沖縄の歴史や文化の伝承、国境を超えた交流を目的とした第1回世界若者ウチナーンチュ大会(世界若者ウチナーンチュ連合会主催)が今月25日から29日 までの間、聖市リベルダーデ区の沖縄県人会館(Rua Dr.Tomas de Lima, 72)とジアデマ市沖縄文化センター(Rua 7 de Setembro, 1670)で行われている。
同大会にはブラジル、沖縄、ペルー、アルゼンチン、アメリカから20歳前後の約150人のウチナーンチュが参加し、ディベート大会やスポーツ大会、日系コロニア企業への訪問やのど自慢大会などが行われ、最終日には郷土祭りにも参加する。
25日の開会式では各国の代表が国旗を持って入場し、獅子舞、沖縄三味線の演奏が披露。玉元三奈美(24、沖縄)事務局長が開会のあいさつを行い、「開催できたことに各国のウチナーンチュの協力に感謝する。無事成功させて次の大会につなげたい」と抱負を述べた。
続いて沖縄県人会の与那嶺真次会長が祝辞を述べ、「沖縄の人が移民して100年を過ぎたが、若い世代に思いを引き継いでもらいたい。5日間ウチナーンチュの絆を深めて下さい」と激励した。
また、仲井眞弘多沖縄県知事から「深い絆でウチナーンチュがつながることを期待している。県側としても今後の大会発展に協力する」との祝辞が代読された。
さらに、本大会に参加できなかった台湾、イギリス、ハワイからのビデオレターが上映され、互いの絆をアピールする内容で会場が盛り上がった。
日本から大会に参加した実行委員でもある志良童(しらどう)かなささんは「日本から一番遠い国に来た感じがしない。まだ会って間もないのにウチナーンチュが家族のように感じる」と楽しそうに話した。
同大会は、昨年10月に母県で開催された第5回世界のウチナーンチュ大会で初めて開かれた「若者国際会議」により世界8カ国の代表が議論した結果、開催が決定。沖縄県からは約20人の高校、大学生が参加している。
2012年7月27日付
