを休めて出場者の食べっぷりに見入っていた。途中、そばの入ったわんが11杯乗った盆が何度も補充されるなど、出場者は順調にはしを進めた。 競技終了後は、わんにそばを補充し続けた給仕係が何杯食べたかを集計。出場者と来場者は、固唾をのんでその様子を見守った。その結果、舞台左端でそばを流し込んでいた同競技の常連出場者、村上ビセンテさん(55、3世)が98杯という記録を打ち立てて見事優勝。2位以下を大きく引き離して常連の貫禄を見せつけた。 村上さんは千田会長から優勝杯と証明書を受け取ると、「6回目でやっと優勝できました」と満面の笑みを見せた。村上さんは日ごろから自宅で練習を重ね、絶食したのち競技に挑んだという。勝因として給仕係と呼吸が合っていたことを挙げ、初出場で76杯の記録だった藤井尚仁さん(35、神奈川)に対して「そばをつぐ人が良ければ、彼は量的には120杯いけていた」と今後に期待を寄せていた。 全戦の結果は次の通り(敬称略、カッコ内の数字は完食記録)。 【無差別1回目】優勝=村上ビセンテ(98)、2位=藤井尚仁(76)、3位=池津丈司(70)。【女性の部】優勝=菊地マリーザ(85)、2位=近澤マリナ(60)、3位=青木アウレア(42)。【無差別2回目】優勝=高橋カルロス(83)、2位=奥田ホジェル(74)、3位=ルイス・フェラース(73)。【無差別3回目】優勝=岡田ダニエル(97)、2位=近澤ひろし(95)、3位=アラン・ハッサン( 84)。 2012年5月30日付
青葉健康生活協会(中沢宏一会長)主催の6月度青葉祭りが、2日と16日に聖市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催される。 同祭では、ADESC(農協婦人部連合会)による恒例の手作り食品やカッポン・ボニート地方の有機生産物などが販売されるほか、薬草相談、指圧なども行われる。 2日は午前8時半と午後1時半に、ADESC主催の子供絵画教室も開かれる。 同会館3階の食事処では、2日が天ぷらうどん、ソース焼きそば、餅料理各種。16日がはらこ飯、さんま焼き定食、イカポッポ焼き定食などが販売される。 開催時間は両日とも午前7時から午後3時ごろまで。 問い合わせは宮城県人会(電話11・3209・3265)。 2012年5月30日付
