1959年9月28日サントス港着「あめりか丸」の同船者会が9月22日、サントス市で行われた。同日午前7時30分に聖市リベルダーデ広場に同船者と家族を合わせた13人が集合し、新潟県人会(南雲良治会長)会員を中心とした旅行好きの人たちと共に総勢28人で観光バスに乗り、サントス市に向けて出発した。
同船者会には、遠くレシフェから参加した久保洋深さん、クリチバから来た山内啓三さん夫妻の姿もあった。
サントス市ではモンテ・セーラをケーブルカーで上り、27年に建設された展望台からサントス市街を360度見渡した。その後、コーヒー博物館を見学、昼食をしながら和やかに歓談した。
午後は、世界一といわれる浜辺に建てられた「移民上陸記念碑」や大竹富江さん制作のブラジル日本移民100周年モニュメントを訪問。一行は遊覧船に乗り、サントス港を一周した。
サンパウロ在住の細樅良盛さん(91)は今回の旅で、53年前に下船した埠頭を見た時、「ああ感無量だ。ここが私たちのブラジルでの人生の出発点となったのだ」と、つぶやいていた。
午後6時、サンパウロに向け出発。一行はリベルダーデ広場で来年の再開を約束して別れた。(金子国栄)
2012年10月25日付
