福岡県特産、新感覚調味料200本限定販売 開幕中の第15回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)に出展している福岡県のスタンドでは、来伯した県庁職員らが同県の特産品を紹介して いる。その中で、株式会社高橋商店(本社=同県柳川市、高橋努武代表取締役)が製造している調味料YUZUSCO(ゆずすこ)の試食、販売も行われてい る。同調味料を紹介するため来伯した高橋代表取締役(45)がその魅力を語った。 今回福岡県から来伯したのは高橋代表取締役のほか、同県庁国際交流局の平野祥司事務主査(44)と同商工部国際経済観光課の笠(りゅう)由美子事務主査(44)、財団法人福岡県国際交流センター国際部企画交流課の熊谷浩志課長(49)の4人。 平野事務主査によると、同県では来年福岡で開催される予定の海外福岡県人会世界大会に向けて、世界各国と交流の幅を広げようという動きがあった。そこで、ブラジルで毎年行われている同祭にスタンドを出店してはどうかという案が持ち上がり、同県人会と計画を進めてきた。 同県のスタンドで紹介するYUZUSCOは、九州特産の調味料「ゆずこしょう」を液状化したもの。ゆずこしょうとは、ゆずの皮と唐辛子をすりつぶ したものに塩を加えた調味料。九州の一部で唐辛子を「こしょう」と呼ぶことから名付けられた。小瓶に入って売られているものが多く、ゆずの香りを楽しむこ とができる。 同社は25年ほど前からゆずこしょうを製造。特に高齢の世代から親しまれているが、愛用者から「瓶からはしやスプーンを使って取らなければいけな い」と利便性の悪さを訴える声があったほか、「ペースト状だと料理に絡める際ムラになる」といった指摘や、「使い勝手がもう少しどうにかならないか」との 意見があった。 それを解消できるゆずこしょうができないかと6年前、開発に着手。約1年半の歳月をかけて試行錯誤し、2008年7月から同調味料の販売を始めた。 高橋代表取締役によると、同商品は当初インターネット上で話題となり、それを見た報道機関が取り上げたことで全国的に知れ渡った。これまでテレビや雑誌で100回ほど紹介されているそうだ。 同調味料の南米上陸は今回が初めて。高橋代表取締役は「新感覚の調味料を日系の方に限らず1人でも多くの皆さんにご堪能いただきたい」と抱負を述べ、「南米で食されている食文化の中にこの調味料が融合できれば」と展望を語った。 日本祭りの会場では試食ができるほか、200本限定で販売されている。 なお、同スタンドでは同県産の八女茶や日本酒の試飲も行っている。笠事務主査は「福岡で頑張っている企業の商品をブラジルの皆さんに食べてもらえる機会」と意気込みを語った。...
