ニッケイ新聞 2012年9月15日付け ブラジルはもちろん、世界中で圧倒的な人気を誇るパズルゲーム「数独」の技能を競う『第1回ニッケイ杯・数独大会』(本紙主催)が29日午前10時から、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開催される。文協、県連、宮城県人会、コジロー出版協賛。後援するパズル出版社「ニコリ」(本社東京、1983年設立)の社長で、数独の考案者である鍛冶真起氏(61、北海道)が初来伯、数独が世界に広まった経緯やパズルビジネスをテーマに講演を行なう。大会は誰でも参加可能、出場費無料。希望者はメール(sudokunikkey@gmail.com)で名前と年齢を知らせること。またはニッケイ新聞(11・3208・3977/堀江)まで。 数独(すうどく、Sudoku)は、3×3のブロックに区切られた9×9の正方形の枠内に1~9の数字を入れるパズルの一つで、縦・横の各列及び、太線で囲まれた3×3のブロック内に同じ数字が複数あってはいけないというルールがある。「数独」という呼称は、ニコリが発行するパズル雑誌『パズル通信ニコリ』で使用される名称(登録商標・日本第3327502号)で「数字は独身に限る」の略。日本では「ナンバープレース(ナンプレ)」と呼ばれることも多いが、ブラジルでは「SUDOKU」として知られている。初の世界選手権(World Sudoku Championship)は06年イタリアで開かれ、22カ国85名が参加、チェコの女性が優勝した。全日本大会や世界大会も各地で開かれている。(ウィキペディアから抜粋)◆かじ・まき 1951年、北海道札幌市生まれ。應義塾大学国文科中退。出版社や印刷会社勤務を経て、1983年、株式会社「ニコリ」設立。既存のパズル「ナンバープレイス」を「数字は独身に限る」と独自の改良を加え『数独』と命名した。「ニコリ」は、パズル専門誌を出版するほか、新聞や雑誌にもパズルを提供、世界で最も豊富な供給源となっており、現在250種類以上のパズルを提供、150以上のパズル雑誌を出版している。
Dia: 15 de setembro de 2012
ニッケイ新聞 2012年9月15日付け ラーモス日伯文化協会(尾中弘孝会長)は2日、サンタカタリーナ州フレイ・ロジェリオ市ラーモス移住地の桜公園で第15回さくら祭りを開催し、今年は例年より多い2千人が来場した。南部各都市から多くの非日系人客が訪れた。開会式には在クリチーバ総領事館の山口登総領事も出席し、「桜の美しさに加え、日本の精神や芸術を味わってほしい。地元の人々が日本を知る良い機会に」とあいさつした。桜公園では山桜1千本のほか、ツツジ、アゼリアなど計3千本の花が満開。故滝沢正吉(まさよし)さんが桜公園造成委員会の委員長を務め、89年に桜を植え始めてから、今日に至るまで毎年約50本の苗木が植え続けられている。当日は、公園内のあちらこちらで芝生に座り込み、花見を楽しむ人々の姿が見られた。舞台でも空手、剣道、舞踊、太鼓などを披露。同移住地のさくら太鼓や、パラグアイ・イグアス植民地のこたろう太鼓などが出演し、舞台を盛り上げた。茶室では一日中茶道のデモンストレーションが行われたほか、売店では尾中会長が持ち寄った伯国で珍しい麹も販売され、好評を呼んだ。同祭にはラーモス移住地50年記念誌の編纂に協力し、同地に滞在していた麗澤大学の丸山康則名誉教授も参加。同移住地で2週間籠作りを教えた妻のきよみさんは、武道館で開かれた展示コーナーで本人や生徒の作品を紹介していた。同祭で目を引くのは会場の非日系人客の多さ。フロリアノーポリスやブルメナウ、クリチーバなどパラナ、サンタカタリーナ州の主要都市から、多くの家族連れが車で訪れていた。初めての浴衣を試着し、尾中会長と記念写真を楽しんでいたのは、フロリアノーポリスから訪れたリス・コメラット・アルベスちゃん(7)。「朝5時に家を出発した」と話す母エジィさんは会場の様子に大満足、「遠くから来た甲斐があった。来年もぜひ来たい」と話していた。来場者数は一昨年の1千人からぐんと増え、今年は倍の2千人に。尾中会長によれば「特にお金をかけた宣伝はしていない。口コミでどんどん来場者が増えてくる」。同地桜祭りについて「ここではより日本らしいおもてなし、花、気候の3点で来場者をお迎えしたい」との心意気を語っていた。(長村裕佳子クリチーバ通信員)
ニッケイ新聞 2012年9月15日付け 今月10~13日にアニェンビー総合展示場で開催されたホテル業界見本市『Equipotel 2012』に、ジャパンパビリオンが出展され、秋田、山形、青森、福島、島根、岩手、宮城、福岡、京都の1府8県から、16の中小企業が参加した。経済成長の最中にあり、日本食がブームのブラジルに関心が高い中小企業が増えていることを受け、JETRO(日本貿易振興機構)の主導で出展が決まり、今年4月頃から募集が行われた。各企業が独自の県産品を出品する中、島根県と並び最多の3社が参加したのが山形県。いずれも日本酒のメーカーだ。「月山酒造」と「出羽桜酒造」の2社は共に約5年前からブラジルに自社製品の輸出を行っている。「楯の川酒造」は、進出を前提とした現地での取引先の選定を兼ねた来伯となった。「月山」の鈴木潤一専務取締役は「震災やストの影響で輸出出来る量は限られてしまっている。自分で機会を作って、少しでも知ってもらう努力をしないと」と自らブラジルに出向いた理由を語り、「出羽桜」の鴨田直希輸出担当長は「高級レストランの関係者も訪れる今回の見本市は、ターゲットとしているハイクラス層の間での日本酒の知名度を上げるきっかけに成り得る」と話した。他県のブースでも日本酒の出品が目立ち、16社中9社が自慢の地酒を披露していた。その他福島県「宝来屋本店」の「冷やし甘酒」、青森県「かねさ株式会社」の味噌とケチャップを配合した「みそチャップ」、味噌を粉末化した「パラミソ」など独自性の強い商品が来場者らの目と舌を楽しませていた。
