各都道府県紹介、日本食も販売
【アスンシオン発・毛利健人記者】パラグアイ日本都道府県人会連合会(パ県連、岸田省一会長)と在パラグアイ日本国大使館(神谷武特命全権大使) は10月26、27両日、アスンシオン市内の日本パラグアイ人づくりセンターで第3回日本パラグアイ交流展を開催した。同展は日パ両国の文化交流を目的 に、2008年より2年おきに開催されているもの。会場内では各都道府県紹介ブースのほか、日本食も振る舞われ、2日間で約1000人もの来場者を集め た。
26日午後7時より始まった開会式には来賓として坂本アウグスト進県連副会長、玉城道子青森県人会長がブラジルより訪れたほか、エルメリンダ・ア ルバレンガ教育省副大臣、ファレス・エイド在パ・レバノン大使、ルバロ・カステジョン在パ・チリ臨時代理大使、北中眞人JICAパラグアイ事務所所長らが 出席した。
初日、開会のあいさつに立った岸田会長は、「日本とパラグアイをつなぎたい。そして何かパラグアイに日系人が役に立ちたい」という思いがあったと述べ、同展開催に尽力した関係者たちに感謝を示した。
続いて神谷大使が祝辞を述べ、ステージイベントが行われた。オープニングにパラグアイの伝統楽器アルパと琴の合奏が行われたほか、安来節、居合道 などさまざまな演目が披露された。中でも、パラグアイ創価学会インターナショナルの子どもたちによる打楽器合奏が会場の耳目を集めていた。
2日目のステージイベントでは、鬼剣舞(おにけんばい)や太鼓演奏などが披露された。アスンシオン日本語学校の生徒たちが南中ソーランを踊った際には、満場の観客から大きな歓声が上がっていた。
常設ブースはJICAや現地企業のほか、北海道、岩手、新潟、群馬、東京、千葉、滋賀、兵庫、広島、香川、徳島の各都道県が設置。特に、群馬県 ブースでは、母県から送ってもらったという高崎だるまや桐生(きりゅう)織物などを展示し、来場者の関心を集めていた。同ブースで閲覧者に説明を行ってい た関ニルダ尚子さんは、「訪れたパラグアイ人から、展示物を売ってほしいと言われる」と話しており、好評の様子だった。
日本食ブースでは12種類の日本食を用意。とりわけ焼きそばの人気は高く、2日目は300食完売のために急きょ追加で100食を作るほどだった。そのほか、串かつやお好み焼きなども人気を集めていた。
会場は現地のパラグアイ人も数多く訪れた。アスンシオン市近郊在住のアナイ・ロペス・セミナラさんは同展を訪れて、「日本の自然を大切にする文化が好き。ぜひ日本に行ってみたくなった」と話していた。
2012年11月13日付
▽ こちらもご覧ください
【関連】 ブルクジャ便り 第13号 2012年11月 パラグアイ日本都道府県人会連合会 発行
