ブラジル琉球舞踊協会(知花千恵子会長)は5日、聖市リベルダーデ区の沖縄県人会本部会館で同会創立20周年記念祝賀芸能祭を開催した。 午後1時からは記念式典が挙行され、知花会長や与那嶺真次沖縄県人会長、同県人会役員、琉球舞踊の指導者らが壇上に並んだ。 同県人会役員が代読した祝辞の中で仲井眞弘多沖縄県知事は、「ブラジルの県系人の皆様は、結束を強めてますます盛んに活動されている。沖縄の伝統芸能が遠く離れたブラジルの地においても着実に根を張り、実を結んでいることは沖縄県民にとって大きな誇り」と述べた。 続いて、同協会の設立に尽力した故浦崎直秀氏、金城節子氏、具志堅シゲ子氏、具志堅洋子氏、古我知ゆり子氏、知花会長に創立功労賞が贈られた。また、城間和枝氏、故石川スエ氏、栄野川ミヨ子氏、島袋順子氏、神谷春美氏、登川美恵子氏、吉本尊雄氏、小波津清氏が功労賞や感謝状を受け取った。 受賞者を代表して玉城流「てだの会」の具志堅シゲ子師範が謝辞を述べた。シゲ子師範は「子どもや若者も参加した沖縄やハワイ、ボリビア、アルゼンチンでの公演も忘れ難い思い出」と20年間の活動を振り返り、「今は亡き初代会長の浦崎氏をはじめ、琉球伝統芸能に携わる諸団体とともに歩んできた日々が思い出されて、感無量で胸がいっぱいです」とあいさつした。 式典後に行われた祝賀芸能祭は、総勢31人による開幕合同演奏で幕を開けた。その後、約300人が45演目を披露した。 2012年8月16日付
Dia: 16 de agosto de 2012
ニッケイ新聞 2012年8月16日付け 現在各地で公演をしている俳優集団「まりまり」訪伯の企画監修をする池上重弘・静岡文化芸術大学教授(49、北海道)が、11日午後2時から聖市のブラジル日本語センターで行われた同公演にさきだって、ここ4年ほどで特に顕著になった在日ブラジル人の定住化傾向の高まりについて講演した。 外国人登録者数はこの20年間で100万人から200万人と倍増した。ただし08年末の世界金融危機以来、14万人の外国人が減少し、うち大半を占める10万人がブラジル人だった。その結果、最盛期に31万人を数えた伯人は現在20万人ていどとなった。静岡県内で在日伯人に意識調査したところ、危機前の07年には「日本に永住」と答えた人が12・9%だったが、危機後の09年には23・5%と倍増していることが分かった。同様に「3年以内に帰国」が20・1%から13・0%に、「10年以内に帰国」が9・1%から5・4%に減少しており、短中期的な滞日希望者が激減し、その分「永住」希望の長期的展望を持つ者の比率が高まっている。と同時に、「県内の公立高校でも外国人の進学が増えている」と発表した。06年から07年の外国人進学者はほぼ横ばいの300人(うち半分が夜間の定時制)だったが、11年には640人と2倍以上に増え、うち350人程度が伯人だった。全日制への進学者の比率も増えている。3・11大震災の前後を比較するために、10年末と11年末の外国人登録者数をみると、総数自体は5・5万人も減っているのに、永住資格を取得した外国人は3・3万人(56万5089人から59万8436人へ)も増えており、池上教授は「今後も永住ビザを取るひとは増えていくだろう」と見ている。このような変化の結果、永住者、日本人の配偶者、定住者の資格を持つ外国人が増えており、「65%が実質的な移民」と定住化傾向を総括した。最後に、そのような時代ゆえに交流の必要性を感じ、日本最大の在日ブラジル人集住地の一つである浜松市の公立大学が、地域に貢献するために「まりまり」公演の企画に関わったと説明した。来場者約50人の一人、日本語教師の中田みちよさん(70代、青森)は「日本移民にとっては大戦が永住を決意させたが、在日ブラジル人にとっては金融危機、大震災がそのきっかけとなっている様子が良くわかって興味深い講演だった。日本移民の裏返しの現象が今日本で起きている」としみじみ頷いていた。
ニッケイ新聞 2012年8月16日付け 土曜日(18日) 平和灯ろう流し(午後4時)、盆踊り大会(午後7時半)、レジストロ市のベイラ・リオ公園◎青葉祭り、午前7時、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)◎北川朗久来伯50周年記念コンサート、午後8時、客家会館(Rua Sao Joaquim, 460)◎1960年8月12日着伯「ぶらじる丸」同船者会、正午、レストラン・チーフー(Praca Carlos Gomes, 200, Liberdade)◎島崎藤村を偲ぶ会、午後2時、サンタクルス病院(Rua Santa Cruz, 398, Vila...
