サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)は10月27日、聖市リベルダーデ区の援協本部5階で第4回通常評議員会(大原毅会長)を開いた。会の冒頭、委任状の提出を含めて29人が出席したことが発表された。全評議員52人の半数を上回ったため、会議は有効となった。同会議では、先に開かれた定例理事会で承認を得ていた「2013年度事業計画案」と「13年度予算案」が読み上げられ承認されたほか、理事及び補充理事、正監査役及び監査役補のシャッパがそれぞれ承認され、菊地会長の続投が決定した。
あいさつに立った菊地会長は、サンミゲル・アルカンジョ市に建設中のSUS病院について「12月に落成式を行う。短期間で事業を推進できたことにお礼を申し上げます」と関係者に謝意を述べた。また、グアルーリョス市に新設を予定している特老施設の話題に触れ、「移住者が最期を過ごす介護病院」と紹介。さらに、援協の目指す方向性について「短期的には公益団体の認可取得、長期的にはPIPAの事業推進」と言及した。
続いて、佐々木弘一会計理事が「13年度事業計画案」と「13年度予算案」を読み上げ、承認を求めた。大原評議員会長が「反対の人は挙手を」と呼び掛けたが手を挙げる人は皆無で、両案はいずれも満場一致で承認された。
同事業計画案と予算案には、グアルーリョス市の施設に関する項目も含まれている。援協が次々に新事業を進めることについて、役員の中には「福祉団体の認可を取るための事業」と必要性を認めながらも、「無理してやらなくても」と警告を発する人もいた。
その後、選挙管理委員会(山内淳委員長)の主導で13、14年度の理事及び補充理事、正監査役及び監査役補の選出が行われた。理事と監査役でそれぞれ一つずつシャッパが提出され、いずれも承認を得た。
その後のあいさつで菊地会長は「援協は福祉団体として大きな社会的責任がある。基盤を守り、誠心誠意努力して参ります」と決意を語り、「次の選挙は次世代へのバトンタッチになる」と宣言し、次期限りでの退任をほのめかした。
同会議で承認されたシャッパの理事及び補充理事、正監査役及び監査役補は次の通り(敬称略)。
【理事】菊地義治、毛利連、尾西貞夫、山下忠男、坂和三郎、与儀昭雄、園田昭憲、清水明、永山八郎、佐々木弘一、柴牟田寛、安次富ジョルジ、洲崎順、中田和男、井上健治、佐々木憲輔、盆子原国彦、安武誠、丸岡正秀、杉本教雄、税田清七、具志堅茂信、井上茂則、木原好規、辻雄三、高山ジェルソン、早川量通、山口正、山下治、壇定則。
【監査役】知念直義、小田セルジオ、石浜譲、藁谷美代、与座弘、前田徳栄。
2012年11月2日付
