第34回岐阜県農業高校生海外実習派遣団(高﨑哲治団長)一行11人が19日から来伯し、31日までの約2週間をブラジル国内の日系農場などで研修する。20日、山田彦次岐阜県人会長の案内で来社した。
メンバーは高﨑団長をはじめ、田中一幸副団長、生徒代表の日下部純平、島垣内祐輝、井川拓海、奥谷翼、小澤礼弥、板垣内賢哉、嶋田颯(はやて)、三島朱里、伊藤優希の各氏。
高﨑団長によると同派遣団は、岐阜県の将来の農業経営者とリーダーの育成を目的としており、研修を通じて国際交流を行うという。また、日本では事前研修として同派遣団のOB会「ブラジル会」のメンバーと懇談し、先輩たちからの助言を受けてきたそうだ。
一行は、21日に聖市近郊へのピクニックの後、23、24日は聖州ピエダーデの文協会館に宿泊し、地元農家と交流する。聖市での視察後、26、 27日はミナス・ジェライス州ツルボランジアで大規模農業の実習を行うほか、イグアスーの滝視察などを経て31日まで滞伯。離伯後はスイスとオランダで集 約農業を見学し、8月初旬に帰国する。
生徒代表の日下部さん(17)は農家ではないが、「ブラジルの大規模農業を見るだけでなく、異文化に触れたい」と話す。
実家が酪農家だという三島さん(16)は「ブラジルの放牧のやり方を学びたい」と意欲を見せる。
また、先祖代々から農業を行い、現在はホウレンソウを栽培している島垣内さん(17)は「ブラジルでは農業経営をどうやっているのかを知りたい」と目を輝かせた。
田中副団長は「日本を離れる機会はなかなかないが、この研修では親元を離れ自立してほしい。将来は自信を持って農業に携わるリーダーになってもらいたい」と生徒たちへの期待をかけていた。
2012年7月24日付
