今後は全伯的な催しに
熊本県文化交流協会(小山田祥雄会長)は、「第10回熊本県出身先亡者追悼法要」を17日午前10時から聖市ビラ・マリアーナ区の同会館で営んだ。会場には老若男女約100人が参列し、祭壇には亡くなった同県人の位牌が並んだ。
法要では熊本出身で南米本願寺ブラジル別院(東本願寺)の菊池顕正導師が阿弥陀経を唱え、参席者はそれぞれ焼香をして先祖の霊を弔った。
あいさつに立った小山田会長は「先祖は我々の産みの親で、現在の日系社会の基礎となった」と先人の功績をたたえると同時に、「今年は熊本文化交流協会は有馬逸策副会長と藤本ユリ子元婦人部長を亡くした。我々は大きな悲しみに暮れている」と会員の死を悔やんだ。
続いて、菊池導師は「我々は皆、ご縁によって結ばれている。見えない力に支えられていることに感謝しましょう」と説いた。
同協会は、来年は11回目の法要を開催するに当たり、サンパウロ在住者だけの法要にするのでなく全伯的な催しにしたいと考えており、5月25日から約20人がパラー州ベレンやトメアスーなどに住む北伯の同県人を訪ねて、来年の法要などについて話し合いを行っている。
法要後は同協会婦人部による昼食が振る舞われ、参席者は伝統的な日本料理に舌鼓を打っていた。
2012年6月23日付
