沖縄県人会(与那嶺真次会長)主催の第3回カジマヤーと第8回ウチナー芝居が、4日午後2時から聖市リベルダーデ区の同県人会館で開催された。今年のカジマヤー該当者は9人だが、高齢のためこの日は本人の出席者は1人もおらず、その家族や各支部代表が感謝状と記念品を代理で受け取った。
カジマヤーは、97歳の高齢者を対象とした沖縄独特の祝い。カジマヤーは「風車」の沖縄方言で、「高齢者が子供に還る」との意味合いがあるそうだ。
今年の該当者は、次の9氏(敬称略、カッコ内は出身地と伯国支部名)。
伊豆見さち(名護市、パトリアルカ)、平良朝進(具志川、カーザ・ベルデ)、国吉かず(本部町、サント・アンドレー)、金城トミ(糸満市、サンカエターノ)、松本よし(大宜味村、マリリア)、平良福信(名護市、リンス)、具志堅よし(八重瀬町、モジ・ダス・クルーゼス)、石川盛仁(名護市、ビラ・カロン)、亀谷タツ(今帰仁村、パトリアルカ)。
同催しでは開幕合同演奏に引き続き、与那嶺会長があいさつ。「9人のおじいさん、おばあさんがカジマヤーを迎え、最高の日だと思います」と対象者とその家族の貢献をたたえた。
「カジマヤー」担当の比嘉パウロ実行委員長のあいさつに続いて、「ウチナー芝居」の実行委員長を担当した具志堅シゲ子氏は「素晴らしいウチナーの伝統文化をお見せし、喜んでいただける舞台を企画しました」と述べ、同イベント実施の意義を説いた。
引き続き、カジマヤー対象者への感謝状と記念品がそれぞれ与那嶺会長から代理者へ手渡された。
その後、舞台上では琉球舞踊をはじめ、2世たちが原稿を読みながら「ウチナーグチ(沖縄方言)」での発表を行った。また、人情喜劇「別れの煙」がサンマテウス支部関係者により披露された。
2012年11月15日付
