06/03/2026

Dia: 26 de junho de 2012

【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】福岡県海外移住家族会(武藤英治会長)の平成24年度総会が13日、福岡市内のアクロス福岡で開かれた。 総会には武藤会長はじめ、田中俊太福岡県国際交流センター専務理事ら県職員、同県内の4地区家族会会員、県費留学生らが出席した。 同家族会は今年で創立50年を迎えた。節目の年となった今年は、会員たちにとってうれしいことがある。1966年から始まった県費留学生度を通じてブラジルから留学した福岡県人会子弟たちが、現地でOB会を立ち上げた。 武藤会長は総会のあいさつで、9月1日にサンパウロ市で同OB会の設立記念式典が開催されることを会員らに伝え、「皆でブラジルへ行きましょう」と慶祝訪問団への参加者を呼び掛けた。 また、来年は福岡県で2度目となる海外福岡県人会世界大会が開催されることを受け、武藤会長は「世界に21カ所ある福岡県人会のネットワークのさらなる強化を」と意気込んだ。 総会では昨年度の事業実績と決算、本年度の事業計画及び予算案がともに承認され、閉会後は昼食を取りながら今年の県費留学生10人と懇親を深め合った。 2012年6月26日付
今後は全伯的な催しに 熊本県文化交流協会(小山田祥雄会長)は、「第10回熊本県出身先亡者追悼法要」を17日午前10時から聖市ビラ・マリアーナ区の同会館で営んだ。会場には老若男女約100人が参列し、祭壇には亡くなった同県人の位牌が並んだ。 法要では熊本出身で南米本願寺ブラジル別院(東本願寺)の菊池顕正導師が阿弥陀経を唱え、参席者はそれぞれ焼香をして先祖の霊を弔った。 あいさつに立った小山田会長は「先祖は我々の産みの親で、現在の日系社会の基礎となった」と先人の功績をたたえると同時に、「今年は熊本文化交流協会は有馬逸策副会長と藤本ユリ子元婦人部長を亡くした。我々は大きな悲しみに暮れている」と会員の死を悔やんだ。 続いて、菊池導師は「我々は皆、ご縁によって結ばれている。見えない力に支えられていることに感謝しましょう」と説いた。 同協会は、来年は11回目の法要を開催するに当たり、サンパウロ在住者だけの法要にするのでなく全伯的な催しにしたいと考えており、5月25日から約20人がパラー州ベレンやトメアスーなどに住む北伯の同県人を訪ねて、来年の法要などについて話し合いを行っている。 法要後は同協会婦人部による昼食が振る舞われ、参席者は伝統的な日本料理に舌鼓を打っていた。 2012年6月23日付
団体のあり方を問いかけ 聖市アクリマソン区の老朽化した会館の売却に伴い、岐阜県人会(山田彦次会長)は今月11日から同市リベルダーデ区グロリア街279番2階に事務所を移転し、改めて活動を行っている。来年は同県人ブラジル移住100周年の節目を迎えるが、新会館を建設するかどうかなど今後の具体的な方向性は決まっていないという。20年以上にわたって会長職を務める山田会長に県人会活動への思いなどを聞いた。 会館の売却は昨年11月下旬の臨時総会で会員からの承認を得ており、今年3月の定期総会でも確認されている。 このことについては、会員、賛助会員及び新会館建設のために資金を提供してくれている協力者すべてに通知し、今後の活動についても報告する考えだという。 しかし、新会館建設については「会員が100人なら100人とも意見が違い、案が多過ぎて現実的な話が進められていない」(山田会長)とし、意見がまとまらないようだ。 山田会長は5、6年程前からサンパウロ近郊での会館建設案を提示したこともあるが、多数の会員の同意を得ることができていないという。かといって、聖市内で具体的にどの場所に新会館を建設するのかも会員によって主張が違い、以前から幾度にもわたって会館建設について意見を交わしてきたにもかかわらず、具体的な方向性が決まっていない。 山田会長は常々、県人会の役割について「岐阜県人会と名前が付いている以上、岐阜県とブラジルに住む岐阜出身者やその子弟との交流事業をやることがメーンになる」と主張してきた。 「岐阜県と交流するためには当然言葉は日本語でなければならない。また母県から補助金をもらっている関係上、県から入る情報をどのようにブラジルで伝え役に立たせるかを考えている」 これまで山田会長は、毎月発行している会報でもそうした主張を繰り返してきた。しかし、一般的に「次世代へのバトンタッチ」と日系各団体の課題として掲げられているが、若い世代にこれらの思いが十分に伝わっていないのが現状だ。 母県と県人会との交流事業が以前より縮小傾向にあることは否めないものの、岐阜県人会では現在でも県費留学生制度や今年で34回目となる岐阜県農業高校生の伯国研修などが継続されている。 山田会長は「アソシアソン(協会)」の役員が一切の報酬を受け取ってはならないことが伯国の法律で決められている以上、会員数が少なくなる現状の中、従 来のままの団体運営では継続できないことを指摘する。子弟に日本や母県への憧れを持たせるようなやり方で、「クラブ化」することも一つの方向性として考慮 している。 「今後、県人会をどのような形でやっていくのか。知恵を出してもらわない限り、いくら議論してもやってはいけない」と会員及び若い世代に今後の県人会のあり方を問いかけている。 今後の会館建設や来年の県人移住100周年の具体案については現在、未定だという。 なお、新事務所の電話番号は以前の通り(11・3209・8073)。 2012年6月23日付